- 特集 子どもの悩みをキャッチする親のアンテナ
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- 子どもの悩み 四つの場合
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- 子どもの悩みをキャッチするきっかけ
- 子どもの声からキャッチする「おはよう」
- 「おはよう」の響きで子どもの調子をキャッチする
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- 「行ってきます」の声でわかる学校での様子
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- 子どものしぐさ・汚れからキャッチする
- 小さなシグナルを見逃すべからず
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- ぼろぼろの筆箱は我が子の悩みのサインだった
- 友達関係からキャッチする
- 子どもと友達の話をする機会を持ち続ける
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- 友達関係から子どもの状態を知ることができる
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- 学習に関わる出来事からキャッチする
- 「言葉」と「もの」からキャッチする子どものサイン
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- 悩みを抱える中学生は、まず、学習面で意欲が減退する
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- 実態調査 親子の会話はどの場で、どのくらいされているか
- 北海道/親子の会話は、時間の長さより、密度が大事!
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- 東京/「食事中」「テレビを見ながら」の会話が多い
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- 大阪/子どもは親と話したがっている 話したくなるような学校生活を提供しよう
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- 九州/隙間時間でも大切な会話の時間~車の移動はラッキータイム~
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- 子どもの悩み…どこで悩んでいるか
- 低学年
- 悩みを解決するためには、話を聞くことが大事
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- 人間関係の問題を解決するお勉強をしている
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- 中学年
- 「ふっとばす」「全て聞く」そして「受け止める」―子どもの悩みに応じ大人が悩みを受け止めてあげることが出発点です
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- 夫婦関係は子どもの心に大きな影響を与える
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- 高学年
- 悩みの相談相手としての家庭の重要性
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- 本当は、気付いてほしいと思っている
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- 子どもの訴えの真実と嘘 スタンスの取り方
- 1%は疑ってみる
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- 嘘を見抜く2つのポイント
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- こんなことで壊れる親子の絆
- 子に対する親の願いを伝えることが大切だ
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- 親の人生ではない、子ども自身の人生なのだから、決して言ってはならない言葉、覗いてはならない子どものものとは
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- 子どものけんかに大人が出るとき・出ないとき
- 男の喧嘩と女の喧嘩は別
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- ケガをさせてしまった!今こそ親の出番
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- ミニ特集 家庭でできる苦手教科克服術
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- 花や昆虫の名前を10個覚えると理科は好きになる
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- 逆上がりは、「くるりんベルト」で克服
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- 社会は新聞写真から会話する
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- 校長先生の知恵袋 (第11回)
- 認め、褒め、さらに一歩先を示してやる
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- 向山編集長が語る 家庭教育のポイント (第11回)
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子どもの悩みをキャッチする親のアンテナ―子どもの悩みを知ること
子どもの悩み 四つの場合
本誌編集長 向山洋一
日本教育技術学会会長、千葉大学非常勤講師。無料の世界最大の教育情報サイト、インターネットランド主宰。TOSS(会員1万名の教師の研究団体)代表。
子どもの悩みをキャッチするには「親子の会話」が、十分にあることが必要だ。
一日に、どのくらいの時間、「親子の会話」がされているだろうか。
私は、二十年近く前、田園調布地区の小学校で、大々的に調査をしたことがある。
一日の時間の流れをくわしく聞き出して「親子の会話」を調べたのである。
保護者会などで親に聞くと、「我が家は一日で、一時間半ぐらい」と言う人が多かった。
調査の結果は驚くべきものだった。一日に、わずか数分しか「親子の会話」がなかったのだ。
会話は主に「手伝い」「食事」「風呂」でなされる。食事中にテレビがついていると「会話」はない。そこにあるのは「連絡」だけである。
田園調布地区では、食事の時にテレビを切っている家も多かった。「テレビをつけているか、いないか」は、大問題なのだ。
子どもの悩みの第一は「勉強ができない」ことだ。特に「算数」である。教師が「教科書をきちんと教えない」「教科書の練習問題を宿題にする」と、半数近くは「分からない」と悩むことになる。ついで「跳び箱」「水泳」「二重まわし」「逆上がり」の体育も、悩むことだ。
これを助ける方法は、いくらでもある。
跳び箱など、五分もあればできるようになる。算数も、「教科書のすべての問題」を、やらせるようにすれば、できるようになる。
「できないこと」を、教えるとき「叱って」は駄目だ。効果が激減する。特に「何で分からないの」と叱ると、子どもを駄目にしてしまう。
子どもが次に悩むことは、友人との関係だ。
これは、デリケートな問題だ。昔から「子どものケンカに大人が出るな」というように、放っとけば、解決するのに、親が出しゃばって、こじらせることは多くある。自分の子どもが弧立してしまうことも多い。
第三は、「いじめ」られているときである。
一週間以上にもわたり、何人もの子どもから「いじめ」をうけているときは、親の出番だ。
子どもの表情が暗いので、注意すれば気がつくだろう。
遊びに来る友人が一人でもいれば支えられる。
「いじめ」のときは、教師に会って相談することが大切だろう。
第四は「万引き」「大きないたずら」などだ。
「万引き」は、かなりの子どもがしている。普通、一、二回でやらなくなる。
子どもの机などに「シャーペン」などが増えてくる。学校の机にも置くようになる。
聞くと、「友だちにもらった」という。そのとき、「お礼の電話」をかければ、発見される。
小さいうちに芽をつむことができる。
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- 明治図書