- まえがき
- /堀 裕嗣
- 学級経営1 理と情
- /堀 裕嗣
- 学級経営2 チーム化と3つのシステム
- /赤坂 真二
- 学級経営3 「何のために」「叱る基準」「ミッション」で,教室に秩序を!
- /飯村 友和
- 学級経営4 町づくりに貢献できる子どもたちを育てる〜「教室環境」「大人トーク」「背中を見送る覚悟」〜
- /石川 晋
- 学級経営5 学級経営の肝は子ども達と真摯に向き合うこと
- /糸井 登
- 学級経営6 「グループ」から「チーム」へ
- /大野 睦仁
- 学級経営7 「自立心」を育てる学級運営〜教師や学校を必要としない大人になるために〜
- /門島 伸佳
- 学級経営8 誰もが自分らしさを発揮しながらも協同して伸びていく教室をつくるために
- /金大竜
- 学級経営9 一人一人を大切にすること〜そこからしか学級経営は成り立たない〜
- /多賀 一郎
- 学級経営10 崩壊学級の特徴を出させない
- /中村 健一
- 学級経営11 どんなこと・人・モノからも学べる〜「我以外皆我師」発想〜
- /福山 憲市
- 学級経営12 心を耕す学級経営
- /古田 直之
- 学級経営13 風通しのよいオープンな学級力関係のない対等なクラス
- /堀川 真理
- 学級経営14 継続実践を学級経営の柱とする
- /山田 将由
- 学級経営15 縦・横・価値付けにつきる
- /山田 洋一
- 学級経営16 秩序こそ全て! 秩序を形成することこそ教師の仕事
- /渡邉 尚久
- あとがき
- /堀 裕嗣
まえがき
学級経営であなたが最も大切にしていることは何?
こう問われたら,何と答えるだろうか。
そのために必ず取っている手立てを優先順位の高いものから三つ挙げるとしたら何と何と何?
こうたたみかけられたら,いったい何と答えるだろうか。
今回はこの二つの問いに名うての実践家16人が明快に答えてくれます。
今も昔も,学校教育の基本単位は学級です。学級経営を蔑ろにしてはどんな教育活動も成立しません。授業然り。総合然り。行事然り。生徒指導然り。学級が過ごしやすい場であってこそ,子どもたちは学校を形づくる様々な活動に勤しむことができるのです。
教師の側から見ても同じです。授業研究がしたくて教師になる人はあまりいません。生徒指導がしたくて教師になる人もあまりいません。多くの教師が担任になりたくて,子どもたちといっしょに何かを創り上げたくて,教師を目指すのです。
こうした教師の志の基本ともいえる学級経営について,若手からベテランまで16人の実践家がその核心となっている考え方,優先順位を高く捉えている手立ての三つを語っていきます。
読者の皆さんにとっても,明日からの学級経営の参考になること間違いなし。そういう企画であると確信をもっています。
/堀 裕嗣
-
- 明治図書
- 電子版をもう少し早めに出版してほしい。2016/5/1740代・小学校教員