楽しい算数の授業 2011年2月号
どの子もわかる!できる!算数授業の取り組み方

S319

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楽しい算数の授業 2011年2月号どの子もわかる!できる!算数授業の取り組み方

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ジャンル:
算数・数学
刊行:
2011年1月6日
対象:
小学校
仕様:
B5判 74頁
状態:
絶版
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目次

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特集 どの子もわかる! できる! 算数授業の取り組み方
どの子もわかる! できる! 算数授業の取り組み方
志水 廣
総論
1 自ら学習できる子を育てよう
杉山 吉茂
2 子どもの可能性に培い「どの子もわかる・できる」を目指す
高畑 嗣人
3 わくわくワークシートの活用法
堀 俊一
実践
[1年]どの子もわかり、ほめることができる授業
西田 直樹
[2年]既習と未習の明確化が「わかる」きっかけをつくる
井上 正人
[3年]今までの学習を使えば解決できる!(かけ算)
内藤 信義
[4年]学び合う授業が「わかる! できる! 子ども」を育てる
一瀬 孝仁
[5年]図と式をよむ(台形の面積)
藤井 博敏
[6年]?から夢中になる授業
山本 雅志
イチオシ! 板書紹介 (第11回)
思考の道筋が見える板書
志水 廣
〜第5学年 平行四辺形の面積〜
自著を語る
『改訂版 算数科教育の基礎・基本』
國宗 進相馬 一彦
早わかり! 算数の用語・記号 (第23回)
「底辺、高さ、底面」、「計算の工夫」、「正多角形」
志水 廣
学力テスト予想問題にチャレンジ! (第35回)
類似問題の解決方法をもとに説明する
草地 貴幸
〜説明条件を満たした論理的説明〜
算数教育ホットニュース (第107回)
学習活動の進め方と身につけたい力の設計と実践
金本 良通
授業力アップ! 今月の授業とつまずき指導
【1年】大きいかず
木 美里
〜10円玉がいくつかを考えよう〜
【2年】はこの形をしらべよう
大地 由美子
〜スタートマークをつけて、しらべよう〜
【3年】重さを調べよう
神谷 孝志
〜1sをこえる重さをはかろう〜
【4年】帯分数のはいった計算
板倉 聖子
〜帯分数を数直線で確かめよう〜
【5年】円周と円の面積
高橋 尚弘
〜円周率を使って円周や直径を求めよう〜
【6年】割合を使って
山口 雅俊
〜簡単な場合を手がかりにして考えよう〜
算数授業奮闘記 (第105回)
「問題解決の授業」の日常化を
武田 要
算数が好きになる問題
1年/おなじこたえに なる しきを みつけよう!
康 貴利
2年/分けた大きさはいくつ?
小林 英美子
3年/あめつかみ取りゲーム
東福 裕康
4年/どうやって分けたら…?
松村 信之介
5年/グランド一周勝負!
西田 智行
6年/どんなグラフになるかな?
平山 秀人
「ふきだし法」から見た新しい算数指導 (第11回)
思考過程を「可視化」することの意味(\)
亀岡 正睦
〜トリセツ「ふきだし法」〜
子どもの意欲を高める朱書き文例集 (第11回)
子どもの「ずれ」に対応する朱書き
井出 誠一
わかる! できる! 算数授業の取り組み紹介 (第11回)
どの子にもわかる・できる喜びを!―豊津小学校―
西田 珠美
新算数科授業のICTラクラク活用アイデア (第11回)
実物投影機を用いた算数授業
國眼 厚志
すぐできる! 自作教材教具の作り方・使い方 (第11回)
自在拡大器を作ってかいてみよう
辻 康孝
〜図形の拡大縮小の発展〜
編集後記
志水 廣
今月の楽しい問題 チャレンジコーナー
三角グラフって何だろう
東原 正ニ郎

特集 どの子もわかる! できる!算数授業の取り組み方

まず,拙著『算数力がつく教え方ガイドブック』から引用してみます。


 子どもは算数がわかりたい,できるようになりたい。どんなに理解の遅い子どもでも,わかりたいのである。算数がわからないということがどんなにつらいことだろう。子どもは算数がわからないとき,悲しい表情をする。

 多くの教師は,子どもが算数が「わかる」,「できる」と,「いいね。よくできたね。」と認め,ほめる。しかし,わからなかった子がいたときはどうであろうか。ほめようがないからあまり声をかけない教師も少なくない。これで本当に良いの? だって,課された問題は,子どもにとっては初めての問題なのだ。それを悪戦苦闘して考えているのだ。だから,この頑張りぶりをほめても良いではないか。「わからない」ことを受容して励ましてやりたい。「そうなんだよね。この問題は難しいんだよ。」とその子に声をかけてやりたい。できれば,「ああ,ここの部分まではあっているよ。ここからわからないんだね。」と部分的にでも肯定する態度でその子に接したい。

 もちろん,的確にアドバイスをして「わかった」「できた」ことを保障してあげたい。「わかった」瞬間,子どもはとてもいい顔をする。「そうだね。やればできるね。」と励ましてやりたい。「先生も嬉しいよ。」と言ってやりたい。算数教育の原点はここにある。それを一生忘れないでいてほしい。

 教室には,40人の子どもがいます。この子どもたちに学力を保障するのが教師の役割です。すなわち,「わからない」ことから「わかる」ように,「できない」ことから「できる」ようにしたいのです。しかも,全ての子どもに保障したいのです。そのために,算数の授業はどうあればよいのでしょうか。志水は,○付け法や適用問題定着法を開発してきました。他にも様々な方策や手だてがあると思います。

号では,全ての子どもに「わかる」「できる」を目指した算数授業の改善の方策を述べ,具体的な実践事例とともにご紹介します。


志水 廣

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