- 特集 教師が教え込む授業×子供が学び取る授業
- 特集扉(特集について)
- 超一流に学ぶ「自ら学ぶ子供」が育つ授業のつくり方
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- 【「教師のいらない授業」に学ぶ】“教師が消える”までのプロセス
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- 【自ら学ぶ力を育てるキーワード】「自己調整学習」ってなんだ?
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- 【実は違いは紙一重!?】教師が教え込む授業×子供が学び取る授業
- 課題提示
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- 自力解決
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- 話し合い
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- 振り返り・まとめ
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- ペア・グループ学習
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- 板書
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- 発問
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- 学習環境
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- 教科書
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- ノート指導
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- ICT活用
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- 宿題
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- 【“隠れ強制”に陥らないための】「自主学習」 6つのチェックポイント
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- 算数授業の“当たり前”を問い直す―経験則から,本当に役立つ授業の「型」をつくろう (第3回)
- 「既習を使った問題解決」を問い直す
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- ~既習と未習が結びつく喜びを子ども自身が感じる授業をつくろう~
- とっておき!学級経営ネタ&アイデア (第3回)
- 6月
- 低学年/「声の大きさ」を見える化しよう
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- 中学年/学級通信で大活躍! 児童作品写真を挿入するスゴ技!
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- 高学年/子どもと子ども・子どもと教師の「心」を編む
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- 中学/学級人間関係技能検定「関検」で人間関係をステップアップ!
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- Q&Aでまるわかり! GIGAスクール構想ってなんだ? (第3回)
- 1人1台端末は,毎時間使用しなければなりませんか?また,どのような場面で活用すればよいのでしょうか?
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- レベル別全解説 教師のほめる技術 (第3回)
- 「ほめるあいづち言葉」
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- 学校を元気にするミドルリーダーの仕事力 (第3回)
- 学びの場を創る(その1)
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- 数字で読み解く教育データ (第3回)
- 算数が嫌い23.0%,算数が好き24.6%
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- イラスト解説 悩める教師のための保護者トラブルシューティング (第3回)
- センセイ,宿題出すの,やめてもらえませんか?
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- いつもちかくでたすけになる「ICT×インクルーシブ教育」の可能性 (第3回)
- デジタル教科書①
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- ~支援ツールとしての可能性~
- すべての子どもを幸せにするポジティブ心理学入門 (第3回)
- 性格の強み・徳性の強み
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- 二瓶弘行&国語″夢”塾プロデュース 子どものやる気に火をつける! 国語授業アイスブレイク (第3回)
- 低学年/同じ音がつく言葉を集めよう!
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- 中学年/漢字の音・訓どっちかな?
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- 高学年/「共起語」で言葉の世界を広げよう!
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- 盛山隆雄&志算研プロデュース 教科書アレンジで,思考力・判断力・表現力を育てる! (第3回)
- どうしたら単位がそろうかな?[考察の視点を与える]
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- ~5年/分数のたし算とひき算~
- □が何の数字だったら計算が難しい?[条件を変える]
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- ~2年/たし算とひき算のひっ算~
- 編集後記
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- 教室 Reデザイン (第3回)
- デッドスペースを活用『SPF材』
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編集後記
小誌に限らず,教育書を読まれるような勉強熱心な先生方は,多かれ少なかれ,子供が自ら(進んで)学ぶ授業を標榜して,日々の実践に取り組まれていると思います。社会人として一般企業で働く立場でも,「自学できる」ことは,自立した職業人の最も重要なコンピテンシーだと感じるので,そういった教育の方向性には深く共感します。
とはいえ,当然のことながら,多くの子供は放っておいて自ら学ぶようになるわけではないので,先生には「いかにして自ら学べるようにするか」という現実的な問題があります。そこで一から十まで手取り足取りやり方を教えるような指導を行うのはそれこそ本末転倒ですが,(待つ,見守るなど「あえて手を打たない」ことも含め)最良の一手を見極めるのは,すごく難しいことだと思います。
例えば,発問一つをとっても,それをきっかけに多くの子供が進んで学び出せば,その一手は正解だったと言えます。一方,まったく同じ発問だったとしても,別の学級では実はそれは不要な一手で,過剰なヒントが結果として意図せざる教え込みになってしまった,といったことが起こり得ます。
このように,一見対極に位置するように見える「教師が教え込む授業」と「子供が学び取る授業」も,実は結構紙一重のところにある場合が多いのではないかと思います。そこで本号では,このタイトロープを絶妙な感覚で渡りながら,授業を通して自ら学ぶ子供を育てている経験豊富な先生方の知見をご教示いただきました。
/矢口 郁雄
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