- 出会いに変えて
- 第1章 授業の質を上げるメモ
- 1 授業につながっているのが本当の仕事術!
- 全ての道は「授業改善」「自分改善」に通ず
- 2 最大の仕事術はメモをとること! メモ帳250冊
- メモの旅の始まり
- メモ帳250冊から見えてきたこと
- 3 メモをベルトのように メモを歯磨きのように
- 無意識に携帯している
- メモを発動するときを逃さない
- 4 メモの書き方
- メモを書くときの心
- 「空気を吸うように書く」ために
- メモを書くと「心が整う」
- 第2章 「4種類のメモ」のとり方
- 1 「メモ」の内容は4種類!
- 「実務メモ」・「子どもメモ」・「授業メモ」・「アイデアメモ」
- メモ帳の種類とカスタマイズ
- メモ表紙カスタマイズ@デザイン系
- メモ表紙カスタマイズAイラスト系
- メモ表紙カスタマイズB言葉系
- メモ表紙カスタマイズC収納系
- 2 「メモ帳選び」のポイントベスト5!
- 3 アナログメモ 実物公開!
- 実物メモ公開! 「文庫本ノート・薄型」(無印良品)
- 4 デジタルメモのツール
- スマートフォン
- iPad
- ポメラ
- 第3章 実務メモのとり方と活用
- 1 実務メモ「アナログ」
- 一元管理
- たまっていく充実感
- 文字に宿る気持ち
- 2 実務メモ「デジタル」
- リマインダー+音声録音
- 3 実務メモの本当の目的
- 4 実務メモ「番外編」
- 家族に話す
- 子どもたちに話す
- 第4章 子どもメモのとり方と活用
- 1 子どもメモ「アナログ」
- 子どもの呟きを拾い続ける
- 子どもの目の高さになるとは?
- アナログメモの「メモしている感」
- 2 子どもメモ「デジタル」
- リマインダー機能に子どもメモ
- 子どもの発言を継続してメモし、活用する
- 3 子どもメモ 「子どもの考え」を授業の素材に
- 「出会いの感想文」
- 「出会いの感想文」からメモをして授業をつくる
- 取り出した「観点」について
- 第5章 授業メモのとり方と活用
- 1 「授業記録」こそ、授業の腕を上げる近道
- 歯磨きをするようにコツコツコツコツ授業記録
- 授業記録は「いつ」書くか
- 授業記録は「何を」書くか
- 授業記録は「どのように」書くか
- 2 実物「教室開き授業記録」と解説
- 教室開き授業記録 2020年6月1日 2年生
- 3 実物「1日丸ごと授業記録」と解説
- 1日丸ごと授業記録 2020年6月25日 2年生
- 4 実物「板書授業記録」と解説
- iPadで写真を撮り、そのまま書き込む「授業記録」
- 書き込みはできるだけ〈熱々〉のうちに
- ひと手間施すことも
- 記録内容について
- 5 実物「イラスト授業記録」と解説
- イラスト授業記録 2021年 1年生
- イラスト授業記録の二次利用
- 6 実物「子どもの作品からのメモ」と解説
- スマホの「リマインダー」機能に打ち込む
- 実際のメモと解説〈俯瞰〉
- 実際のメモと解説〈細部〉
- メモは「教師力」を高め、「最高の授業の素材」となる
- 7 写真で記録する様々なケース
- 授業後の写真撮影
- 子どものノートを写真で記録
- 子どもの写真とその活用
- 作成品や掲示も写真で記録
- 何気ないものやシーンを残す価値
- 8 授業参観記録(メモ)
- 授業参観記録(メモ)のフォーマット
- 授業を観るときのメモポイント
- 9 授業記録の活用
- 授業記録を見返す
- つらいときに授業記録を読んでみる
- 10 教師として生きている
- 教師として【生きている】実感を得る
- 第6章 アイデアメモのとり方と活用
- 1 アイデアは2秒で消える
- アイデアは最高に価値のあるもの
- アイデアに対する自分の環境は
- アイデアが生まれる瞬間
- 2 アイデアを確実につかまえる
- アイデアメモの「最大の秘訣」とは
- 「リマインダー」機能を使った「デジタル」でのアイデアメモ
- 「メモ」機能を使った「デジタル」でのアイデア・気づきメモ
- アイデアを忘れてしまったら
- 使ったアイデアは……
- 「アナログ」でのアイデアメモ
- 3 「授業アイデア」 メモのとり方と活用〜学校公開の授業舞台裏〜
- 授業ノート
- 学校公開の授業はこうしてつくられた〜構想時のメモ公開!〜
- おわりに
出会いに変えて
この本を手に取ってくださっているあなたとの出会いに感謝します。
【メモ】は、私がずっと書きたかった、お伝えしたかったテーマです。
教員になりたかった学生時代から、
新任教師としてのスタート、
公立教員としての年月、
大学院時代、
そして現在の私学教員……と、
私のそばにはずっと「メモ」があります。
「メモ」なしには私の人生は成り立っていません。
メモは「記憶を助けるもの」だけにとどまりません。実に様々に自分自身の人生を向上させてくれます。
そのことは本編で詳しく述べていくとして、
私にとってメモとは食事をすることと同じであり、
睡眠と同じであり、
呼吸をすることと同じなのです。
つまり、自分自身のライフラインの中にメモが組み込まれると、日常生活を繰り返すことがそのまま人生の向上につながるのです。
教師としての自分の生き方の向上につながるのです。
この本では、きれいごとではなく、私自身が実感した、
【教師の、教師による、教師のためのメモ活用】
について述べていきます。
メモをする行為が【教師としての日常を変える】ということ。
教師の「日常」、それは「授業」です。
授業の質を上げるための【すごいメモ】、始めてみませんか。
教師として歩み始めるあなた。
歩んでこられたあなた。
【メモ】は教師としてのあなたのステージを一段階押し上げてくれるもの。
この本での出会いに感謝し、本書で【教師の質を上げるメモ術】について具体的に、熱く、私自身がワクワクしながら語っていきたいと思います。
しばしおつきあいください。
本書を読み終わった後、
あなたのそばに「あなただけのメモ帳」が置かれますように……
このたびは本書をご購入いただき、誠にありがとうございました。
さて、初版第1刷において、本来掲載すべき第5章6〜10が欠落しておりました。
ご迷惑おかけして、誠に申し訳ございませんが、訂正用データファイルを以下に掲載いたしましたので、こちらのファイルをご参照のうえ、ご利用賜りますようお願い申し上げます。
訂正用データファイル(ファイル名:220526_teisei.pdf/サイズ:3,647KB)
※初版第1刷の第5章6〜10(pp.151-182)の追加データです。
今後はこのようなことがないよう、細心の注意を払ってまいります。
何卒ご容赦賜りますようお願い申し上げます。
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メモをいかに書きいかに活用するかを考えさせられました!
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