授業力&学級経営力 2020年2月号
教師はしゃべることが仕事だから[話す]を極める

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授業力&学級経営力 2020年2月号教師はしゃべることが仕事だから[話す]を極める

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ジャンル:
授業全般
刊行:
2020年1月7日
対象:
小・中
仕様:
A5判 130頁
状態:
絶版
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目次

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特集 教師はしゃべることが仕事だから[話す]を極める
扉(特集について)
[説明・発問]を極める
余計な言葉は9割カット! 「クドクド説明」脱出法
山中 伸之
“深い学び”のカギ! 「問い返し」発問上達法
盛山 隆雄
「おいしいところは子どもに残す発問」ってどうすればいいの?
玉置 崇
[ほめる・叱る]を極める
「ガミガミ,ネチネチ叱り」脱出法
東 ちひろ
「わざとらしくないほめ方」上達法
土作 彰
[エンタメ系話術]を極める
一瞬で子どもを引き込む「つかみ」の技術
樋口 万太郎
教室に活気を生み出す「ボケとツッコミ」の技術
俵原 正仁
落語に学ぶ「まくら」と「間」の技術
玉置 崇
[特別な日の教室語り]を極める
一瞬で子どもを味方にする「出会いの日」の語り
松井 恵子
クラスが一気にまとまる「行事の日」の語り
垣内 幸太
一生心に刻まれる「別れの日」の語り
広山 隆行
[モチベーショントーク]を極める
「自信がなくて動けない」から「やる気はあるのに動けない」まで子どものタイプ別モチベーショントークの実践例
小学校編
岩田 将英
中学校編
津村 柾広
[プレゼン]を極める
話し方に自信がもてる「発声法」
秋竹 朋子
大人数の前でもアガらない「緊張克服法」
鳥谷 朝代
赤坂先生はセミナーのプレゼンをどんなふうに工夫しているの?
赤坂 真二
[保護者対応]を極める
“顔が見えないからこそ”の「保護者のクレーム電話対応」の技術
佐々木 陽子
“顔が見えるからこそ”の「面談」の技術
森竹 高裕
中村先生はどんな話術で保護者を味方にしているの?
中村 健一
田村学監修 Q&Aでわかる! 「主体的・対話的で深い学び」への授業改善 (第11回)
「対話的な学び」の本質を捉えた授業設計の大切さ&学び続ける教師であるために
三浦 研一
クラスがまとまる! 笑顔が広がる! 今月の学級経営ネタ (第11回)
低学年/友達への「ありがとうカード」を送って,つながりを深めよう
黒川 孝明
中学年/「聞き合いたい!」という子どもたちの授業
岡本 美穂
高学年/いつもと違う給食時間で,楽しく過ごそう! 楽しく食べよう!
大野 睦仁
中学/両足,床についてますか?
辰巳 裕介
田中博史の「授業・人」塾 若手教師の悩みを聞く全国行脚「授業人五人会」から見えてきたこと (第5回)
子育て支援講座で親から学ぶ
田中 博史
すうっと気持ちが楽になる 先生のための心の処方箋 (第11回)
2月/忙し過ぎてイライラすることが多くなったら
石原 加受子
世界一やさしい社会科授業づくり講座 (第17回)
「見方・考え方」「選択・判断」
澤井 陽介
菊池省三監修 授業で使えるコミュニケーションゲーム (第11回)
低学年/2月の授業で使えるコミュニケーションゲーム
小川 夕起子
中学年/2月の授業で使えるコミュニケーションゲーム
川尻 年輝
高学年/2月の授業で使えるコミュニケーションゲーム
西村 昌平
評価までバッチリわかる! 教科書教材でつくる楽しい道徳授業 (第11回)
小学校/教材を吟味するI 教材を構造的に捉える
野村 宏行
〜教材名:「ぐみの木と小鳥」(学図,光村,日文,光文,学研,あかつき 低学年/B 親切,思いやり)〜
中学校/評価を記述する際の注意点
藤永 啓吾
〜教材名:「一冊のノート」(学校図書 3年/C 家族愛,家庭生活の充実)〜
子どもが自分で動き出す! イガせん流クラス・学びづくり (第11回)
算数で問題づくりをやろう
伊垣 尚人
EdTechで変わる教室の学び (第11回)
学習履歴データベース(学習ログ)のメリットとは?
佐藤 昌宏
二瓶弘行&国語“夢”塾プロデュース 言葉の力がぐんぐん伸びる! みんな大好き『国語あそび』 (第11回)
低学年/ひらがな・カタカナ・漢字
山本 真司
〜「どっちが上手? せんしゅけん」をしよう〜
中学年/話し合い・発表
比江嶋 哲
〜クラスで一番の「○ではじまる△△なもの」を決めよう!〜
高学年/俳句
佐藤 司
〜取り合わせくじ俳句を楽しもう!〜
発問で見る「数学的な見方・考え方」を働かせる算数授業 (第11回)
どちらが陣取りゲームに勝ったのかな?
山本 大貴
〜1年/広さ〜
編集後記
矢口 郁雄
季節を楽しむわくわく造形アイデア (第11回)
鬼は外!! カラフルリサイクルお面
大川 真理

編集後記

 「学校の先生とは,どんなことをする仕事なのか」

 この問いには,様々な答え方があると思いますが,私が真っ先に思い浮かべるのは「話す(しゃべる)こと」です。

 実際のところ,学校の先生は朝から晩までしゃべりっぱなしです。どんなに言葉数が少ない先生でも,編集者の優に20〜30倍は一日にしゃべっていると思いますし,様々な職業を思い浮かべてみても,教師以上にしゃべる仕事は思い浮かびません。

 また,話すシチュエーションも実に様々です。授業の中での説明や発問はもちろん,職員会議で説明する,保護者と面談する,研修会で提案する…など,その機会は枚挙に暇がありません。

 それゆえか,私が知る限り,総じて学校の先生は話すことに“慣れている”(安心して聞ける話し方をされる)方が多いように思います。

 一方で,その次元を超え,聞き手を魅了するレベルで,話すことに“長けている”先生がいらっしゃいます。話し方というのは,多分にパーソナリティと結びついており,一般化,標準化しにくい側面があると思うのですが,「その話(し方)は,そのキャラだからできるんでしょ?」みたいなことですら,「技術」という視点で冷静に見ていくと,ある程度論理的に説明できることが,意外と多いように感じます。


 今号は,こんな素朴な問題意識から,教師として“「話す」がモノを言う”(なんかちょっと変な日本語ですが…)様々なシチュエーションを取り上げ,学級経営の達人,授業名人,はたまた話術のプロフェッショナルの先生方に,“極める”と呼ぶにふさわしい最高の「話す」技術をご紹介いただきました。


   /矢口 郁雄

    • この商品は皆様からのご感想・ご意見を募集中です

      明治図書
    • 授業でもアクティブラーニングのように活動的なものが重視されている昨今だが、個人的には話術にこだわる必要もあると感じている。その実践について取り組みを読めたことがよかったと感じている。
      2020/5/2240代・中学校教員
    • 若い先生方の授業を参観させていただく機会が多いが、聞いていて分かりづらいなと感じることが度々ある。そこで、先輩の先生方の授業を参考に…と思うのだが、これも参考にならないことが多い。結局、経験年数ではなく、自らの「話す」ということに対する感度を日頃から高く保つことが必要だと特集を読んで知らされた。「話す」ことも教師必須の修養に違いない。
      2020/4/2260代〜・小学校勤務
    • 普段の話し方、褒め方を見直すのにいい内容。褒めてもわざとらしくならないためには・・・納得!
      2020/3/1930代・小学校教員
    • 教師は話すのが仕事、と言えるぐらい話すことが多い。だけど、その話し方について学ぶ機会はない。だからこそ、話し方を学ばないといけない、と感じている。だから、今回の特集はとても参考になった。
      2020/2/24U-Tchallenge
    • 話し方のポイントは、自分流にアレンジして使おうと思います。
      話し方は、切り返しが大事だと改めて気づきました。
      2020/2/330代・中学校勤務

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