- 特集 刺さる!言葉かけ
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- 教師なら知っておきたい,刺さる言葉の法則
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- 菊池省三本人が選ぶ深く刺さる価値語オールタイムベスト10
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- 【タイプ別】気になる子どもへのとっておきの言葉かけ
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- プロフェッショナルの技術に学ぶ①
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- 特別なニーズのある子どもにスッと入る言葉かけ
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- アナウンサーのパッと惹きつける発声法
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- よかれと思って言ったのに… 予想外の反応への切り返し
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- 教育問題24時 (第8回)
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- 名著を読む―教師人生を変える1冊 (第8回)
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- 高学年/成長を感じながら話そう!聞こう!
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- 「自立した学習者」をはぐくむための協働的な学びと個別最適な学びの実現を目指して
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- 編集後記
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- 1人1台端末を活用した図工授業のニューモデル (第8回)
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編集後記
「君は,もっと自分勝手になりなさい」
私が高校生の頃,先生に言われてガツンと刺さった言葉です。どちらかというと,私は周りに合わせることが多く,何事も調和を重んじるタイプでした。それゆえ,周りを気にし過ぎて,「やりたいこと」「やりたくないこと」も主張せず,教師や友達の意見に追従していました。そんなときに,「もっと自分勝手になれ」と言われて目が覚める思いでした。「自分勝手をするな」と怒られたことはあっても,「自分勝手になれ」と言われたことはなかったからです。もしあのとき,「もっと主張していいんだよ」「自分の意見を言いましょう」と優しく声をかけられていても,そこまで響いていなかったように感じます。
性格や発達段階,その時の状況などを踏まえた言葉だったからこそ,響いたのだと思います。また,「自分勝手をしろ」という常識とは異なる工夫のある言葉かけだったからこそ,印象に残ったのだと思います。
このように一つの言葉かけが,子どもの心に刺さり,その後の行動や思考にまで影響を与えることもあると思います。
しかしながら,瞬間的にいい言葉が浮かぶということは稀ではないでしょうか。「刺さる」言葉かけをするには,普段から子どもをよく見ていることに加えて,言葉のバリエーションを増やしたり,場面に応じて効果があった言葉かけを蓄積したりしておくことが大切だと感じます。
そこで,今回の特集では刺さる言葉かけをするための様々な方策を取り上げたいと考えました。「そもそもどのような言葉であれば子どもに刺さるのか」ということから,子どものタイプ別のかけたい言葉,場面別のNGフレーズと変換フレーズまで,様々にご紹介いただきました。
/茅野 現
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- 明治図書
- いつも参考にさせてもらってます。勉強になる内容ばかりで助かっています。ありがとうございます2023/2/1620代・小学校教員