- 特集 知的けんか・討論の授業
- 知的けんか・討論の授業
- 討論の授業のための三つの基礎体力
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- 私が見た向山学級の討論の授業
- 向山学級の討論は普通のクラスとどこが違うのか
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- 3・4年が向山学級の子は、5年でどのように討論の授業をリードしたか
- 向山学級の子どもたちが、「討論」の授業をつくる
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- 討論の授業を創る実践
- 討論授業を支えているもの・こと・ことばを身につけさせる
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- 「高段の芸」の中味を提案する。
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- 徹底分析 向山学級と築地学級の討論の違い
- 向山学級の討論の知性と伸びやかさ。それは築地学級と何が違うのか。知的で高度な論点。しかも自然で生き生きとしたムード。向山学級の討論の本質とは。
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- ここから始める初歩の討論授業への道
- 教科書本文から証拠を見つけさせる
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- 集合知の授業をしてまず質疑応答ができるようにしよう
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- ステップ1 指名なし音読
- 書いてあることを読む。これは、立つことの耐性を付けている。
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- ステップ2 指名なし発表
- 発言のずれを指摘する
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- 「型」を教え、ほめること
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- ステップ3(上)指名なし討論の導入
- 反論ができる子にする
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- 「ステップ」という思い込みを排除せよ
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- ステップ3(中)指名なし討論のノート指導
- 思考過程が見える!
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- 「書くこと」が討論授業の基本である
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- ステップ3(下)指名なし討論
- 討論をしきるスキルを身につけさせる
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- 発表を討論につなぐ一歩
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- 私の指名なし討論の導入
- 「指名なし」の瞬間までに為す指導
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- 討論へつながる指名なし発表
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- 討論の授業を行うならば教師がまず体験せよ
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- 討論に値する論題で導入する
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- 指名なし討論へのあこがれ
- 暗唱指導と写真の読み取りが、ダイナミックな討論の授業の基礎体力作りになる
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- 本物の討論は、のびのびとして心地がいい。
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- ミニ特集 発達障害の子が熱中した教材・教具
- 医学の世界から高く評価されるTOSSの教材・教具
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- 発達障害の専門医(小児科医)から見たTOSS教材の優れた点
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- ペーパーチャレランで生まれる事実
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- 「暗唱・直写スキル」
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- 発達障害の子どもたちにも効果絶大スーパー教具 百玉そろばん!
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- 唯一効果があった「百玉そろばん」
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- Google Sketch Upに学校一のAS児が熱中する三つの理由
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- 全国ペーパーチャレラン (第213回)
- 問題A「5(ファイブ)ピラミッドチャレラン」
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- 問題B「マッチングチャレラン」
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- ルール・応募方法
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- ランキング
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- 編集前記
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- グラビア
- 「身銭を切る免許更新制」─現場が受けたい講習とは─ ほか
- 新学習指導要領への対応講座
- 新学習指導要領への対応講座
- 向山洋一の仕事を再度おさらいする(2)
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- PISA型読解力の授業
- TOSS国語スキルで力をつける
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- 伝統文化の授業
- おいしさのひみつ 日本が生み出した味、「うまみ」
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- 習得する算数授業
- 学年一のやんちゃ坊主がうつしまるくんを書いた瞬間!
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- 最新調べ学習観光立国
- 世界へ「私の好きな日本」を発信する『Doodle 4 Google』
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- 感動の理科教育
- 調べて知る活動で感動を生む
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- 熱中して話せる英会話授業
- ゲームもTOSS型で知的に
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- 子どもが学んでいく音楽授業
- 簡単! 快感! かっこいい!
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- 発達障害の子が熱中する授業・教材
- 言葉を伴わない提示の仕方を学ぶ
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- 子どもを捉える流行の歴史 (第11回)
- 若者の仲間行動の25年間の変化
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- 親が変わらなければ、子どもは変わらない (第11回)
- 現場に巻き起こる麻痺と錯覚C
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- TOSSビギナーズ講座
- TOSSビギナーズ講座
- TOSS学生の実力
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- 地球環境教育
- 新エネルギーの可能性と課題
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- ボランティア教育
- 特別支援学級児から学ぶ、フォローの仕方
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- ライフスキル教育・エイズ教育
- 自己肯定感を高めてあげられる教師になる
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- 分析批評の国語授業
- 伴一孝氏が示した向山型の思想と技術
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- ペーパーチャレランを使って
- クラス全員が熱中する! やんちゃな子が活躍する!
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- 全員とびばこ跳べた、全員満点のテストが続出
- 発表ができなかったAちゃんが、発表できるようになった!
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- 地球温暖化を解決する日本の最高技術の環境セミナー
- 日本は環境問題のトップランナーである
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- アスペルガーの生徒の教育 翔和学園
- 見通しを持たせ、達成感を味わい、やる気を引き出す
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- 学級崩壊を救った五色百人一首と大会
- 学級崩壊を防いだ四つの効果
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- 熊本海浦小 学校の全員が必達目標の学校づくり (第11回)
- 必達目標は情報公開を前提とする
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- 酒井式2009 (第6回)
- 新シナリオ「木のある風景」
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- 続・向山洋一を追って (第66回)
- [第51巻]『向山学級の日記で探る児童の活動』(上)
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- 向山実践の原理・原則 (第191回)
- すぐれた教材・教具はできる子もできない子も夢中にさせる。
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- 新任当時の挫折をこう乗り越えた
- 授業のつかみがすべてと知った
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- 学び続ける教師だけが、子どもの前に立つことができる
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- TOSS教材 ユースウェア講座
- 【あかねこ漢字スキル】授業時間内で漢字の力をつけさせることができる。学習システムが確立して見通しをもって学習できる。
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- 子ども百玉そろばんで、数の量感をつかむ!
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- 研究授業講座
- 嘘をつかない〜結論〜 楽しくやる〜特徴的な研究活動〜
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- 研究授業の機会に先行実践を洗い出す
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- やってはいけないこんな指導
- つめてはいけない お目こぼしを意識しよう そのU
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- 緊張感を欠いた授業は子どもの可能性を踏みにじる。
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- TOSS・前進中
- 学生サークル/笑顔で褒め続ける
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- TOSSサークル紹介/初任者の味方になりたい
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- TOSSサークル紹介/成長サイクルにのる
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- TOSSランド案内/パソコンのそばに「TOSSランド使いこなしBOOK」を置きましょう!
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- Free Way 読者のページ
- 編集長日記
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- セミナー案内
編集前記
▼討論の授業は魅力的である。一度見た教師は、あこがれを抱く。
▼しかし討論の授業は、高段の芸である。誰でもできるわけではない。
▼TOSS技量検定で、B表つまり、シングルの級を持っているレベルは必要だ。
▼つまり「授業」の「技量」が、かなりのレベルの高さであって、「授業の組み立て」の基本がわかっていて、子どもの意見を瞬時につかまえ、反応することが必要となる。
▼討論の授業を指導する教師が「研究会」「職員会議」で「論争ができない」のでは、話にならない。
上品なことば、上品な態度で、知的な論争ができることは、当然必要である。
▼子どもたちが、自由に育てられてなければならない。何と言っても、大切にされることが日常的にされてなければならない。
▼子どもの意見を即座に判断できる「視点」も大切だ。どの意見が大切なのかを見抜く力が必要だ。
▼一見「はずれている」と思える子どもの意見が、大切な場合も多い。
教師の判断の幅が広くないと、ダイナミックな討論はできない。
▼また「知的」な授業が、日常的にされてないと、討論もできにくい。
子どもの討論の質は「教師の知的水準」「日常的な授業の知的さ」を反映する。
▼知性豊かな教師だけが、子どもを一人一人大切にする教師だけが、討論の授業をすることができる。
▼「他人からどう思われているか」ということが気になる人には、無理だ。
▼このように、けっこう大変だ。だからこそ、挑戦をする意味がある。野球少年が、甲子園を目指すようなものだ。
▼すべての授業は、討論の姿になることをあこがれるのである。
▼そして、このような一般的な教育のほかに「討論の授業」そのものの「原理」も学ばなくてはならない。
▼教師になったからには、ぜひ、討論の授業を目指してほしい。向山学級、大森学級という二つのクラスの実践例もある。
▼追いかけ、追いつき、追いぬいてほしい。
(向山洋一)
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