- 特集 “PISA型算数読解力”へどう攻め込むか
- 〈巻頭特集論文〉「コード変換」に対応した向山氏の指示
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- 数学で要求される読解力の整理が必要である
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- 算数にクリティカルリーディングを取り入れる
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- まずは「自分の考えを書く力」を鍛える
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- ひと目でわかるノートと板書指導が有効だ
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- 向山型算数は「解釈」と「表現」の力もつける
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- 教師の評定がPISA型読解力を伸ばす
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- 算数読解力の基礎・基本を育てる
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- ミニ特集 子どもの目を釘付け!「すごいサイト」
- TOSS大和のフラッシュ遣い・野間浩一サイトを見よ!
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- 連続再生で効果アップ
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- 数字が飛んだ! 見るだけで納得のサイト
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- 角の授業には絶対TOSSランド算数サイト
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- 子どもからアンコールがでる算数サイト
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- 「先生,よく分かったよ! 子どもも教師も笑顔になった思い出のサイト」
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- 最初に教えることは「授業の流れ」である
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- 若葉印教師のための向山型算数基礎基本イラスト事典
- 何も言わずに先生問題
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- 向山型算数キーワード
- PISA型算数読解力
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- 巻頭論文 算数授業へのこだわり
- 教育再生会議のサイトに出された算数の問題解決学習批判の資料
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- 学年別8月教材こう授業する
- 1年生をひきつける「語り&エピソード」
- 数え方とたし算・ひき算のエピソード
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- ほめて「できた!」を引き出す
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- 2年生をひきつける「語り&エピソード」
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- 円周率の歴史 円周率の現在と未来
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- 「立体のかさの表し方」の導入はピラミッドで
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- 中学難教材こう授業する
- 1年/文字と式
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- 中学校からの発信!「向山型数学」実践講座 (第89回)
- 中学・特別支援,チャイム前の対応をどうするか
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- 向山型算数に挑戦/論文審査 (第93回)
- 教科書を検討する視点
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- 向山型算数実力急増講座 (第95回)
- 向山学級はPISA型を超える授業・テストを受けていた
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- 難しいことはしない。楽しくノリノリで第1時の授業をつくる
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- 向山型算数をDEEPに学ぶ女教師たち
- 論文審査に挑戦しよう!
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- “問題解決学習”隣の教室の実態ルポ
- ADHD児が大混乱に陥った!
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- 「時間通り」には終わらない授業
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- 〈教室の障害児と向山型算数〉特に気になる『あの子』への向山型アプローチ
- アスペルガー症候群の子への家庭教師実践から分かった指導のポイント
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- もう一つの向山型算数 難問良問1問選択システム (第95回)
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- ビギナー専科=向山型算数ココが授業の勘所
- 1年/赤鉛筆が折れて集中力が切れた授業参観
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- 2年/【確認】【空白禁止】3問目で教師に見せる
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- 3年/シルバーの3日間で,向山型算数を確認
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- 4年/難関わり算の筆算は指示と発問でシンプルに授業する
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- 5年/できた子に待たせることで授業は安定
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- 6年/向山先生直伝「黒板8等分」のポイント
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- “若葉印”教師が向山型算数でダッシュするとき (第29回)
- 少人数指導担当として向山型算数で全児童にのぞむ
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- 向山型算数への苦言・提言・辛口応援歌
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巻頭論文
算数授業へのこだわり
教育再生会議のサイトに出された算数の問題解決学習批判の資料
向山 洋一
教育再生会議に招かれ,意見を述べた。
山谷総理大臣補佐官に,前々から打診されていた。
意見の内容はいくつもあった。
ポイントは,「学力の保障」である。
そのためのポイントは2つあり,「算数の問題解決学習法」という,「教科書をほとんど使わない」「法令違反の指導法」を即刻止めることと,学校の組織を「近代的システム」にしていくことである。
学校の教育計画に,「具体的方針」が示され,「それを日常の活動の中の指針」とし,毎年指導していくことが必要というわけである。
学校の指導計画さえ,印刷配布されていない時もある。
あっても,毎日の教育の中で使われていないところが,ほとんどだ。
調布大塚小学校では,すべての会議,いかなる会議でも,先生方は「大塚の教育」を手にしており,そこに示されている具体的方針を出発点としていた。
「いじめ」についても,病院と同じように「発見システムとしての触診,問診,検査」のような内容と,対処(治療)システムが,教育計画に明記されている学校は,1%にも満たない。
前近代的な,ドンブリ勘定のシステムで学校は運営されており,非効率この上ない。
夜遅くまで残るのは,熱心さのためではなく,「前近代性」「無能力」のためなのである。
この時の私の発言は,再生会議の議事録に入っており,インターネットで見ることができる。
算数の問題解決学習のひどさについては,資料を用意した。
本誌に書かれた「向山型算数を知る前と後」について,この目で見た「問題解決学習の授業」について,今回30名の教師の論文を印刷して持参した。
「教科書をほとんど使わないクラスの算数の学力は低い」という,日本教育技術学会の調査報告書も持参した。
これらの「問題解決学習のひどさ」を証明する資料も,再生会議のホームページで示されている。
これらの私の発言と資料は,全国の教育委員会にも送られたという。
この時の再生会議では,私の発言はかなり注目されたと思う。会議の中で京都の門川教育長,ワタミの社長,山谷補佐官などがとりあげてくれたからである。
さらに,会議終了後,前文科省次官の小野氏はじめ,かなりの方が名刺交換に来ていただき,「大変,啓発されました」と感想を述べられていたからである。
再生会議の席で,算数の問題解決学習の方々に,今回各地での実態を示し,答弁いただければ,ことは早いのであるが。
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- 明治図書