- 特集 指導と評価一体化の授業づくり
- 提言・「指導と評価の一体化」で何が課題かと問われたら
- 本人・保護者と学力保障
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- 目標・指導・評価観の転換
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- コース別指導における評価
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- 個の習熟度に対応する指導づくり
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- 「指導と評価一体化」の授業づくり・どこを変えるか
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- 「指導と評価一体化」の授業づくりの原則
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- 観点別評価/「指導と評価の一体化」の工夫
- 関心・意欲・態度で押さえたいポイント
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- 思考・判断で押さえたいポイント
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- 技能・表現で押さえたいポイント
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- 知識・理解で押さえたいポイント
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- スパン別/「指導と評価の一体化」の工夫
- 1単位時間での実践の工夫
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- 1単元単位での実践の工夫
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- 1学期単位での実践の工夫
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- 「指導と評価の一体化」を効果的にする指導体制
- 習熟度別学習での具体化の方法
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- 補充学習での具体化の方法
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- 発展学習での具体化の方法
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- 事例・小学校/「指導と評価一体化」授業づくりの実際
- 評価を生かした授業
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- 習熟度を考慮したコース別学習とSP表
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- 子どもの思考の変容を評価する
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- 子育てでの具体的評価の考え方・仕方
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- 事例・中学校/「指導と評価一体化」授業づくりの実際
- 学習目標の個別化と共有化を目指して
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- 一人の教師による習熟度別学習
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- 授業改善システムの構築を通して
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- 絶対評価のキーワード解説 (第10回)
- 達成目標・向上目標・体験目標
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- 評価研究特選図書レクチャー (第10回)
- 『「総合的な学習」の授業評価法』(佐藤真編著)
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- わが校の絶対評価研究 (第10回)
- 絶対評価の実施にともなう通信簿の改訂
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- 評価の校内研究メニュー&プログラム12か月 (第10回)
- 絶対評価と指導要録
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- 絶対評価研究の動向を展望する (第10回)
- 中教審答申と絶対評価
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- 小学校/絶対評価実践課題解決の処方箋 (第10回)
- 子どもに自己評価をどうさせるか
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- 中学校/絶対評価実践課題解決の処方箋 (第10回)
- 目標をないがしろにした絶対評価
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- 学校教育の構造改革と評価改革 (第10回)
- 学校のアカウンタビリティ
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- 編集後記
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編集後記
絶対評価下における授業においては,指導と評価が密接に絡み合い相互の働きを助け合う形で展開が図られる必要があります。といいますのも,絶対評価は他との比較で行われるものではなく,個々の子どもの学習の成立を目指すものであり,その意味で学習のプロセスの中で常に評価を組み込んだ展開が望まれるわけだからです。
学習の過程での子どものつまずきや達成不十分な個 鰍発見次第,教師は自分の指導のあり方を修正し,その克服を図ることが大切なことになります。そこで講じられた手立てが適切なものか,またチェックし,その手立てが不十分な場合はさらに改善を施するというらせん状の指導を展開していかなければならないわけです。
従来の指導のスタイルからしますと,かなり意識の変革と力量のアップが望まれることになります。本号はそうしたこれからの授業に対してどう取り組めばよいのか,方向を示していただきました。
〈安藤〉
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- 明治図書