- 特集 特別支援教育“有効な統率力”最新情報
- 「なぜ特別支援の子どもが増えている?」と聞かれたら
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- 医師が提言 特別支援教育―原点はここだ
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- 現場レポート=特別支援教育最前線
- インクルーシブ教育のこれから
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- 医師のチームとコラボした最新の取り組み
- 専門医・研究者をつなぐ
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- 二次障害をおこさない体験活動プログラム
- 翔和ファームプロジェクト
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- アシスティブ・テクノロジー(AT)活用レポート
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- 読み書きの困難さを持つ子どもに対する支援
- 視機能・視覚認知を中心に
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- 高校の特別支援教育―最前線
- 共生の空気づくり
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- 薬や治療法による支援レポート
- 「安定」と「本来の力の発揮」を引き出す
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- 発達障害児の就労支援―最前線
- 就労準備で大切なポイント
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- QAで研修!いまさら聞けない特別支援教育の基礎基本
- そもそもLDとADHDの違いって?
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- 自閉症と高機能自閉症の違いは?
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- 障害の特性で授業や指導の方法を変える必要がある?
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- 特別支援教育児と周りの子どもとのかかわり方は?
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- 特別支援教育コーディネーターとのかかわり方は?
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- QAで研修!“授業の困った場面”で有効な統率力
- 授業中に突然暴言を吐く子には
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- すぐに集中が途切れる子には
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- 問題が解けないとパニックになる子には
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- 突然立ち歩く子には
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- 友達の邪魔をする子には
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- QAで研修!“学級の困った場面”で有効な統率力
- 友達の輪に入れない子には
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- 友達のものを盗んでしまう子には
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- 給食で偏食が多い子には
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- 係活動に取り組まない子には
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- 掃除をさぼる子には
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- 校内研修必須テーマ=ポイントはここだ
- 就学時健診=ポイントはここだ
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- 教育記録の取り方=ポイントはここだ
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- 保護者面談=ポイントはここだ
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- 進路指導=ポイントはここだ
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- 外部機関との連携=ポイントはここだ
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- 個別の支援計画作成=ポイントはここだ
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- ソーシャルスキル育成=ポイントはここだ
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- 自尊感情の育成=ポイントはここだ
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- 大人の発達障害?“困った同僚&保護者”への対応策
- 「困った同僚・保護者が自分を成長させるチャンス」 前向きに乗り越える
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- 法的措置に訴えることも必要である
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- 大人は変えられないから、味方になってもらうしかない
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- 対応の原則に、大人も子どもも大きな違いはない!
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- 必読文献を授業&学級経営に活かす目
- 『「自尊心」を大切にした高機能自閉症の理解と支援』を読んで〈別府哲,小島道生編,有斐閣選書,2010〉
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- 『ADHD・LD・アスペルガー症候群かな?と思ったら』
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- 『発達障害のいま』こそ教師の必読書
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- 『からだが語ることば』を読んで
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- 小特集 学級を荒らさない―二学期初日プラン
- 〈小学校低学年〉笑顔と安心感を引き出すしかけづくり
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- 〈小学校中学年〉だれさせない、活力いっぱいの一日スタート
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- 〈小学校高学年〉活動に、シンプルなメッセージを
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- 〈中学校〉特効薬はない、漢方薬の発想で
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- 私の教室環境づくり―ポイントはここだ (第5回)
- 楽しくなければ「学級」じゃない
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- 〜伴学級5年生の節分スナップと、理科室経営の様子である。〜
- 私のクラスの“学級通信”or“学級新聞” (第5回)
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- 表紙の絵・目次の作品 (第5回)
- 読書感想画への道5/【学校の好きな風景】
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- 授業と学級づくりのインターフェース=今月の先回り布石 (第5回)
- 〈1・2年〉夏休み お手紙大作戦
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- 〈3・4年〉様々な場面で表現させる
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- 〈5・6年〉懇談会・個人面談は普段の準備がものをいう。「もの」が子どもの様子を語ってくれる。
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- 谷和樹プロデュース ビギナーズ・泣き笑い道場 (第5回)
- この指導案=ここを赤ペン添削すると大成功!
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- 〜1 モノを用意する 2 「追試できる」指導案づくり〜
- この学級経営案=ここを赤ペン添削すると大変身!
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- 〜必ず習得させたい内容とその基準を数値で示した学級経営案〜
- 「係・当番・日直にリズムとテンポ」 (第5回)
- 8月の重点:2学期の係・当番を決める
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- 今月の学校イベント=企画〜本番の準備・組み立てシナリオ (第5回)
- [生徒会選挙]生徒会選挙では、「いつ」「何人」と数字を明確にする
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- 実物紹介=今月の生活目標 (第5回)
- 暑さに負けずテキパキ動こう
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- 今月のしつけ・重点目標はここだ! (第5回)
- 生活リズムを維持させる
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- 師尾喜代子プロデュース“ルールとモラル”を樹立する教室づくり (第5回)
- 【今月のルールづくり】掃除のルールづくり
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- 【今月のモラルづくり】物隠しがあったときの語り
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- 生徒指導主任日誌=教師の本気度こそが試されているのだ! (第5回)
- スピードが信頼を生む
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- 特別支援教育に正対する=教師の剣が峰はここだ! (第5回)
- 受け入れてあげることから始める・2
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- 編集後記
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- スキマ時間に使えるトレンド情報 (第5回)
- “エピソード漢字”
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- 〜漢字の成り立ち、マイクラスでカスタマイズ!〜
編集後記
授業中に足を机の上に投げ出す子、机に突っ伏したママ動かない子、周囲をキョロキョロ落ち着きなく見回す子……参観した普通学級の一場面です。
参観後、担任の先生にお話を伺ったところ、「支援の必要な子どもがクラスに4人いるんですよ。加配の先生が見てくれるときはいいですが…」とのお話。特別支援学級の経験もある、ベテランの先生ですが、かなり困っているご様子でした。
とはいえ、参観して、この学級のことを“すごい!”と思ったのは、支援の必要な子どもたちを、それ以外の子どもたちが受け入れている様子が見られたことです。これは、学級担任の日々の指導、“統率力”があるからではないでしょうか。
このような“統率力”を身につけるには、それぞれの症例に応じた対応はもちろん、周囲の子どもに、どう働きかけていくかも重要なポイントだと思います。
また、昨今では、ディスレクシアの研究やiPadなどのデジタル機器を活用した支援体制の確立など、日々、新しい取り組みが進んでいるようです。このような動きをキャッチすることも、“統率力”の一つだと思います。
今回の特集では、ますます必要となる、特別な支援を要する子への対応をどのようにすすめればよいのか、もう一度学びなおしたい基礎基本から、最先端で行われている取り組みまで、様々な観点から、最新情報をご紹介いただきました。
(茅野 現)
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- 明治図書