- はじめに
- 第1章 漢字支援ワーク【1年生】
- 1年生の「漢字支援ワーク」活用のために
- 1 漢字支援ワーク1年1〜10 「ぴったりかんじ」
- 2 漢字支援ワーク1年11〜14 「かんじたしざん」
- 3 漢字支援ワーク1年15〜18 「よみかたをかんがえて」
- 4 漢字支援ワーク1年19〜22 「かんじをいれよう」
- 解答 漢字支援ワーク【1年生】
- 第2章 漢字支援ワーク【2年生】
- 2年生の「漢字支援ワーク」活用のために
- 1 漢字支援ワーク2年23〜26 「かくれたパーツをさがせ」
- 2 漢字支援ワーク2年27〜30 「かん字たしざん」
- 3 漢字支援ワーク2年31〜34 「よみかたをかんがえて」
- 4 漢字支援ワーク2年35〜40 「つながるかん字はどれだ」
- 5 漢字支援ワーク2年41〜44 「たりないのはどこ(かたちをよくみて)」
- 6 漢字支援ワーク2年45〜50 「かん字を入れよう」
- 解答 漢字支援ワーク【2年生】
- 第3章 漢字支援ワーク【3年生】
- 3年生の「漢字支援ワーク」活用のために
- 1 漢字支援ワーク3年51〜56 「かくれたパーツをさがせ」
- 2 漢字支援ワーク3年57〜60 「漢字たしざん」
- 3 漢字支援ワーク3年61〜66 「読み方を考えて」
- 4 漢字支援ワーク3年67〜72 「つながる漢字はどれだ」
- 5 漢字支援ワーク3年73〜76 「たりないのはどこ(形をよく見て)」
- 6 漢字支援ワーク3年77〜82 「漢字を入れよう」
- 解答 漢字支援ワーク【3年生】
- Column
- 1 かな文字と漢字
- 2 漢字の読み方
- 3 漢字の三要素
- 4 同じ音(読み)の漢字の誤り
- 5 意味の似ている漢字の誤り
- 6 形の誤り
- おわりに
- *教材プリントは、自由にコピーして教室でお使いください。
- *学年に応じてA4サイズに拡大して使用することをおすすめします。
はじめに
知的な遅れがないにもかかわらず、どうしても読み書きがクラスのレベルについていけない子どもたちがたくさんいます。何回教えても、すぐ忘れる、覚え方がわからない、頭にその文字が浮かばない、たどり読みが直らない、簡単な漢字なのに筆順を間違える。国語の時間はゆううつ。早く終わらないかなと時計が気になる。国語が苦手なので、算数の文章題が苦手になる。こういう子どもたちのために書かれたつまずき支援ワークがこの本の特徴です。読み書きが苦手な子どもでも、低学年のうちにつまずきの原因を明らかにし、子どもの理解レベルに合わせた教材を使えれば独学も可能となります。
第3巻は、小学校1年生から3年生に習う漢字をすべて網羅し、漢字の特徴を踏まえて考えられた、今までにないタイプの漢字学習支援ワークです。
1年生は80字、2年生は160字、3年生は200字の漢字を学習しますが、形の複雑さ、音読み・訓読みの難しさ、熟語の難しさがあり挫折しやすいです。
クラスで習った漢字を形や意味のつながりで思い出す練習も入っています。繰り返し楽しくわくわくしながら取り組むことができれば最高です。
LDの子どもたちは、二つの部首の組み合わせでできている漢字をよく混乱します。ユニークな教え方として、漢字の構成を歌にし、唱えながら書く練習が効果をあげる場合があります。
空間認知が弱い子どもたちが複雑な漢字を覚えるのは並大抵なことではありません。漢字の構成要素を考え、部首を手がかりとして覚えていく方法なども使われます。ただ書くだけではなく、国語能力全体のかさ上げを考え、一番大切な文章の読解力につながるように語いを増やしていく工夫も必要です。
村井先生の読み書き支援ワークは、普段指導されていることばの教室での試行錯誤を通してしっかりした実績につなげ、更に通常の学級の先生方の全面協力のもと発達障害の児童生徒のみならず、どの子どもにも使える易しい指導プログラムとなっています。
通常の学級の教師にとっても、保護者にとっても一人一人のつまずきをしっかり理解して行う支援ワークは子どもたちにとってわくわくする楽しい内容となります。ぜひ活用してください。
監修者 /竹田 契一
ありがとうございました。シリーズすべて揃えたいです!!
電子書籍版は教材の印刷が可能との事で,自分でPDFを作成しなくて良い点は非常に有難いと感じました。今後も子供に必要な書籍がありましたら,購入させていただきます。
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