- まえがき
- 1章 採用内定から3月31日までの過ごし方
- 採用試験に合格してから
- 残りの学生生活をどう過ごすか1
- 残りの学生生活をどう過ごすか2
- 専門教科の勉強方法
- 道徳科の勉強方法
- 総合的な学習の時間の勉強方法
- 特別活動の勉強方法
- ICTの勉強方法
- 学校に行く前の最終確認
- 2章 1年目の仕事術
- 校務
- 校長先生との面談
- 同僚や教頭先生等との出会い
- 事務の先生との関わり
- 最初の職員会議
- 最初の学年会議
- 最初の専門教科会議
- 最初の校務分掌会議
- 4月/校務分掌
- 5月から7月/校務分掌
- 8月から12月/校務分掌
- 1月から3月/校務分掌
- 学級経営
- 4月/学級開き・入学式の副担任としての心得
- 4月/学級経営(副担任としての心得)
- 4月/副担任編/2日目
- 4月/副担任編/3日目
- 4月/副担任編/1か月
- 4月から5月/副担任編
- 6月/副担任編
- 7月から8月/副担任編
- 9月から10月/副担任編
- 11月から12月/副担任編
- 1月から2月/副担任編
- 3月/副担任編
- 授業
- 4月/専門教科/1日目
- 4月/専門教科/2日目
- 4月/専門教科/3日目
- 5月から/専門教科
- 専門教科/定期テスト
- 専門教科/習熟度テスト
- 3月/専門教科
- 3章 成長の2年目にする仕事術
- 校務
- 校長先生との面談
- 同僚や教頭先生等との関わり
- 最初の職員会議
- 最初の学年会議
- 最初の専門教科会議
- 最初の校務分掌会議
- 4月/校務分掌
- 5月から7月/校務分掌
- 8月から12月/校務分掌
- 1月から3月/校務分掌
- 学級経営
- 4月/学級開き・入学式の担任としての心得
- 4月/担任編/2日目
- 4月/担任編/3日目
- 4月/担任編/1か月
- 4月から5月/担任編
- 6月/担任編
- 7月から8月/担任編
- 9月から10月/担任編
- 11月から12月/担任編
- 1月から2月/担任編
- 3月/担任編
- 授業
- 4月/専門教科/1日目
- 4月/専門教科/2日目
- 4月/専門教科/3日目
- 4月中旬以降から/専門教科
- 専門教科/定期テスト
- 専門教科/習熟度テスト
- 3月/専門教科
- 4章 飛躍の3年目にする仕事術
- 校務
- 校長先生との面談
- 同僚や教頭先生等との関わり
- 最初の職員会議
- 最初の学年会議
- 最初の専門教科会議
- 最初の校務分掌会議
- 4月/校務分掌
- 5月から7月/校務分掌
- 8月から12月/校務分掌
- 1月から3月/校務分掌
- 3月/離任に向けて
- 3月/離任式
- 学級経営
- 4月/学級開き・入学式の担任としての心得
- 4月/担任編/2日目
- 4月/担任編/3日目
- 4月/担任編/1か月
- 4月から5月/担任編
- 6月/担任編
- 7月から8月/担任編
- 9月から10月/担任編
- 11月から12月/担任編
- 1月から2月/担任編
- 3月/担任編
- 3月/卒業式に向けて
- 3月/卒業式
- 3月/卒業式から入試結果発表
- 授業
- 4月/専門教科/1日目
- 4月/専門教科/2日目
- 4月/専門教科/3日目
- 4月中旬以降から/専門教科
- 専門教科/定期テスト
- 専門教科/習熟度テスト
- 道徳科の授業づくりの基本
- 3月/専門教科
- 進路指導
- 4月/進路業務・指導
- 5月/進路業務・指導
- 6月から9月/進路業務・指導
- 10月から11月/進路業務・指導
- 12月/進路業務・指導
- 1月/進路業務・指導
- 2月/進路業務・指導
- 3月/進路業務・指導
- 本書に書かれていることを批判的に捉える
まえがき
「先生っていつも楽しそうですね」
この言葉は私が30代最後の年,学級の子どもたちからプレゼントしてもらった言葉です。
教師の仕事は楽しいのか?
私は教師の仕事を楽しいと思っています。
子どもたちとのふれあい,語り合い,成長する姿を目の前で見ることができること等,どれをとってもかけがえのない楽しさがあります。しかし,子ども同士のトラブルが大きくなったり,保護者や地域等の関わりに追われたり,部活動等が過度に忙しくなってきたりすると,さすがに楽しいだけでは終わりません。でも,それらをすべてひっくるめても,やはり「楽しい」という気持ちの方が大きいです。
どうしてこのような気持ちをもち続けることができるのかというと,それはいつも「何かおもしろいことをやりたい」と思っているからです。例えば,今までになかった授業にチャレンジするとか,前例踏襲にならない学級や学年経営をするとか,新たなイベントを創るとか,心がワクワクすること,ウキウキすること等,数えるときりがありません。ただ,このような思いを実際に行動に移すためには,たくさんの人と関わったり,時間が必要だったりと一筋縄ではいきません。でも,これらをなんとか乗り越えて,自分がやりたいと思ったおもしろいことができたときには,それまでの疲れが一気に吹き飛んでいくのも事実です。そして何より,そのような大人の姿を子どもが見ると,「大人って楽しそう!」と思ってくれます。
1年目からやりたいことができるのか?
小さなこと,周囲に影響が少ないこと,自分だけでできること等であればできます。でも,そうではないことであれば,おそらく難しいと思います。やりたいと思っても言葉にできなかったり,言葉にしても企画すらさせてもらえなかったりということは往々にしてあります。ではどうしたらよいのでしょうか。
本書を手にとってくださったあなたのこれからの仕事において,おもしろいことを実現するために,やりたいことをやるために,その時々で何を大切にしたらよいのかのヒントになれば幸いと思っています。
/藤永 啓吾
-
- 明治図書