- 1年
- 1 かんじで かずを かこう その一
- 教材名:かずと かんじ
- 2 かんじで かずを かこう その二
- 教材名:かずと かんじ
- 3 おはなしに でて くる かんじ
- 教材名:くじらぐも
- 4 しらせる 文で つかう かんじ
- 教材名:しらせたいな、見せたいな
- 5 あんごう文を かんせいさせよう
- 教材名:かん字の はなし
- 6 日づけを 正しく いおう
- 教材名:日づけと よう日
- 7 いろいろな よみかたを つかおう
- 教材名:なし
- 8 にて いる かん字に きを つけよう
- 教材名:にて いる かん字
- 9 かん字の なかまわけ
- 教材名:なし
- 10 よみかた しりとり
- 教材名:なし
- 11 こんなに かけるよ
- 教材名:なし
- 12 こんなに おぼえたよ
- 教材名:なし
- 2年
- 1 かずを あらわす かん字
- 教材名:じゅんばんに ならぼう
- 2 きせつを あらわす かん字
- 教材名:なし
- 3 なにかが 足りない
- 教材名:なし
- 4 同じ ぶぶんに ちゅうもく!
- 教材名:同じ ぶぶんを もつ かん字
- 5 いろいろな 読み方 その一
- 教材名:かん字の読み方
- 6 合体かん字
- 教材名:カンジーはかせの大はつめい
- 7 お話に 出て くる かん字
- 教材名:お手紙
- 8 いろいろな 読み方 その二
- 教材名:かん字の読み方
- 9 その かん字 あって いるかな?
- 教材名:なし
- 10 同じ なかまの かん字
- 教材名:なかまのことばとかん字
- 11 かん字の しりとり
- 教材名:なし
- 12 かんさつカード
- 教材名:なし
- 3年
- 1 国語辞典のつかい方をせつ明しよう
- 教材名:国語辞典のつかい方
- 2 漢字の音と訓
- 教材名:漢字の音と訓
- 3 夏休みの絵日記
- 教材名:なし
- 4 自然を表す漢字
- 教材名:里山は、未来の風景
- 5 話し合いの進め方
- 教材名:つたえよう、楽しい学校生活
- 6 漢字の「へん」と「つくり」
- 教材名:へんとつくり
- 7 お話に出てくる漢字
- 教材名:ちいちゃんのかげおくり
- 8 同じ読み方と漢字の意味
- 教材名:漢字の意味
- 9 反対の意味の言葉
- 教材名:なし
- 10 お話に出てくる漢字
- 教材名:モチモチの木
- 11 ことわざの漢字
- 教材名:ことわざについて調べよう
- 12 まちがいを直そう
- 教材名:なし
- 4年
- 1 お話に出てくる漢字
- 教材名:白いぼうし
- 2 漢字の部分
- 教材名:漢字の組み立て
- 3 漢字辞典の使い方
- 教材名:漢字辞典の使い方
- 4 漢字のなかま分け
- 教材名:漢字辞典の使い方
- 5 お話に出てくる漢字
- 教材名:一つの花
- 6 漢字しりとり
- 教材名:なし
- 7 慣用句
- 教材名:慣用句
- 8 どんな熟語ができるかな
- 教材名:熟語の意味
- 9 まちがえやすい漢字
- 教材名:まちがえやすい漢字
- 10 都道府県の漢字
- 教材名:なし
- 11 季節を表す漢字
- 教材名:なし
- 12 図書室に行こう!
- 教材名:なし
- 5年
- 1 国語で使う言葉
- 教材名:五年生の学習を見わたそう
- 2 漢字の成り立ち
- 教材名:漢字の成り立ち
- 3 音を表す漢字の部分と読み方
- 教材名:漢字の成り立ち
- 4 漢字の成り立ちで仲間分けをしよう
- 教材名:漢字の成り立ち
- 5 新聞に出てくる漢字
- 教材名:新聞を読もう
- 6 特別な読み方をする漢字
- 教材名:漢字の読み方と使い方
- 7 いろいろな音
- 教材名:なし
- 8 お話に出てくる漢字
- 教材名:大造じいさんとガン
- 9 同じ読み方の漢字
- 教材名:同じ読み方の漢字
- 10 物語を書こう
- 教材名:一まいの写真から
- 11 複合語
- 教材名:複合語
- 12 画数に気をつけよう
- 教材名:なし
- 6年
- 1 五年生までに習った漢字
- 教材名:なし
- 2 学級討論会の進め方
- 教材名:学級討論会をしよう
- 3 同じ部分で同じ音の漢字
- 教材名:漢字の形と音・意味
- 4 同じ部分で似た意味をもつ漢字
- 教材名:漢字の形と音・意味
- 5 物語に出てくる漢字
- 教材名:やまなし
- 6 この熟語の成り立ちは?
- 教材名:熟語の成り立ち
- 7 反対の意味の熟語
- 教材名:なし
- 8 漢字を正しく使おう
- 教材名:漢字を正しく使えるように
- 9 社会科の学習に出てくる漢字
- 教材名:なし
- 10 理科に出てくる漢字
- 教材名:なし
- 11 正しい送りがな
- 教材名:なし
- 12 贈る言葉
- 教材名:なし
はじめに
「漢字の指導に、時間をとることができない」
「漢字を学習しても、日常的に使うことに課題がある」
「漢字指導が、語彙力の向上につながっていない」
こんな悩みを抱えている小学校の先生方は少なくないと思います。実際、十年以上小学校の教師をしている私自身がそうですし、私の周りの教師からも同じような話をよく聞きます。本書を書くきっかけは、そのような漢字指導の課題を、少しでも解決するためにできることはないかと考えたことでした。
そもそもなぜ、小学校で漢字を学習するのか。学習指導要領にもその意味は書いてありますし、それぞれの先生方の思いもあるかと思いますが、私自身が考える究極の答えは、できないよりできた方がいい、知らないより知っている方がいいからです。また、汚い字よりもきれいな字を書けた方が様々な場面で得をするからです。日本語を理解するためのツールとしてはもちろんですが、自分自身を表現する手段として、日本の伝統文化の一つとして、さらには様々な国の人々とつながるための武器としても、漢字の理解力や語彙力が果たす役割は大きいものだと考えます。
令和二年度から、新学習指導要領が完全実施されます。主体的・対話的で深い学びやカリキュラム・マネジメントの確立など、今この瞬間の学びだけでなく、子どもたちが何を学んだのか、学んだことをこれからの生活にどう生かすのかをこれまで以上に明確にすることが求められています。小学校の国語科に限っても、知識及び技能についての表記がはじめにおかれるようになり、「何ができるようになったか」をより確かなものにしなければならなくなっています。そんな中、学校現場の教師に求められる指導内容は、以前よりも多種多様になっています。漢字の指導、語彙の指導に関しても様々な工夫が求められています。
それらの課題に対応するため、本書には以下の特長があります。
@短時間で使えること
短時間で、効率よく、日常的に取り組めます。
A語彙力の向上につながること
様々な漢字、言葉にふれることで、言葉の意味を理解し、語彙力を向上させることができます。
B言葉の面白さを感じられること
これが一番。漢字を様々な視点から見ることで、言葉の面白さを実感することができます。
また漢字指導が苦手な先生、若手の先生にも取り組みやすいよう、それぞれのワークシートの説明ページも作成しました。
本書の学習を通して、子どもたちが漢字や言葉それ自体の学習の楽しさに気づくとともに、多くの先生方にも漢字指導の楽しさに気づいていただければと思います。また、本書をきっかけとして、「もっとこんなふうにすればよいのではないか」「こんな授業ともつながるかも」などの新しい指導のアイデアが生まれ、より充実した漢字指導が展開され、子どもたちの語彙力の向上につながれば、著者としてこの上ない喜びです。
/赤堀 貴彦
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- 明治図書