- はじめに
- 第1章 学級づくりネタ
- 朝の会・帰りの会
- 今週のミッション
- 健康観察リレー&振り返りリレー
- 人生最高の挨拶&さようなら問題
- 日直・当番・係活動
- 日直の「サンキュータイム」
- 1分間いいことタイム
- 日直・当番の廃止
- 給食・掃除
- 給食作戦会議
- 全員参加の給食配膳革命
- アライン線
- 学級通信・連絡帳
- 連絡帳に「サンキューカード」
- 先出し週予定
- 休んだ子への寄せ書き
- 教室環境
- 「人としての生き方」掲示
- 学級に増やしたい「ポジティブ言葉」
- 脱・ひもぷら
- 単純接触効果「書いて貼る」
- 行事指導
- 事前指導「何の力をつけるのか?」
- 事後指導「どんな成長をした?」
- 無音整列
- 教室ルール(規律)
- 1分前着席ぴったり号令
- 2周聴き合い多数決
- 時を守り,場を清め,礼を尽くせ
- ほめ方
- 子どもに伝わる「事実言葉+気持ち言葉」
- 究極のほめ言葉
- ハガキで陰ほめ
- 叱り方
- 叱られる雰囲気づくり
- 写真で「D or A」
- 部分を否定してフォロー
- 子ども同士の関係づくり
- 友達同士のサンキュータイム
- 学級目標人間コピー
- 日々の授業の認め合い
- 教師と子どもの関係づくり
- 教師が語る「子どもの頃の失敗談」
- 紙芝居舞台
- 「見ているよ!」承認の連続
- 第2章 授業づくりネタ
- 指名
- 発表マーク
- 肩を指で突く
- 出席番号リレー
- 指示
- 活動カード
- 実物提示
- 的確に!そして確認せよ!
- 発問
- 昨日とどこが違う?
- 先出し単元計画
- なぜかを問え!
- 板書
- 板書レイアウト
- 5秒イラスト
- 子どもからの情報収集の場
- ノート指導
- ノートのテンプレート
- ノートプレゼン
- 授業の最後はノート作業
- 授業の手法
- 算数授業の流れ
- ナンバリングメモ&なるほどベスト3
- 小さなパートに区切る
- 机間指導・立ち位置
- ポジティブ丸つけ
- 親切すぎない場所で話す
- 「見られている」から手抜きできない
- 学び合い・交流
- どのように考えましたか
- 〇人『以上』と交流
- 男女問わず,誰とでも
- 振り返り・まとめ
- 振り返りのテンプレ
- パーフェクトチャレンジ
- 自己採点
- 家庭学習
- 宿題とテストの連動
- 自分で取るプリント
- カスタマイズ対応
- 学習アクティビティ
- ジャンケン交流
- ABCペア×4人班
- 礼儀作法の指導
- 第3章 仕事術ネタ
- 時短
- 来た瞬間に終わらせる
- 耳読
- 教材研究は隙間の時間に!
- 整理
- 不必要なものはすぐ片づける
- 動物占い
- 年度末に慌てない方法
- 楽しむ
- すべってなんぼ
- ハッピーそよかぜ
- 仲間をもつ
はじめに
素晴らしい学級をつくりたい! 教師なら誰もがそう願い,日々の指導にあたることでしょう。
しかし,「素晴らしい学級」をつくるためには,具体的な指導技術をもたねば奏功しません。教師の仕事は実に多様です。授業はもちろんのこと,人間関係づくり,マルチタスクをこなしていく技術も必要・必須です。
では,どうすればよいのか? それは,教育に関する情報を手に入れることです。それもできるだけ多く,多彩に!
医師は,例えば感染症に罹患した患者に対して抗生物質を投与します。しかし,その種類が少ないと,さまざまな細菌を駆逐して治療することはできません。同様に,教育現場で出くわすさまざまな状況に的確に早く対応するためには,たくさんの対処法を知っておく必要があります。それらを1人の教師が1からつくり出していくのは大変です。非効率的です。ですから,先行実践から取捨選択して自分の毎日の仕事に活用する―これが「最適手」だと言えます。
本書には,学級づくり,授業づくり,仕事術に関する効果的な方法が紹介されてます。出版に際してご一緒させていただいた橋氏も鈴木氏も「ネタ」情報発信力なら日本トップレベルです。僭越ながら,「ミニネタ」で30年余やってきた私との3人タッグによる「ネタ」本・セミナーは,他の追随を許さないものと自負しています。本書でご紹介する「ネタ」は,その3人の執筆者が重厚な実践経験から「効果あり」と認めた珠玉の教育情報です。明日からの実践に役立たないはずがありません!
さあ,明日から超多忙な,でもめちゃくちゃ魅力的な教室で子どもたちと明るく!楽しく!人生を刻んでいきましょう!
この本が1人でも多くの先生の笑顔につながりますように。
執筆者を代表して /土作 彰
とても楽しそうで、実践していきたいです!