- はじめに
- 4月
- [学級開き]
- 十人十色
- [学級開き]
- 一期一会
- [目標]
- 初志貫徹
- [目標]
- 我より古を作す
- [新学期への不安]
- 恰も好し
- [目標・夢]
- 夢なき者に理想なし,理想なき者に計画なし,計画なき者に実行なし,実行なき者に成功なし。故に,夢なき者に成功なし
- [困難]
- 困難を予期するな。決して起こらないかも知れぬことに心を悩ますな。常に心に太陽を持て
- [前向きな気持ち]
- 我に七難八苦を与えたまえ
- [継続力]
- 一竜一猪
- [不安(学習面)]
- 聞くは一旦の恥,聞かぬは一生の恥
- [一致団結]
- 三人寄れば文殊の知恵
- [友だちづくり]
- 行く言葉が美しければ,来る言葉も美しい
- [多様性]
- 多様性は人生のスパイス
- [当番]
- 仕事をするときは上機嫌でやれ。そうすれば仕事がはかどるし,体も疲れない
- [行動力]
- 自分が変われば行動が変わる。行動が変われば習慣が変わる。習慣が変われば人格が変わる。人格が変われば運命が変わる
- [友だちづくり]
- 友人を得る唯一の方法は,自分がその人の友人になることである
- 5月
- [努力]
- 雨垂れ石を穿つ
- [勇気]
- 自ら省みて縮くんば千万人といえども吾往かん
- [認め合う]
- 誰が風を見ただろう?あなたも私も見ていない。けれど木々が頭を下げるとき,風は通り過ぎて行く
- [報われる]
- 私は固く信じている。すべての善の行動は,最後は必ず実を結ぶ
- [みんなで楽しく]
- 人類は一つのとても効果的な武器をもっている。それは笑いだ
- [応援・人付き合い]
- 飢えている人がいたら,魚を与えるのではなく,魚の獲り方をおしえてあげなさい
- [失敗]
- 人間の目は,失敗して初めて開くものだ
- [母親への想い]
- 悲しいのはあなただけではありません
- [あたり前の幸せ]
- 近すぎる幸せは見えにくい
- [失敗]
- 明日は明日の風が吹く
- [勇気]
- 勇気は筋肉と同じで,使えば使うほど鍛えられる
- [友情]
- 人のことも許してあげなさい
- [粘り強さ]
- それは啖の毒なり食すまじ
- [ケンカ]
- 腹が立ったらしゃべる前に10数えなさい。それでもおさまらないなら100まで数えなさい
- 6月
- [トラブル]
- 他人に変わって欲しければ,自ら率先して変化の原動力となるべきだ
- [礼儀・生活習慣の見直し]
- 親しき仲にも礼儀あり
- [ケンカ・友情]
- 友情は一つの磁石です
- [努力]
- 天才とは,ただ,努力の継続をできる人のことをいう
- [生活習慣の見直し]
- 飛行機は追い風ではなく,向かい風によって飛び立つ
- [規則正しく]
- 善とは何か。後味の良いことだ悪とは何か。後味の悪いことだ
- [多様性]
- 精神の最も普遍的な特質は多様性である
- [人間関係]
- 自利利他
- [梅雨時期の心のもち方]
- 晴れた日には晴れを愛し,雨の日には雨を愛す。楽しみあるところに楽しみ,楽しみなきところに楽しむ
- [係活動を見直す]
- 待っているだけの人達にも何かが起こるかもしれないが,それは努力した人達の残り物だけである
- [諦めない心]
- 準備を怠るものには,チャンスは決して訪れない
- [人間関係づくり]
- その長ずる所を貴び,その短なる所を忘れる
- [行動化を促す]
- 知って行わざるは,知らざるに同じ
- [人との交流]
- 人間の一生は若きに極まる
- 7月
- [友だち]
- 二人は一人に勝る
- [ケンカ]
- 挨拶は時の氏神
- [自分]
- 他人と過去は変えられないけど,自分と未来は変えられる
- [継続]
- 継続は力なり
- [テスト・自分の学び方]
- 盗人を見てなわをなう
- [長続きしない]
- 言い訳が得意な者に,他の事が得意であることは滅多にない
- [学習の心構え]
- 無知の知
- [迅速な行動]
- 時を移さずに行うのが勇将の本望である。早く出立せよ
- [向上心]
- 現状維持では後退するばかりである
- [諦めない心]
- 人生における失敗者の多くは,成功の直前でありながらそれに気づかず諦めてしまった人たちである
- [何かに打ち込む]
- 興味があるからやるというよりは,やるから興味ができる場合がどうも多いようである
- [しめくくり]
- 今は終わりではない。これは終わりの始まりですらない。しかしあるいは,始まりの終わりかもしれない
- [規則正しい生活]
- 医食同源
- [視野を広げる,深める]
- 井の中の蛙大海を知らず,されど空の青さを知る
- [夏休みの過ごし方]
- 習うより慣れよ
- [夏休みの過ごし方]
- 運動して体力がつくように,熟考すると精神力が高まる
- 8月
- [1学期の振り返り]
- 昨日から学び,今日を生き,明日を期待しよう
- [夏休みの宿題]
- 大変な仕事でも,まず取りかかってみなさい。仕事に手をつけた,それで半分の仕事は終わってしまったのです
- [安全指導]
- 飛んで火に入る夏の虫
- [自由]
- 遂不留江南野水 高飛天地一閑鴎
- [夏休みの生活]
- 強者に同調するのは決して安全じゃない
- [努力]
- 怠けていることは喜びかも知れないが重苦しい状態である。幸せになるためには何かをしていなくてはならない
- [感情のコントロール]
- 力強いとは,相手を倒すことではない。怒って当然という時に,自制できる力を持っていること
- [平和]
- 平和は力では保たれない。平和はただわかり合うことで達成できるのだ
- [日々の生活]
- 歩歩是道場
- [何かに打ち込む]
- 声無きに聴き,形無きに視る
- [友だち]
- どんな長所をもった人物も,世間の支持がなければ,石ころだらけの道を歩まねばならない
- [夏休み明け]
- おもしろき 事もなき世を おもしろく
- [2学期発見の旅]
- 発見の旅とは,新しい景色を探すことではない。新しい目をもつことだ
- [食生活]
- 食べるために生きるな。生きるために食べよ
- 9月
- [防災の日]
- 天災は忘れた頃にやってくる
- [休み明け]
- 私は耳がよく聞こえない。でも,そのために不利になったことはない。むしろその雑音が聞こえなくなって集中力が増してよかった
- [新学期]
- 楽しんでやる苦労は,苦痛を癒やすものだ
- [目標に向かって]
- あなたが出会う最悪の敵は,いつもあなた自身であるだろう
- [主人公]
- 随所に主となれば立処皆真なり
- [敬老の日]
- ヌチドゥタカラ
- [友だち]
- 弱い者ほど相手を許すことができない許すということは,強さの証だ
- [思いやり]
- 情けは人の為ならず
- [いろいろな経験]
- 賢いカラスは黒く化粧する
- [敬う心]
- 我以外皆我師
- [失敗を恐れない]
- 間違いを犯した事の無い人というのは,何も新しいことをしていない人のことだ
- [頑張るぞ]
- 「僕はずっと山に登りたいと思っている。…でも明日にしよう」おそらく彼は,永遠に登らないだろう
- [新たな気持ち]
- 心機一転
- [仲直り]
- 心は,天国を作り出すことも,地獄を作り出すこともできる
- [ポジティブシンキング]
- 次勝てばよし
- [思いをひとつに]
- 一路邁進
- 10月
- [挑戦・諦めない心]
- 逆境の中で咲く花は,どの花よりも貴重で美しい
- [諦めない心]
- 3日あれば人間は変われる
- [授業態度]
- 大人は虎変す
- [努力・継続]
- 私は失敗したことがない。ただ1万通りのうまくいかない方法を見つけただけだ
- [体育の日]
- 人生にとって健康は目的ではない。最初の条件なのである
- [諦めない心]
- 中国語で書くと,crisis(危機)という言葉は二つの漢字でできている。一つは危険,もう一つは好機である
- [読書]
- わたしが人生を知ったのは,人と接したからではなく,本と接したからである
- [失敗]
- 元気を出しなさい。今日の失敗ではなく,明日訪れるかもしれない成功について考えるのです
- [早起き]
- 朝はいかにも早く起べし
- [ピンチはチャンス]
- 迂を以て直と為し患を以て利と為すなり
- [行事の練習]
- 必死に生きてこそその生涯は光を放つ
- [行事への心構え]
- 先ず隗より始めよ
- [才能]
- 夏の火鉢は冬に役立ち,日照りの傘は雨降りのときに役立つ
- [目標に向かって]
- 蒔かぬ種は生えぬ
- 11月
- [団結]
- 天の時は地の利に如かず,地の利は人の和に如かず
- [学習発表会]
- 多くの人々に幸せや喜びを与えられること以上に,崇高で素晴らしいものはない
- [学習発表会]
- 真の知識は経験あるのみ
- [努力]
- 水泳は冬の間に上達し,スケートは夏の間に上手になる
- [困った時]
- 困難は分割せよ
- [団結]
- 和を以て貴しとなす
- [友だち]
- 無敵
- [教室環境]
- できることから始めなさい。第一歩から始めなさい。いつも必ずこれ以上できないという限界があります。あまり多くやろうとすると,何事もなし得ないでしょう
- [ケンカ]
- 怒りは無謀をもって始まり,後悔をもって終わる
- [自然を感じる]
- 春「山笑う」夏「山滴る」秋「山装う」冬「山眠る」
- [易きに流れるな]
- 窮屈成所を好み楽成所を嫌ふべし
- [油断せずに最後まで]
- 最も大きな危険は勝利の瞬間にある
- [学級の荒れ]
- 世の中のいざこざの因となるのは,奸策や悪意よりも,むしろ誤解や怠慢だね
- [文化の日]
- 人は他人に迷惑をかけない範囲で自由である
- 12月
- [継続・努力]
- 一生懸命だと知恵が出る。中途半端だと愚痴が出る。いい加減だと言い訳が出る
- [助け合い]
- もし一日だけ親切にし,思いやりを示すことができれば,もう一日続けることができる。これには一銭もかからない。今日から始めよう
- [メモをとるよさ]
- メモこそ命の恩人だ
- [将来の夢]
- If you can dream it, you can do it.
- [学ぶ意味(テスト)]
- 勉強する事は自分の無知を徐々に発見していく事である
- [文字を美しく]
- 書は人なり
- [正直]
- 正直なほど富める遺産はない
- [掃除]
- 人生に成功する秘訣は,自分が好む仕事をすることではなく,自分のやっている仕事を好きになることである
- [無欲]
- 心に欲なき時は義理を行ふ
- [地域とのつながり]
- 未来は現在と同じ材料でできている
- [諦めない心]
- 女は画れり
- [自分を高める方法]
- 人間は,努力をする限り,迷うものだ
- [1年の成長]
- 最上の幸福は,一年の終わりにおいて,年頭における自己よりも,よくなったと感ずることである
- [冬休みを前に]
- 人間はいつも張り詰めた弓のようにしていては続かない
- 1月
- [1年の目標]
- 有終の美
- [新たな気持ち]
- 思い立ったが吉日
- [1年の初め]
- 一年の計は元旦にあり
- [多様な視点]
- 門松は 冥土の旅の 一里塚 めでたくもあり めでたくもなし
- [新たな気持ち]
- 難しい仕事の結果を左右するものは,最初の心構えである
- [やりきる]
- 人事尽くして天命を待つ
- [本質を見る目]
- 心で見なくちゃ,物事はよく見えないってことさ肝心なことは,目に見えないんだよ
- [大人になるということ]
- 大人になるということは,あいまいさを受け入れる能力をもつということ
- [伝統]
- 故きを温ねて新しきを知る
- [主体的に]
- 好む者は楽しむ者に如かず
- [風邪予防]
- 薬より養生
- [健康管理]
- 頭寒足熱
- [実行力]
- 有言実行
- [善悪の判断]
- 常に悪逆無道の図画を掲ぐ
- 2月
- [粘り強さ]
- NO RAIN!NO RAINBOW!
- [一所懸命]
- 花はなぜ美しいか。ひとすじの気持ちで咲いているからだ
- [心持ち]
- 楽しいから笑うのではない。笑うから楽しいのだ
- [目標]
- 長い階段をのぼるとき,その階段の全てが見えてなくてもよいのです。大事なのは目の前にある一段をのぼることです
- [克己]
- 人は己に克つを以って成り,己を愛するを以って敗るる
- [先輩]
- 門前の小僧習わぬ経を読む
- [恋愛・失恋]
- 恋して恋を失ったのは,まったく愛さないよりもましだ
- [仲間づくり]
- 松竹梅
- [学級づくり]
- よい笑いは,暖かい冬の陽ざしのようなものだ。だれでも親しめる
- [6年生を送る会]
- 感謝は,高潔な魂の証である
- [勇気・粘り強さ]
- 笑われて,笑われて,強くなる
- [立ち居振る舞い]
- 見た目の形から武士の正道にはいるべし
- [我慢]
- 伏すこと久しきは,飛ぶこと必ず高し
- [中だるみ]
- 真の音楽家とは音楽を楽しむ人であり,真の政治家とは政治を楽しむ人である
- 3月
- [刻苦勉励]
- 苦労は栄華の礎
- [夢]
- 夢を見るから,人生は輝く
- [希望]
- どんなに暗くても,星は輝いている
- [時間の使い方]
- 時は金なり
- [子どもとの関わり方(保護者)]
- そっ啄同時
- [将来]
- 僕の前に道はない。僕の後ろに道はできる
- [真心]
- あれを見よ 深山の桜咲きにけり まごころつくせ人知らずとも
- [贈る言葉]
- 不撓不屈
- [感謝・掃除]
- 立つ鳥跡を濁さず
- [進路]
- 人生は道路のようなものだ。一番の近道は,たいてい一番悪い道だ
- [贈る言葉]
- 世界には君以外には誰も歩むことのできない唯一の道がある…
- [新しい出会い]
- 袖振り合うも多生の縁
- [春分の日(新たな学年)]
- 自然は人間に1枚の舌と2枚の耳を与えた。だから人は話すことの2倍だけ聞かねばならない
- [エール]
- それぞれが持ってる才能を生かしなさい。美しい声の鳥しか鳴かない森など,静まりかえって寂しいだけだ
- [エール]
- 夢を求め続ける勇気さえあれば,すべての夢は必ず実現する
- [贈る言葉(仲間)]
- 最高の友は,私の中から最高の私を引き出してくれる友である
- 執筆者一覧
はじめに
子どもたちは学校という1つのコミュニティーの中で,心を大きく動かしながら,成長していきます。時に悩んだり,苦しんだりしながらも心を大きく揺さぶられ,強く,優しい心を育んでいきます。
私たち教師は,そんな子どもたちの心に届ける言葉をもたなくてはなりません。子どもたちの心を動かす言葉をもたなくてはなりません。
先人の言葉には,人の心を動かす知恵が詰まっています。しかし,その言葉も話す側の思いと受け取る側の願いが合致しなくては,大きな効果は得られません。伝えるタイミングと技術が大切です。
本書では,12ヶ月の様々な場面にぴったりのことわざ・名言を厳選しました。そのまま伝えられる話を月毎に数多く掲載しています。
約2分間のメッセージ。教師の語りかける言葉が,子どもたちの心に届き,健やかな成長の一助となることを心より願っています。
授業力&学級づくり研究会 代表 /垣内 幸太
日々の実戦ですぐに使えます。