教師の言葉でクラスづくり
クラスを育てるいいお話

教師の言葉でクラスづくりクラスを育てるいいお話

好評6刷

インタビュー掲載中

集団が一つにまとまる“金言”が満載!

学級活動などでの、教師から子どもへの声かけ。そこでの教師の一言で、学級がまとまったり、関わり合いがぐんと深まることも。本書では、そんな声かけや指導で使えるお話を多数紹介。教師の一言で、子どもたちが生き生きと活動できる学級づくりを。


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ISBN:
978-4-18-226826-7
ジャンル:
学級経営
刊行:
6刷
対象:
小学校
仕様:
四六判 176頁
状態:
在庫あり
出荷:
2024年11月29日

目次

もくじの詳細表示

はじめに
1章 言葉がクラスを育てる
学級を変える「言葉」を語ろう
「言葉」で学級の背景をつくろう
「言葉」で学級の方向づけをしよう
2章 クラスを育てる言葉
学級開きで思いを伝えたいとき
姿で見せよ
仲よくなるには、よい所を見つける
プラス1の心をもとう
花心・根心・草心・素心
“自分の人生を大事にしたい”と思う人は、ノートに○を書きなさい。
ゲン コン ポン―元気・根気・本気―
個の主張と集団による調和を
きれいな教室はきれいな心につながる
クラスのまとまりをつくりたいとき
一人はみんなのためにみんなは一人のために
一致団結
いい所を合わせると大きな力になる
悲しみは割り算、喜びは掛け算
ペース・アップしよう
和して同ぜず 同じて和せず
協力することの大切さを伝えたいとき
聞くは一時の恥 聞かぬは一生の恥
教力と響力と強力
「三本の矢」の教え
与えるは受けるより幸福なり
花よりも、花を咲かせる土となれ
気がついたら行動にうつせる人に
一人一人が懸命になろう
思いやりをもつことを伝えたいとき
情けは人のためならず
心の貯金通帳は、見えないうちに貯まっていく
わが身を抓(つね)って人の痛さを知れ
心の温度差を縮めようとするのが、人間
○○の都合で行動せよ
『でんでんむしのかなしみ』―絵本から―
友だちの大切さを伝えたいとき
苦しいときの友が真の友
正直な答(こたえ)は、真の友情の印
手をかけすぎず、目をかけることが友を育てる
群れる友だちより群れない友だち
『わたしとあそんで』―絵本から―
人と関わり合うことの大切さを伝えたいとき
愛の反対は憎しみではなく無関心
タライの水を引っ張るな
「人間」は「人と人の間」で磨かれ、光り輝く
我以外皆我師
昨日の敵は今日の友
知らないことは、意地悪になる
「好きな者同士」など学校ではありえない
男女一緒だと仲間が倍になる
他人を尊重することの大切さを伝えたいとき
みんなちがって、みんないい。
『北風と太陽』―イソップ童話から―
他人を尊重する気持ちは態度に出る
傲慢無礼(ごうまんぶれい)
奥義秘伝
人に感謝することの大切さを伝えたいとき
「ありがとう」は「有り難い」
恩返しは恩送り
感謝の「愛」言葉
感謝すると慈石が強くなる
おかげさまで―プラス1の感謝―
以唇伝心―声に出して―
クラスでトラブルがあったとき
トラチャン―トラブルをチャンスと考える―
悪口の郵便屋さんにならない
心の矢印を自分に向けよう
オオカミ少年を誰も助けない
陰口のコウモリにならないで
鬼には鬼の物語がある
苦手だったら距離を置く
言語道断
信頼は、積み木
「先生は必要ないよ」が理想のクラス
クラスでいじめやからかいがあったとき
差別を前にしたときの行動で、人間の値打ちは決まる
心に石がたまる
差を差別にしてはいけない
アリの助け合い
ルールの大切さを伝えたいとき
落ちているゴミは、○○小学校のゴミ
自由は常に規制の中にある
違和感のすすめ
無法地帯は楽しくない
想像力は明るい未来をつくる
おわりに

はじめに

 学級には言葉が必要。

 子どもたちの指針となる言葉が。


 教師は日々、子どもたちに言葉を投げかけています。それらは、もちろん、先生によってさまざまです。

 身近にいる先生が子どもたちの前で話す言葉を聞いて、


 なるほど。

 うまいことを言うねえ。


 そういう言い方もあるんだなあ。


と感心したり、同じ言葉を使っていても、子どもののせ方の違いに驚いたりしたことはないでしょうか。


優れた実践家は、言葉の用い方も優れている。その言葉と使い方のエキスを少し伝授してもらえたらいいのではないか。


 それが、この本の主旨です。


 執筆者は、中堅からベテランまでそろっています。現場で今、子どもたちと真剣に向き合いながら、子どもの姿を肌身で感じながら、投げかけられる言葉には力があります。迫力があるのです。

 この本は手元に置いて、教室で何かあったときにぱらぱらとめくってみて下さい。自分では考えつかないような言葉にピンときたり、自分の共感できる言葉に出逢ったりするでしょう。

 ヒントを受け取られた皆さんには、ご自分の教室でおおいに使っていただきたい。それが執筆者全員の願いです。


  2016年 子どもたちの真剣なまなざしを思い浮かべながら   /多賀 一郎

著者紹介

多賀 一郎(たが いちろう)著書を検索»

チーム・ロケットスタート・コーディネーター。

好きな言葉 「誠実」

神戸大学附属住吉小学校を経て私立小学校に長年勤務。

現在,追手門学院小学校講師。

専門は国語教育。親塾など,保護者教育に力を注いでいる。また,教師塾やセミナー等で,教師が育つ手助けをしている。絵本を通して心を育てることをライフワークとして,各地で絵本を読む活動もしている。

チーム・ロケットスタート著書を検索»

よりよいクラスづくりを願う先生のため,その道のスペシャリストが集結し,それぞれの英知を伝承すべく組織された多賀一郎先生をコーディネーターとするプロジェクトチーム。プロのワザを惜しみなく伝えることを信条に,子どもを伸ばし,クラスを育てる珠玉の言葉の数々を大公開。


【チーム・ロケットスタート団員(執筆者)紹介】

 (50音順)※所属は執筆時

飯村 友和   千葉県佐倉市立青菅小学校

 [好きな言葉] 「トラブルはチャンス」=「トラちゃんが来た!」

宇野 弘恵   北海道旭川市立啓明小学校

 [好きな言葉] 「見えないことから見ようとする心の目をもつ」

大野 睦仁   北海道札幌市立三里塚小学校

 [好きな言葉] 「必要なのは,走り続けることじゃない。走り始めることだ」

桔梗 友行   兵庫県西宮市立深津小学校

 [好きな言葉] 「両忘(善悪・白黒など両極を忘れるという意味)」

桜田 恵美子  大阪府豊中市立野畑小学校

 [好きな言葉] 「臨機応変」

土作 彰    奈良県広陵町立広陵西小学校

 [好きな言葉] 「天職は探すのではない。目の前の仕事を天職にするのだ」

中條 佳記   奈良県王寺町立王寺南小学校

 [好きな言葉] 「大人も子どもも出会いは大切に 一期一会」

長瀬 拓也   同志社小学校

 [好きな言葉] 「子どもたちから常に学ぶ姿勢を大切に」

西村 健吾   元鳥取県公立小学校教諭

 [好きな言葉] 「自分に勝つ! 苦しいときこそノーブレス!」

福山 憲市   山口県下関市立勝山小学校

 [好きな言葉] 「一生一事一貫(一つのことを貫き通す力をもつ)」

藤木 美智代  千葉県船橋市立海神南小学校

 [好きな言葉] 「教育とは,夢を語ること。将来への種蒔き」

藤原 友和   北海道函館市立昭和小学校

 [好きな言葉] 「良薬は口に苦く,忠言は耳に逆らう」

古川 光弘   兵庫県赤穂市立原小学校

 [好きな言葉] 「覚悟に勝る決断なし!」

戸来 友美   北海道千歳市立信濃小学校

 [好きな言葉] 「いつも心に太陽を」

松下 崇   神奈川県横浜市立川井小学校

 [好きな言葉] 「人に優しく 自分に厳しく」

南 惠介   岡山県和気町立藤野小学校

 [好きな言葉] 「君子和而不同。小人同而不和(和して同ぜず,同じて和せず)」

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
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      明治図書
    • 指導したいことをエピソードで伝えるときに役立つ
      2017/1/1030代・小学校教員
    • 活用しやすくてよかった。
      2016/7/2550代・小学校管理職
    • 朝の話などで活用しやすい
      2016/4/2440代・小学校管理職
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