- 特集 総合の環境づくり=“人・もの・こと”50選
- 子ども発の学習問題が出る環境づくりのポイント―お勧めの“人・もの・こと”ベスト3
- 子どもの驚きそうなモノをさり気なく置いておく
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- 三つのポイントを踏まえて与える環境
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- 「福祉」の学習をふりかえって
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- 中学生に《生き方》を伝えたいBEST3
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- 体験そのもの・小型ハイテク機器・励まし
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- “子どもの興味・関心”アップ環境づくりのポイント
- 校内環境づくりと活用のポイント
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- 教室環境づくりと活用のポイント
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- 地域発の“人・もの・こと”活用のポイント
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- “環境学習”のための環境づくりのポイント
- 学校環境の活用のビオトープづくりのポイント
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- 地域の自然環境の活用ポイント
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- 環境調べのための学び方スキル
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- 環境保護のための実践スキル
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- “情報教育”のための環境づくりのポイント
- IT環境づくり 2001年への課題
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- 学年別 パソコン活用の可能性
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- 情報教育と各教科授業での活用のポイント
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- ネチケット学習の環境づくりのポイント
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- “福祉教育”のための環境づくりのポイント
- 話題の焦点―ボランティアと奉仕活動の違い
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- 学校発 福祉教育への環境づくり
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- 地域とコミットする福祉教育の環境づくり
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- 障害者とコミットする福祉教育の環境づくり
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- 高齢者とコミットする福祉教育の環境づくり
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- “国際理解”のための環境づくりのポイント
- 話題の焦点・カレーやそばづくりが国際理解にどうつながるのか
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- 話題の焦点・英会話導入・論点はどこか
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- 国際理解・ゲスト人材とのTT環境づくり
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- 英会話導入への環境づくりのポイント―合意形成の問題等
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- 英会話導入への教室環境づくりのポイント
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- 英会話導入とALT環境づくりのポイント
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- 体験活動のための環境づくりのポイント
- 自然体験のための環境づくりのポイント
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- 自然体験・飼育栽培の環境づくり
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- 社会体験・町探検の環境づくり
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- 社会体験・交流活動の環境づくり
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- 社会体験・イベント参加の環境づくり
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- 福祉学習で使えるモノ・教具 (第1回)
- 福祉学習の必需品「学習点字ペン」
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- 環境教育で使えるモノ・教具 (第1回)
- 水質調査のスグレモノBOX
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- プロジェクト学習&ポートフォリオ実践プラン
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- わが校の総合的学習の時間ハイライト
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- イラストで総合的な学習 (第13回)
- プロジェクト学習 その4
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- 〜グループ作りの二つの方法〜
- 日本の子どもは今…TOSS全国ネット情報 (第1回)
- ノーベル化学賞受賞した人を知る子どもわずか6%
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- 未来教育・プロジェクト学習とポートフォリオ成功法 (第1回)
- 人は自らの成果により育てられる
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- 福祉学習のカリキュラム設計図 (第1回)
- 福祉の学習を「七つの理解」と「六つの体験」に分類する
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- 国際理解のカリキュラム設計図 (第1回)
- 何のための国際理解かを念頭に置いて設計しよう
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- 情報教育のカリキュラム設計図 (第1回)
- 春休みの仕事は、情報収集とコンピュータクラブ設立
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- 環境教育のカリキュラム設計図 (第1回)
- 子ども・地域・学校のネタから全体構想を考える
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- どうする「総合的学習の評価」 (第1回)
- 文部科学省メモの衝撃で集まった評価への注目
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- MAT式で英会話の授業をつくる (第1回)
- 小学校で英語を効果的に教える
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- 〜マットメソッドにみる成功法〜
- 編集後記
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- 情報教育のおもしろ作品づくり (第1回)
- お絵かきで簡単ステンドグラス
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- NHKデジタル教材「おこめ」 (第1回)
- 第1回 おこめの一生
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編集後記
○…つい先日、使わなくなったワープロを教室に持ち込んだら、自然と子どもがいじるようになってきた…という話を聞き、なるほど、そういうこともあるだろうなーと思いました。これなど、立派な“環境が子供の学習意欲を刺激した”事例ではないかと思います。
このように、何か一つのものを、なにげなく置いておくだけでも、予想以上の効果があることは、どなたも一度は経験されているのではないかと思います。
ことほどさように、環境が与える影響は大きいものがあるわけですが、総合的学習に関しては他の教科学習とは比べものにならない比重で学習環境がものをいうのではないでしょうか。
具体的にいえば、情報教育では、何はともあれ教育機器がなければ話にならないわけですから、コンピュータ等の環境整備が何にも増しての最優先課題ではないか…と思います。
また、福祉の学習でも、点字ブロック、車椅子という最近は何処でも見かけるようなものひとつとっても、教材を含めた環境づくりが子どもの学習を刺激するきっかけをつくることは間違いないと思われます。
特に最近注目を集めている英会話では、天然・自然の状態にしておいたのでは、なにも始まらないことも、また確かなのではないでしょうか。当然、ALTの派遣を始めとした英語環境づくりがものを言うことはいうまでもないと思います。ですから、英会話に関しては、指導者側の広い意味での学習環境づくりが、とても大事な要素であることはまちがいない…と思います。
もちろん、子どもの興味関心に即して…ということになると、よりいっそう学習環境づくりがものを言う…のではないでしょうか。
そこで本号では、様々な角度からこの問題にアプローチしていただきました。
(樋口雅子)
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- 明治図書