- 特集 「魔の6月」を乗り切る!学級&授業づくり3原則
- 巻頭論文
- ひき算発想の原則で学級づくり・授業づくりの再構築を!
- /
- 「学級づくり3原則」基礎基本と3か月目のチェックポイント
- 子どもたちとの関係は「縦糸・横糸」張りでつくる!
- /
- 学級の仕組みは「3・7・30の法則」でつくる!
- /
- 目標達成法で「群れ」から「集団」をつくる!
- /
- トラブル増の「魔の6月」―乗り切る学級づくりのアイデア
- 小学校低学年:やる気を伸ばす全員参加の学級経営
- /
- 小学校中学年:縦糸と横糸のバランスを意識する
- /
- 小学校高学年:淡々粛々+規律&楽しさ
- /
- 中学校:「個」と「集団」を見守り、見つめて
- /
- 中学校:魔の6月ではなく、魔[?]の6月にしよう
- /
- 日常授業を豊かに充実!「授業づくり3原則」―指導言、活動、フォロー
- /
- 授業マンネリの「魔の6月」―打破する日常授業のアイデア
- 国語
- 音読と心情語の活用で読みを深める
- /
- 書くことの学習を意欲化! こうして六月を乗り切ろう!
- /
- 算数
- 協同的な語り合いで全員参加の授業づくり
- /
- みんなに安心! ユニット授業&予習
- /
- 初任者必見!「魔の6月」の学級システム―チェック&改善ポイント
- 生活習慣のシステム
- 児童の関係性の把握のためにシステムを見直そう
- /
- 授業のシステム
- 授業システムを2つの視点でチェック
- /
- 休み時間のシステム
- 休み時間も学級づくり
- /
- 朝の会・帰りの会のシステム
- 「サークル」の継続による集団づくり
- /
- 係・当番活動のシステム
- 「魔の6月」こそ、チェックのチャンス!
- /
- 60日目に見えてくる「友達関係」―把握と介入のアドバイス
- 小学校
- 「子どもカルテ」と「虫退治」
- /
- 主観的・客観的なデータから友達関係の把握を
- /
- 笑顔溢れる毎日のために
- /
- 中学校
- 授業の中でも集団づくりを
- /
- 友達関係の構造から思考する
- /
- どんより空気を一掃!梅雨時おすすめ室内ゲーム
- 小学校
- 授業と遊びを結びつける―雨の日の「ことわざすごろく」遊び!
- /
- みんなで盛り上がろう! 「仲間意識を高める」ゲーム
- /
- 時間とモノとアイデア次第で教室が楽しい空間になる
- /
- 中学校
- 学年行事としての室内レク
- /
- 小特集 プールの季節到来!絶対成功の水泳指導─授業開きアイデア
- 授業の前の心構え・準備等
- /
- 低学年/小学校生活はじめての水泳学習のスタート!
- /
- 中学年/いよいよ進むための水泳学習スタート!
- /
- 高学年/泳法の獲得!考える水泳学習のスタート!
- /
- 着衣泳で水泳学習のスタート!(5年)
- /
- 集団リズム水泳のアイデア
- /
- 学級経営力アップ! 学年別・今月のクラスづくり (第3回)
- 小学1年/梅雨の時期は遊び方に工夫を!
- /
- 小学2年/雨の日の遊び方を考えよう(入門期の学級会)
- /
- 小学3年/授業の中で学級づくり
- /
- 小学4年/子ども同士をつなげ、ほんわかとした雰囲気をつくる
- /
- 小学5年/クラスの空気を温めよう
- /
- 小学6年/「部分否定」でハッピーストロークを!
- /
- 中学/「メンバーチェンジ」でルールを内在化させる~6月:誰とでもどこでもルールの確立をはかる小集団成立期の指導~
- /
- 中学/「協同」で身につける対話の作法①
- /
- クラスがまとまる!朝の会・帰りの会のアイデア (第3回)
- 子どもの元気と笑顔を出すための方法
- /
- 若手教師のための「指導案の書き方」教室 (第3回)
- 担任だからこそ書ける「児童の実態」を
- /
- 授業力アップ! 学年別・今月の板書アイデア (第3回)
- 「単元を貫く言語活動」の国語授業・板書アイデア(編集/水戸部 修治)
- 小学1年/「これは、なんの○○でしょう」クイズをつくろう 【教材名】「くちばし」(光村図書1年上)
- /
- 小学2年/秋のおもちゃのせつ明書を作ろう 【教材名】「きつつき」(東京書籍2年下)
- /
- 小学3年/たからものをしょうかいし合って、おたがいのことをもっと知ろう 【教材名】「たからものをしょかいしよう」(教育出版3年上)
- /
- 小学4年/安全な町づくり新聞を作ろう 【教材名】「新聞を作ろう」(光村図書4年上)
- /
- 小学5年/広げよう、読書の世界~本を紹介する~ 【教材名】「千年の釘にいどむ」(光村図書5年上)
- /
- 小学6年/お気に入りの随筆をリーフレットで推薦しよう 【教材名】「薫風」「迷う」(教育出版6年上)
- /
- 「学び合い」のある算数授業・板書アイデア(編集/石田 淳一)
- 小学1年/たし算になることを捉え、式にして答えを求める 【単元名】たしざん(1)
- /
- 小学2年/数の大小判断の仕方を考え、説明する 【単元名】1000までの数
- /
- 小学3年/単位の考えをもとに加減計算の仕方を考え、説明する 【単元名】たし算とひき算の筆算
- /
- 小学4年/式の意味を図と結び付けて考え、説明する 【単元名】式と計算の順序
- /
- 小学5年/整数÷少数の計算の仕方を考える 【単元名】小数のわり算を考えよう
- /
- 小学6年/真分数÷真分数の計算の仕方を考える 【単元名】分数のわり算
- /
- 特別活動deボディパーカッション 「コミュ力」アップでクラスの人間関係づくり (第3回)
- 【学年行事】ボイス・アンサンブル「なかよし動物ランド/楽しい給食パン・ごはん」
- /
- 授業も校務も楽しく楽チン!ICTラクラク活用術 (第3回)
- 授業編初級2「デジタル教科書をバンバン使う」
- /
- 「わもん」で教師の聞く力が劇的アップ! スキル&活用アイデア (第3回)
- 「音」を聞くという指導
- /
- 荒れたクラス―立て直しのポイント (第3回)
- 覚悟と信頼
- /
- ~青木剛順先生~
- 編集後記
- /
- ユニバーサルデザインでつくる!環境&指導アイデア (第3回)
- 社会科における板書とノートのユニバーサルデザイン
- /
編集後記
一年間の学校生活の中で、「魔の○月」といわれる月があるそうです。何月をさすか、ご存知でしょうか。
昨年の『授業力&学級統率力』誌六月号、学年別の連載「学級経営の工夫点」において、小学一年~中学まで八本ある原稿のうち、六本までが「魔の六月」に関して書かれておりました。学校生活にも慣れ、ゴールデンウィークが過ぎ、春の運動会も終わり、夏休みまではまだ時間がある梅雨時の六月。大きな山場もなく平穏に過ごせる時期かと思いきや……実は、一年の中でも荒れやすい時期の一つと感じている先生が多いことが分かります。
そんな時期にこそ、基礎基本に立ち返った日常生活、日常授業が大切だと感じます。
野中信行先生は、学級づくりの原則として、「関係づくり」「仕組みづくり」「集団づくり」の三つを、授業づくりの原則として、「指導言」「活動」「フォロー」の三つを掲げています。数々存在する指導の中から、それぞれ厳選された三つの原則。学級づくりと授業づくりの基礎基本としてあらためて確認し、六月ならではの指導のポイントをご紹介いただきました。
また、四月に決めた学級システムやクラスの人間関係のチェックと改善方法など、荒れのほころびを最小限で食い止める具体的なアドバイスや、梅雨時に室内でも盛り上がるゲームもご紹介いただきました。
野中先生曰く、研究授業などの「ごちそう授業」に対し、日常行われる授業は「味噌汁・ご飯授業」とのこと。食欲不振の梅雨時、豊かな「味噌汁・ご飯」を食べて?「魔の6月」を乗り切ることができればと思います。
/木村 悠
-
- 明治図書