- はじめに
- 本書の使い方
- 「理科」ってどんな教科?
- 「理科」で育成する能力って何?
- あなたの理科授業は板書で変わる!
4年生の全単元・全時間 板書型指導案
- 1 季節と生物
- 第一次・春の自然
- 第1時 春の生き物を調べる
- 第2時 自然観察の計画を立てる
- 第二次・生き物の様子を調べる
- 第1時・第2時 生き物の様子
- 第三次・植物を育てる
- 第1時・第2時 植物の成長
- 第四次・夏の生き物の様子を調べる
- 第1時・第2時 春と比べてどう変化しているか
- 第3時 植物の成長
- 第五次・秋の生き物の様子を調べる
- 第1時・第2時 春や夏と比べてどう変化しているか
- 第3時 植物の成長
- 第六次・冬の自然
- 第1時・第2時 冬の生き物の様子を調べる
- 第3時 植物の成長
- 第七次・生き物の1年間
- 第1時 活動記録の発表
- 2 天気の様子と気温
- 第一次・1日の気温の変化
- 第1時 1日の最高気温と最低気温
- 第二次・天気による1日の気温の変化
- 第1時 天気と気温の調べ方
- 第2時 晴れの日と曇りや雨の日の気温
- 第三次・太陽の動きと気温の変化
- 第1時 1日と1年の気温の変化
- 3 電気のはたらき
- 第一次・光電池のはたらき
- 第1時 ソーラーカーを組み立てる
- 第2時 光電池の特徴
- 第3時 ソーラーカーを走らせる@
- 第4時 ソーラーカーを走らせるA
- 第二次・乾電池のはたらき
- 第1時 電流の強さと向き
- 第2時 電流の強さ
- 第3時 モーターの回る速さ
- 第三次・その他の電池
- 第1時 LEDと備長炭電池
- 4 ヒトの体のつくりと運動
- 第一次・ヒトの体のつくりと運動
- 第1時 体のつくりについて考えてみる
- 第二次・骨と関節
- 第1時 曲げられるところは体のどんな部分か
- 第三次・骨と筋肉
- 第1時 筋肉のはたらき
- 第2時 他の動物の体の仕組み
- 5 月と星
- 第二次・月の動き
- 第1時 月の動きを調べる
- 第2時 半月の動きを調べる
- 第3時 満月の動きを調べる
- 第三次・星の動き
- 第1時・第2時 北の空の星の動きを調べる
- 第3時・第4時 南の空の星の動きを調べる
- 6 空気と水の性質
- 第一次・空気を閉じこめること
- 第1時 空気の性質@
- 第2時 空気の性質A
- 第二次・空気鉄砲を飛ばす
- 第1時 どんな玉がよく飛ぶか
- 第2時 何の力で玉が飛ぶか
- 第三次・閉じこめた空気の性質
- 第1時 筒の中の空気の様子
- 第四次・閉じこめた水の性質
- 第1時 筒の中の水の様子
- 7 温度と体積の変化
- 第一次・空気の体積と温度
- 第1時 空気を温めると体積は変わるか
- 第2時 空気を冷やすと体積は変わるか
- 第3時 空気の体積が変わるのはなぜか
- 第二次・水の体積と温度
- 第1時 水を温めると体積は変わるか
- 第三次・金属の体積と温度
- 第1時 金属を温めると体積は変わるか
- 8 水の三態変化
- 第一次・水を熱するとどうなるか
- 第1時 水を熱した時の様子を観察する
- 第2時 水を熱すると100℃になるのか
- 第3時 あわの正体は何なのだろうか
- 第4時 缶ペチャで遊ぶ
- 第二次・水を冷やすとどうなるか
- 第1時 水を冷やすと0℃になるのか
- 第2時 氷は何度で溶けるのか
- 第3時 アイスキャンディーを作る
- 第三次・自然のなかの水のすがた
- 第1時 水たまりの水はどこへ行くのか
- 第2時 空気中の水蒸気を集める
- 9 温まり方の違い
- 第一次・金属の温まり方
- 第1時 金属の棒はどのように温まるか@
- 第2時 金属の棒はどのように温まるかA
- 第3時 金属の棒はどのように温まるかB
- 第4時 金属の板はどのように温まるか@
- 第5時 金属の板はどのように温まるかA
- 第二次・水の温まり方
- 第1時 試験管の水はどのように温まるか
- 第2時 ビーカーの水はどのように温まるか
- 第三次・空気の温まり方
- 第1時 空気はどのように温まるか
- 第2時 教室の空気の温度を調べる
- おわりに
- 著者紹介
はじめに
この本は理科の授業がちょっと苦手だなと思っている小学校の先生のために書きました。そんなことを言うと恥ずかしいと思われるかもしれませんが,心配ご無用。小学校教師の8割以上は文系で理科が苦手なのです。それが証拠に,姉妹編である『文系教師のための理科授業note 3・4年編』と同『5・6年編』はともに10刷までいきました。みんな理科の授業では悩んでいるのです。
理科の醍醐味は不思議だなと思う疑問をあーだこーだと友達と議論し合い,そのあと実験で確かめてスッキリさせるところにあります。理科に自信のない先生もこの本を参考に板書すれば,そんなベテランの先生と同じ授業ができます。一人でも多くの子どもたちに理科の楽しさを味わわせて欲しいと願っています。
2014年6月 /福井 広和・國眼 厚志・高田 昌慶
実践例もありよい