- はじめに
- Chapter01 英語授業を楽しくする!カードの使い方・作り方
- 1 ピクチャーカード
- ピクチャーカードの使い方・ピクチャーカードの作り方(ファイル編・印刷編)
- 2 フォニックスピクチャーカード
- フォニックスピクチャーカードの使い方・フォニックスピクチャーカードの作り方(構想編・ファイル編・印刷編)
- 3 アルファベットカード
- 教師用アルファベットカードの使い方・教師用アルファベットカードの作り方(ファイル編・印刷編)・生徒用アルファベットカードの作り方(ファイル編・印刷編)
- 4 フォニックスアルファベットカード
- フォニックスアルファベットカードの使い方・フォニックスアルファベットカードの作り方
- 5 語順カード
- be動詞を使った文の指導・一般動詞を使った文の指導・一般動詞を使った文の指導(3人称単数)・語順カードの使い方・教師用語順カードの作り方(ファイル編・印刷編)・生徒用語順カードの作り方(ファイル編・印刷編)
- 6 比較カード
- 比較カードの使い方・比較カードの作り方(ファイル編・印刷編)
- Chapter02 生徒をひきつける!デジタル教材の使い方・作り方
- 1 デジタルピクチャーカード@
- デジタルピクチャーカード@の使い方・デジタルピクチャーカード@の作り方
- 2 デジタルピクチャーカードA
- デジタルピクチャーカードAの使い方・デジタルピクチャーカードAの作り方
- 3 デジタルアルファベット
- デジタルアルファベットの使い方・デジタルアルファベットの作り方
- 4 デジタルフォニックス
- デジタルフォニックスの使い方・デジタルフォニックスの作り方
- Chapter03 生徒と一緒に作る!副教材の使い方・作り方
- 1 ワードリスト&ビンゴノート
- ワードビンゴゲームとは・ワードビンゴゲームの進め方・ワードリストの作り方(ファイル編・印刷編・製本編)・ビンゴノートの使い方・ビンゴノートの作り方
- 2 フォニックスリーディングブック
- フォニックスリーディングブックの使い方・フォニックスリーディングブックの作り方(ファイル編・印刷編・製本編)
- Chapter04 見える化で理解度をアップする!自作教具の使い方・作り方
- 1 頻度メーター
- 頻度メーターの使い方・頻度メーターの作り方
- 2 数量メーター
- 数量メーターの使い方・数量メーターの作り方
- 3 likeメーター
- likeメーターの使い方・likeメーターの作り方
- おわりに
- Column
- 1 音当てクイズ アルファベットには音がある
- 2 高速カルタ作成術
- 3 すそ野を広げ,実際に使う語彙指導
- 4 宝石はなぜ高い? 清掃指導のすすめ
- 5 プロ野球はなぜおもしろいのか?(忘れられない長先生の話)
- 6 生徒指導は8割で
はじめに
落語は日本が世界に誇る伝統芸能である。座布団に座り,話し方,表情,身振り手振りそして扇子であらゆる世界を表現し,観客を笑いへと誘う。あの技術を身につけて授業ができたら,どんなに素晴らしいだろうといつも思う。
落語でもっとも大切なのは話のネタ選びであろう。ネタを選び,どう表現するかを考え,身振り手振りを加えて練習し,舞台に立つ(座る)。授業も落語と同じである。教材を選び,どう教えるかを考え,教材研究を進める。そして授業に臨む。その反省を分析し,次の授業の準備につなげる。この繰り返しであろう。
落語で扇子がなかったらどうなるであろうか? 扇子の代わりに,うちわを使ったらどうであろうか? 名人クラスの落語家なら扇子がなくても,それをカバーする話術や表情・身振り手振りといった技術を持ち合わせているのかもしれない。しかし,やはり扇子がなければ落語としての完成度は今一つであろう。95%は技術でカバーできても,残り5%は扇子の役割である。落語に扇子はつきものである。技術だけでなく道具も大切なのだ。
自作教材は,まさに落語における扇子のようなものである。授業を構成する役割の大きな部分を占めるものではない。自作しなくても市販の教材がある。教科書付属の教材もある。しかし,授業にこだわりを持ち,突き詰めていくほど「マイ教材」が欲しくなってくる。どうしても他人が作った教材では「かゆいところに手が届かない」のだ。
私は小さい頃から物づくりが好きだった。自分で作ったものには買ったものにはない愛着を感じるものである。教材でも手づくりのものには言いようのない温かみを感じる。それは目の前の生徒を思い浮かべ,教師が一生懸命願いを込めて作ったものだからであろう。
本書はそのような「マイ教材」を紹介したものである。教材の完成形だけでなく,作り方を示し,使い方も紹介した。しかしこれらはあくまで,私にとっての「マイ教材」である。そのまま使っていただいてもいっこうにかまわないが,それぞれ手を加えていただき,ご自分の「マイ教材」として,愛着を持って使っていただければ,これに勝る喜びはない。
2014年7月 /西山 正一
本書でご紹介しているサポートファイル一式は以下からダウンロードできます。
サポートファイルのダウンロード
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内容 | ファイル名 | サイズ | |
---|---|---|---|
サポートファイル一式 | 162316_support.zip | 70,152KB |
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サポートファイルの内容
サポートファイルのダウンロード完了後、圧縮を展開すると以下の各ファイルが使用できます。
各ファイルの使用方法の詳細は、本書の該当ページをご参照ください。
ファイル名 | 該当ページ |
---|---|
@ピクチャーカード.xlsx | 6-9 |
Aフォニックスピクチャーカード.xlsx | 16 |
Bアルファベットカード(教師用).xlsx | 20-23 |
Cアルファベットカード(生徒用).xlsx | 22 |
Dフォニックスアルファベットカード(教師用).xlsx | 28-29 |
Eフォニックスアルファベットカード(生徒用).xlsx | 28-29 |
F語順カード(教師用).xlsx | 30-40 |
G語順カード(生徒用).xlsx | 37-40 |
H比較カード.xlsx | 48-49 |
Iデジタルピクチャーカード@.xlsm | 54-55 |
JデジタルピクチャーカードA.xlsm | 61-62 |
Kデジタルアルファベット.xlsm | 68 |
Lデジタルフォニックス.xlsm | 77-78 |
Mワードリスト.xlsx | 90-96 |
Nフォニックスリーディングブック.xlsx | 109-110 |
※ファイルを使用するために、Microsoft Excelがインストールされている必要があります。
※教材データはサンプルとなっていますので、クラス・生徒の実態に合わせ、各自で加工・修正してお使いください。
※I〜Lのファイルにはマクロが含まれています。
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- 明治図書
- 非常に実用的!素晴らしい2016/5/1540代・中学校教員