- 特集 基礎学力を保証する「学習モデル」
- 基礎学力を身に付けるためには学習モデルの創造が必要である
- 向山型算数の学習モデルにおける一つ一つのパーツは「勉強ができない子」にも極めて有効な指導法である
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- 国語科における学習モデル
- 医学・脳認知科学などの研究成果によって学習モデルは創造される
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- 向山型国語で何が変わったか
- 向山型は国語のテストの点数も保障する
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- 学習モデルは子どもに力をつけ、教師の教材研究を楽にさせた
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- 微細なパーツの威力を実感!
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- 算数科における学習モデル
- 向山型算数には基礎学力をどの子にも保証する明確な学習モデルがある
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- 向山型算数で何が変わったか
- 何度も挑戦できるシステムが力をつける
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- 学習する意欲・自ら学ぶ方法を身につけさせる向山型算数授業が子どもの基礎基本を身につけさせる
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- マイナスサイクルからプラスサイクルへ 教師も子どもも楽しい毎日
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- 社会科における学習モデル
- 「一字読解指導」をモデルに基礎学力をつける
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- 向山型社会科で何が変わったか
- 向山型社会は、教師の「教材研究」・「授業構成」を深く追い求めさせてくれる。
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- 子どもの内部情報の蓄積からスタートする
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- 「基本モデル+向山学級の子どもたちの作文」の中にヒントが溢れている
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- 理科における学習モデル
- 骨太に枝葉を刈り取って単元を構成する向山型理科授業
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- 向山型理科で何が変わったか
- 効き目のある指示である
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- 「向山式自由試行」で「五年・ふりこの授業」を組み立てる。
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- 「自由試行」のすばらしさにつきる
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- 基礎学力保証への学校の取り組み
- 教務主任として
- 「山鹿小学力保障研修会」の取り組み
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- 校長として
- 情報提供と研修を仕組む
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- できない子ができたあの感動
- 「説明しない」「変化のある繰り返し」でAさんが変わった
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- ドリルをやりきれなかったA君ががんばれた訳 計算スキルが全部できたよ、先生
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- 音読指導で、子どもが変わった!
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- フラフープが回せた! 動きを分解して基礎学習の基礎を作る
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- ミニ特集 五色百人一首 地方大会の盛況
- 上野寛永寺東京大会、大盛況
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- 名所・旧跡で四十大会
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- 五色百人一首大会は「待ち時間0分」の対戦カード方式で!
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- 大雪に中の開催 第1回五色百人一首茨城県大会
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- 大阪府内で三大会実現!第一回大阪市内大会顛末期
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- 一人一人の汗を結集して大会を成功させよう
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- 子どもの顔が輝く五色百人一首県大会
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- イラストでみる「新教育課程」
- シャープペンではなく鉛筆を
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- 授業上達論 追補 (第119回)
- つい20年前迄、授業中のシャーペン禁止は教育界の常識であった
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- 編集前記
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- グラビア
- ADHDの子どもはどの学級にもいるのが普通だ ほか
- これからの授業を創る
- 総合的学習/ボランティアの授業
- JVEチャンネルの開設 幅を広げてボランティア教育を考える
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- 総合的学習/インターネットの授業
- フラッシュを使ったリサイクルの授業
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- 総合的学習/食の授業
- 福祉ボランティアから町づくりへ
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- 総合的学習/小学校英語の授業
- 「えいごリアン」で、英会話に親しむ
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- 論理的思考力を鍛える (第9回)
- 論理的思考力を鍛える三つの条件
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- 子ども調査研究 (第9回)
- 学校の楽しさは学年とともに変わる
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- すぐれた実践から学ぶ
- この目で見た向山情報 (第33回)
- 並はずれたプラス思考
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- すぐれた実践から学ぶ
- 学級崩壊からの生還 (第21回)
- 出会いを大切にし、謙虚に学ぶ
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- 向山型算数指導法で何が変わったか (第21回)
- ほめ言葉が増えた! そしてほめることで子どもが変わった!
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- すぐれた実践から学ぶ
- 向山洋一を追って (第45回)
- 〔第17巻〕『ふるさとの木の葉の駅の授業』(5)
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- 向山実践の原理・原則 (第93回)
- 「ノートにうつしなさい」というのは簡単な指示でも、向山が言うのと他の人が言うのでは異なる。こんなに違うのかというほど異なる。ライブは「イメージ」「リズム」「テンポ」を知るために必要なのである
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- 体験 私の幼児教育 (第33回)
- 私のシングルエイジ教育とその伸び(パート1)
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- 到達度評価のテスト (第9回)
- 算数到達度テストは教科の例題を使え!
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- 酒井式の新しい広がりX (第9回)
- 酒井式原理原則いっぱいの「シャワーをしたぼくわたし」
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- TOSSインターネットML (第9回)
- 『中学ML』
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- 〜TOSSランドの中学コンテンツを三倍にしよう〜
- 真理子のザ・宿題 (第129回)
- 教科書通りの研究授業
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- TOSSインターネットランド (第81回)
- TOSSランドにコンテンツを登録しよう!
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- 全国ペーパーチャレラン (第117回)
- 漢字・ローマ字チャレラン ルール・応募方法
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- 漢字・ローマ字チャレラン/9月号ランキング
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- 授業をかえる 学級をかえる
- 教え方教室・セミナーで心から思ったこと
- 向山先生の講座は発見の宝庫
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- 問題解決学習との闘い
- 「問題解決学習は問題である」と主張し続けた3年間
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- どうにも大変だった保護者達
- 我が子かわいさのあまり……
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- 検証 実力アップ教材・熱中教具
- 「じつれいじてん」を活用して短時間ではがきを書く
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- ドラマを創る教師たち
- 漢字文化の授業
- 「人」で漢字文化の授業 感じよう!漢字に秘められたパワー
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- 若手主任奮戦記
- 楽しくて仕方のなかった教務主任
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- 若く名もなくこの地に教師として生きて
- ダメ教師を救ってくれた出会い
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- サークルに参加して得たもの
- 教師という仕事に誇りと生きがいを持たせてくれたサークル
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- 法則化中学の授業
- いつも心がけていること
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- 全国ネットワーク活動中
- TOSS中学機関誌『トークライン中学』
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- 中央事務局日誌
- ADHDの子どもの指導
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- インターネットホームページの検証
- 使い方を教える時代から使って授業を組み立てる時代へ
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- 授業で使ったホームページ
- 語りを教えてくれたサイトがTOSSランドに大変な時に力づけてくれ、後押ししてくれたHP
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- Free Way 読者のページ
- 編集長日記
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- HOUSOKUKA NEWS
- 向山洋一教え方教室(教え方授業道場開設迫る) ほか
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編集前記
▼「学校は基礎学力を保証する」ことが、これから、強く強く求められるようになる。
公立学校は信用できない という批判も、多くは「基礎学力」をめぐってである。
▼今年度中に、文科省は大々的に「学力調査」をする。
世論は「学力は低下している」という大合唱であり、事実で結果を出さねばならない。予備調査は、すでに終っている。
▼多分、学力は低下しているという結果が出るだろう。
算数一つとっても「問題解決学習」花ざかりであり、「学力低下を招く学習方法」を日本中でやっているのだから、当然だ。
▼学力テストの結果発表で、基礎学力論の大論争となる。大々的にされるだろう。
▼論争は各論が、用意されている。
一つは、到達度評価と規準・基準である。
一つは、習熟度・少人数学習である。
一つは、学校の説明責任(実行責任)である。説明責任とは、学力保障の説明責任である。
一つは、学校評議会である。
一つは、学区の自由化である。
▼以上のことは、一つのセットとなっており、全体として、二十一世紀の学校像の基本スケッチとなっている。
いずれも、法的措置があり、ごまかすことはできない。
▼教師にとっての「学力問題」とは「学力を保障する授業」が最大テーマである。
大切な問題を正面から扱う人は少ない。
しかし、これこそが教師として正対すべきテーマなのだ。
▼先日、富山県の杉田校長から「学力低下を憂える原稿」が送られてきた。
学力問題に正面からとり組んだ力作だ。
樋口編集長にまわした所、即座に印刷に入った。日本にも、こういう校長がいて、こういう実践があると勇気づけられる。
▼基礎学力を保障するのは、一つ一つの技術ではない。
それらを組みあわせた「システム」である。「システム」を使いこなした「学習モデル」である。それを特集した。
▼五色百人一首はますます広がっている。学級づくりに絶対必要なのである。子どもが喜び、熱中し、クラスがまとまるからだ。それとともに全国各地で大会が開かれている。
(向山)
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- 明治図書