- まえがき
- 本書の使い方
- 国語1 ひらがなを読もう
- 50音を読もう@(あ〜な行)/50音を読もうA(は〜わ行)/50音を読もうB(濁音・半濁音)/50音を読もうC(拗音)
- 国語2 カタカナを読もう
- カタカナを読もう@(ア〜ナ行)/カタカナを読もうA(ハ〜ワ行)/カタカナを読もうB(濁音・半濁音)/カタカナを読もうC(拗音)
- 国語3 短い文を読もう(二語文)
- 二語文の音読/二語文の読み取り@/二語文の読み取りA/二語文の読み取りB
- 国語4 短い文を読もう(三語文)
- 三語文の音読/三語文の読み取り@/三語文の読み取りA/三語文の読み取りB
- 国語5 一〜ニ文を読もう
- 一文の音読/一文の読み取り/ニ文の読み取り@/ニ文の読み取りA
- 国語6 「学校の中の文章」を読もう
- 「時間割り表」を読もう/「給食のメニュー」を読もう/「黒板のれんらく」を読もう/「お知らせ文」を読もう
- 国語7 「友だちが書いた文章」を読もう
- 「日記」を読もう/「しょうかい文」を読もう/「作文」を読もう@/「作文」を読もうA
- 国語8 「気持ち」を読み取ろう
- 気持ちをあらわすことば/気持ちを想像する/気持ちの読み取り@/気持ちの読み取りA
- 国語9 「生活の中の漢字」(小1)を読もう
- かんすうじ/体をあらわす漢字/曜日の漢字/身近な漢字
- 国語10 「生活の中の漢字」(小2)を読もう
- 教科や家族の漢字/季節・時間・方角の漢字/反対の意味の漢字/音読みとくん読み
- 国語11 書けるかな?
- いろいろな線・形/めいろ/ひらがなを書こう/名前を書く
- 国語12 ひらがなを書こう(50音)
- 50音を書こう@(あ〜な行)/50音を書こうA(は〜わ行)/にている字を書く/もののなまえを書こう
- 国語13 ひらがなを書こう(特殊音)
- 「゛」をつけて書こう/「゜」をつけて書こう/小さく書く字@/小さく書く字A
- 国語14 カタカナを書こう
- カタカナを書こう(50音)/ひらがなをカタカナにしよう/カタカナのことば/カタカナが入る文
- 国語15 短い文を書こう
- 二語文を書こう/三語文を書こう/一文を書こう/句読点をつけて書こう
- 国語16 自分の言葉で書こう
- 日記文を書こう/自分のことを書こう/連絡の文を書こう/手紙を書こう
- 国語17 工夫して書こう
- よく見て書こう/道案内を書こう/新聞記事を書こう/お話を作って書こう
- 国語18 考えたことを書こう
- 順序立てて書こう/二つの立場で書こう/自分の意見を書こう/テーマ作文を書こう
- 国語19 「生活の中の漢字」(小1)を書こう
- 漢数字を書こう/曜日の漢字を書こう/漢字のバランス@(まんなかの線)/漢字のバランスA(右と左の形)
- 国語20 「生活の中の漢字」(小2)を書こう
- 漢字が入った文を書こう/部首(なかまの漢字)/漢字の練習/漢字作文を書こう
- ワークの解答(解答例)
- コラム
- コラム@ どんなことが書いてあった?〜音読はできるのに意味がわからないさとし君〜
- コラムA 正確に読み取る〜文章読解が苦手な,りかさん〜
- コラムB 今日は何もなかった?〜日記を書きたがらないまもる君〜
- コラムC 異なる立場で書く〜それぞれの立場に立って考える〜
まえがき
多くの子どもたちは小学校を入学するまでに,“日本語”での日常会話やコミュニケーションを「生活の中で自然に」マスターしており,その力をもとに入学後「国語」の学習に取り組みます。しかし「生活の中で自然に」学ぶことが苦手な子どもたちは,言葉理解やコミュニケーションスキルの個人差が大きいもの。さらに「読む」「書く」にも困難があると,「国語」の学習の負担は大きくなります。子どもたちの言葉の世界を豊かにし,「読む」「書く」スキルを高めていくには,個々のつまずきを助けて楽しく学べる学習教材が必要です。
本書は,文字の読み書き〜小学校低学年相当の国語の基礎として「文章読解」「作文」「生活の中の漢字(小1〜2相当)」の3領域・20項目をつまずきがちな4つのステップに分け,対応する教材例(ワーク)と共に紹介したものです。各ステップのチェックリストで子どものつまずきを知り,先生が一緒にワークに取り組むことで,理解の仕方を確かめることができます。
ワークは,子どもたちが文章の内容を自分の体験と結びつけて捉えることができるよう生活に身近な内容を扱い,読み書きの負担を軽減する工夫をしています。実際には,もっとたくさんの文章を読んだり書いたりしながら,少しずつ難易度を上げたりパターンを変えたりして学ぶことが必要です。また子どもが一人で学ぶのではなく,その内容について先生や保護者の方と色々な話をしてイメージをふくらませていくことも大切です。楽しく学ぶことの積み重ねが,子どもたちが生活していく上での「書いてある内容を理解する力(わかった!)」「自分の言葉で表現できる力(言えた!/書けた!)」につながっていきますように。
さくらんぼ教室 /伊庭 葉子
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- 明治図書
- 何が苦手が分かって使いやすいです。2022/4/840代・女性
- コピーして使うこともできるのでよかった。2018/3/840代・小学校教員
- 特別支援学級で活用できました。2018/2/1930代・小学校教員
- 子どもたちに使って分かりやすいと評価されている。2015/9/2050代小学校支援学級担当