- 特集 “向山型学級集団づくり”を生み出す法則
- 向山型学級集団づくりの法則
- 「自由」で「平等」な場からの出発
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- 未来につなげる!個々も集団も伸びる向山型学級づくりの秘訣
- 向山型学級づくりの秘訣は「伸びやかさ」である
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- 日本教育史における「向山学級からの問題提起」の価値
- 向山氏はこれまでになかった新たな視点から学級集団づくりの実践を行ってきた。本論はその秘訣のエッセンスを具体的にした。「積み上げ方式」でなく「逆算の発想」を持ち、組織論、リーダー論、活動論の枠組みを示し、まさに子どもが主人公のしなやかな集団を構想し実践し…
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- 向山学級以前の学級づくりと向山型学級づくり、何が違ったのか
- 向山の前に向山なく、向山の後に向山なし
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- 憧れ追い求めたがたどり着けなかった向山学級の事実
- 向山学級の事実にたどり着けた教師はいない。これからもいない。向山学級の事実を「憧れ追い求める」教師は教師冥利に尽きる
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- 今こそ伝えておきたい「この目で見た向山学級の裏技」
- この目で見た向山学級の鍛えられた子どもたち
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- 実況中継!21世紀の教育課題を打ち破る「向山型学級づくり」
- 小学校/向山学級との比較
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- 中学校/不易を身に付けた上で流行を追う
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- 特別支援学級/集団の力を使う学級づくり
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- 学級崩壊立て直しのスキルはすべてTOSSで学んだ
- TOSSセミナーで学んだ崩壊立て直しのスキル
- セミナーに出かけて仲間と語れ!
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- TOSSサークルで学んだ崩壊立て直しのスキル
- サークルの模擬授業で崩壊立て直しのスキルを学ぶ
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- 師匠向山洋一の組織づくりから学んだ崩壊立て直しのスキル
- 裏文化でつくる教育システム
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- ピンポイントでお悩み解決!向山型楽しい集団づくりの法則
- 朝の会で楽しく集団づくり
- 朝の会は短い方がよい!
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- みんなが平等の給食指導
- 教師が仕切って、楽しく給食指導
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- 休み時間のお勧め遊び
- 裏文化を支える休み時間の遊びは「モノ」が勝負
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- 子ども自ら動く清掃指導
- 年度当初に仕組みを作り、一緒に掃除を行っていく
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- 帰りの会でのお勧めの語り
- 向山型楽しい集団づくりの法則
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- 個性が爆発!係活動
- 自由で伸びやかな係活動は、教師の度量できまる。何でも認め、成長させるシステムを作ることだ。
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- 個と集団、どちらも伸ばす日記指導
- 「努力のエビデンス」毎日書く行為を数値で自己評価させる効果
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- 全員が仲良くなる裏文化・イベント
- 全員が参画するシステムを作り、楽しくイベントを行う
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- 意見が飛び交う学級会
- できるだけ介入しない
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- 「たった一人の例外」も作らない行事指導
- 向山式演劇指導は、公平なシステムのもと、一人ひとりが挑戦し、活躍する指導である
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- ミニ特集 五色百人一首の活用法
- 五色百人一首〜十八年間やって一億円の価値はありました〜
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- 五色百人一首は、つながりシステムのアイテムだ
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- 五色百人一首が一人歩きを始めた
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- 誰でも五色百人一首の指導法を身につけられる
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- 知的障がい児に「一人取り」と「教師との対戦」で成功体験を保証する
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- 授業の原則 (第45回)
- 授業の腕をあげる法則 その2
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- 〜技量を向上させる常識的方法(4)〜
- 授業の力量をみがく (第45回)
- 向山洋一氏と重なる豊口協前長岡造形大学理事長の改革者としての気概
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- 〜各大学は生き残りをかけて改革に取り組んでいると言うが指揮官の気概は如何に〜
- 編集前記
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- グラビア
- 新たな中央事務局検定がスタート 第1回 全国中央事務局授業技量検定セミナー 2014.9.6 ほか
- 酒井式2014 (第5回)
- ひつじ年のカレンダーと年賀状
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- 向山実践にイチャモン?追っかけ?バトル (第8回)
- 【イチャモン高段者】「教えない役づくり」とはどのようなものだったのか?
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- 【イチャモン有段者】交換法則を教える授業
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- 【追っかけ】イベントで文化を作っているか
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- 伴先生のコメント
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- 全国ペーパーチャレラン (第271回)
- ルール・応募方法
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- 計算ピラミッドチャレラン
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- (9月号)ランキング/応募者からの手紙
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- 教科指導の基本
- 国語 (第45回)
- 題名から「やまなし」の授業化へ
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- 算数 (第45回)
- 式や記号を使わずに、すべて数字と言葉で示せ
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- 理科 (第45回)
- 三年「太陽の光を調べよう」の授業 その2
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- 社会 (第45回)
- 板書の評価基準
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- 体育 (第45回)
- 誰でもできる表現の指導
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- 音楽 (第45回)
- 個別評定「短時間であっという間に上達する」
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- 生活指導 (第45回)
- 五色百人一首が学級と授業を明るくする
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- 道徳 (第45回)
- 歴史の表舞台に登場しない人物の偉業を授業するA
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- 英会話 (第45回)
- 英語が苦手な子も夢中になる「カルタの使い方」システム
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- 続・向山洋一を追って (第123回)
- 〔第81巻〕『向山が切り拓く特別支援教育』(4)
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- 〜向山青年教師によって生まれた感動のドラマ・「ぼく死にたいんだ」A〜
- 向山実践の原理・原則 (第249回)
- 授業力のない管理職、指導主事は「どうでもいいこと」を「さも大切に」指導する
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- TOSS保険は教師を助ける (第25回)
- TOSS保険の会員になるには
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- 議員さんに議会で質問してもらいたいこと (第25回)
- 高層化する人間ピラミッドは命に関わる。見直す必要がある
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- 特別支援の授業
- 日本最先端 翔和学園 (第45回)
- 教師がどっしりと安定した大人であることの重要性
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- 特別支援の授業
- 特別支援教育の課題 (第33回)
- 保育と就学・就学後の巨大な溝
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- 特別支援の授業
- 中学で生まれたドラマ (第45回)
- なぜ、何のためにその活動をさせるのかを明らかにしよう
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- 笑顔で教えて笑顔でほめる (第45回)
- 本物の授業は、美しい
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- 医療連携での模擬授業 (第45回)
- 安原ドクターの勉強会で子どもも教師もしあわせになる
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- 保護者・教師セミナーで訴えたこと (第45回)
- 高度な授業内容だから熱中する!
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- そうだったのかとわかった授業 (第45回)
- 授業に特効薬はない。正しい努力を積み重ねるしかない。努力の方向性はTOSSが教えてくれる
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- 社会貢献活動
- まちづくり活動展開中 (第45回)
- TOSSが観光庁長官表彰
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- わが地域のまちづくり活動 (第45回)
- 写真俳句でつながる
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- 食育・食卓教育 (第45回)
- ふるさとにある郷土料理を作る
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- 観光立国教育 (第45回)
- 社会貢献活動で増える応援団
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- 子どものコミュニケーション能力を育てる郵便教育 (第45回)
- 「宛名を正しく書く力」「相手への気持ちを表す力」を育てる郵便教育を地域で展開していこう
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- 環境教育最前線 (第45回)
- 太陽光発電の実態を知る
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- 教科書・教具のユースウェア
- 算数教科書の使い方
- 「めあて」不思議な存在
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- スキルの使い方
- 「話す・聞くスキル」は、特別支援を要する子を熱中させる
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- かるたの使い方
- 向山式暗唱指導、フラッシュカードと連動させながら楽しめる「五色名文・格言暗唱かるた」
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- なわとびの使い方
- 「良さ」を理解しやすい解説入りの注文袋+具体的エピソード
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- 新卒時代*挫折をのりこえてきた (第45回)
- どんな授業も楽しいそうに授業をする。あなたが大好きだという気持ちで接する。
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- 挑戦する大切さを教わった日々
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- 学生時代 (第45回)
- 【TOSS学生の授業修業】例会に来てくれた一人ひとりを大切にする
- 【TOSS学生の授業力】模擬授業力だけではない新たな文化を創造する
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- 全国サークル案内 (第45回)
- 12月
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- TOSS最新講座情報
編集前記
▼二〇〇一年正月の向山のメッセージ。
▼「病気の治癒率を検討しない医学の研究」など、考えられますか。そんなこと、ありえないのです。教師は、子どもを教育するのが仕事。その教育の研究なら、「子どもの事実」が出て当たり前です。
▼ですから、「子どもの事実」を出さない研究は、すべて偽物です。やる価値のないものです。時間のムダです。
▼「子どもの事実」を検討することに反対する教師は、すべて偽物です。デタラメな教師です。つきあう必要はありません。汚れます。
▼事実を測定するもう一つの基準は、自分です。自分が、腹の底までズシーンとくるような体験をした研究、実践なら、それは本物です。他の誰が何といおうと、それが自分にとっての真実です。自分の身体の奥底に、自分の心の芯に届いた感動的な真実は大切にすべきです。
▼私に言わせれば、それは運命の神様が努力する人に与えたメッセージなのです。
運命の神様は、言葉を話せません。
しかし、「事実」によって、貴方に教えようとします。
駄目なときは「苦しみ」を、すばらしいときには「感動」を与えてくれます。
▼そうした感動をそまつにすると、運命の神様は「駄目な奴だ」とそっぽを向いてしまいます。
「それなら、もっと苦労をしなさい。私は知らないからね」というわけです。
▼五点をとった子が、九十点をとることは感動的です。
しかし、私は、五点の子が十点をとっても、感動してきました。
それは、教師の出発点に、障害児教育の本を読み、たった数ミリの前進が、どれほど大切なことか理解していたからです。
▼子どもの小さな一歩を見つけることができ、その小さな一歩を感動することができる教師なら、次々と成長することができます。
私自身が、そうだったのです。
▼「事実」とは本来、小さなものです。カケラです。見る目のない人は見のがします。
▼しかし、哲学のある人、真実の人は、一つ一つの小さなカケラのような事実を大切にし、奇跡のような事実を創り出すのです。
▼「子どもの事実」と「教師の実感」その二つだけが教育実践の評価の基準です。
(向山 洋一)
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- 明治図書