- はじめに
- この本の使い方
- 3年生理科の特徴
- 1 身近な自然の観察
- 第一次 身近な自然の観察
- 第1時 春のしぜんを見つける…@
- 第2時 虫めがねの使い方になれる…A
- 第二次 生き物のすがた
- 第1時植物のようすを観察する…B
- 第2時動物のようすを観察する…C
- 第三次 調べたことをつたえ合う
- 第1時 植物について発表する…D
- 第2時 動物について発表する…E
- ポイント解説
- 2 植物の成長と体のつくり
- 第一次 たねをまく(4月下旬〜5月上旬)
- 第1時 たねを観察し,まく…@
- 第2時 めが出た後のようすを観察する…A
- 第3時 植え替えをする…B
- 第二次 植物の育ちとつくり(5月〜6月)
- 第1時 茎の高さをグラフにする…C
- 第2時 植物のからだのつくりを調べる…D
- 第三次 植物の一生(7月〜9月)
- 第1時 花の様子を調べる…E
- 第2時 実の様子を調べる…F
- 第3時 植物の一生をまとめる…G
- ポイント解説
- 3 昆虫の成長と体のつくり
- 第一次 チョウの育ち
- 第1時 よう虫のえさ…@
- 第2時 たまごのようす…A
- 第3時 よう虫のようす…B
- 第4時 羽化するようす…C
- 第5時 チョウの育ち…D
- 第二次 チョウの体のつくり
- 第1時 せい虫の体のつくり…E
- 第三次 いろいろなこん虫のかんさつ
- 第1時 こん虫のすがたとすみか…F
- 第2時 こん虫の体のつくり…G
- 第3時 こん虫の体の育ち…H
- ポイント解説
- 4 風とゴムの力のはたらき
- 第一次 導入
- 第1時 風やゴムは何に利用されているだうか…@
- 第2時 風やゴムで物を動かしてみる…A
- 第二次 風の力を調べる
- 第1時 いろいろな風を当てて車を走らせる…B
- 第2時 風の強さと車の走る距離を調べる…C
- 第三次 ゴムの力を調べる
- 第1時 ゴムの伸びと車の走る距離…D
- 第2時 ゴムの本数と車が走る距離…E
- 第四次 発展学習(プロペラカー)
- 第1時 風やゴムの力で車を動かす…F
- 第2時 実験の記録を残す…G
- ポイント解説
- 5 太陽と地面の様子
- 第一次 太陽とかげ
- 第1時 かげふみをして遊ぶ…@
- 第2時 太陽はかげのどちら側にあるか…A
- 第3時 かげの向きと太陽の位置1…B
- 第4時 かげの向きと太陽の位置2…C
- 第二次 日なたと日かげの地面
- 第1時 日なたと日かげの地面の様子の違いをくらべる…D
- 第2時 日なたと日かげの地面のあたたかさの違いをくらべる…E
- ポイント解説
- 6 光の性質
- 第一次 はね返した日光の明るさと進み方
- 第1時 鏡で日光をはねかえしてみる…@
- 第2時 鏡で光のリレーをする…A
- 第二次 はね返した日光の暖かさ
- 第1時 光の当たったところの暖かさ…B
- 第2時 光を重ねてみる…C
- 第三次 集めた日光
- 第1時 虫めがねで光を集める…D
- 第2時 色とあたたまり方…E
- ポイント解説
- 7 音の性質
- 第一次 音が出る時
- 第1時 音が出る物を思い出す…@
- 第2時 音が出る物を観察する…A
- 第二次 音の大きさを変えると
- 第1時 音のふるえを目で見る…B
- 第2時 音の大きさとふるえの関係…C
- 第三次 音を伝える
- 第1時 音はどんな時に伝わるか…D
- 第2時 50m糸電話に挑戦…E
- ポイント解説
- 8 電気の通り道
- 第一次 明かりがつくつなぎ方
- 第1時 明かりがつくとき・つかないとき…@
- 第2時 +(プラス)極と−(マイナス)極…A
- 第3時 導線を長くしてみよう…B
- 第4時 ソケットなしで明かりをつける…C
- 第二次 電気を通すもの・通さないもの
- 第1時 テスターを作る…D
- 第2時 テスターで調べる…E
- 第三次 電気を利用したおもちゃ作り
- 第1時 おもちゃ作りの計画…F
- 第2時 おもちゃ作りと発表会…G
- ポイント解説
- 9 磁石の性質
- 第一次 じしゃくにつく物
- 第1時 じしゃくにつく物/つかない物…@
- 第2時 じしゃくの引きつける力…A
- 第二次 極のせいしつ
- 第1時 じしゃくのよく引きつけるところ…B
- 第2時 2つのじしゃくを近づけると…C
- 第三次 じしゃくと方位・じしゃくになるもの
- 第1時 じしゃくがとまる極の向き…D
- 第2時 じしゃくにつけた鉄…E
- 第四次 じしゃくを利用したおもちゃ作り
- 第1時 おもちゃ作りの計画…F
- 第2時 おもちゃ作りと発表会…G
- ポイント解説
- 10 物と重さ
- 第一次 身の回りの物の重さ比べ
- 第1時 重さって何?…@
- 第2時 身の回りの物の重さを比べる…A
- 第二次 物の形と重さ
- 第1時 上皿天秤の使い方を知る…B
- 第2時 身の回りの物の重さをてんびんではかる…C
- 第3時 物は形が変わると重さも変わるか調べる…D
- 第4時 物の形と重さについてもっと調べる…E
- 第三次 物の体積と重さ
- 第1時 電子天秤の使い方を知る…F
- 第2時 同じ体積の物の重さ比べ…G
- ポイント解説
はじめに
小学校の先生の8割以上は文系であり,理科に苦手意識をもっていると言われています。これは仕方のないことなのですが,先生が自信なさそうに授業をしたのでは,子どもたちも理科が嫌いになってしまいます。それでは困ります。そこで理科の苦手な先生をサポートしようと企画したのが『文系教師のための』シリーズです。おかげさまで『理科授業note 』に始まる本シリーズはたくさんの先生方に読んでいただき,「理科授業に自信が持てるようになった」といったうれしいお便りをたくさん頂いております。
今回は「すぐ使えるワークシート」をコンセプトに著しましたが,これまで同様,理科の得意な人にしかできないようなマニアックな技術ではなく,誰がやっても効果の上がる確かな実践やコツをまとめてみました。小学校の先生は基本的に空き時間がほとんどなく,図工・体育・音楽・書写…と準備・片付けの必要な科目ばかりで,短い休み時間もバタバタと走り回っているのが現状なのではないでしょうか。本書は,そんな忙しい先生方を想定して作っています。
じっくりと読み深める余裕がなくても,理科室に行ってパッと本書を開いてください。授業の大まかな流れもワークシートの記入例も載っています。1分間だけ斜め読みして,すぐ授業!! 教科書と本書を教卓に並べて広げたまま授業をしてください。ワークシートを配り,記入例のようになるよう児童に指示を与えていけば,気がつけば理科の授業が成立しているはずです。
「ベテラン教師のワザをどの先生にも!」が我々執筆者の合言葉です。時間があればワークシート例の横に配置した「指導のポイント」もお読みください。
理科嫌いが問題だと言われて久しいですが,子どもたちは決して理科嫌いではありません。何が問題なのかを意識させ,自分なりの予想を立てて友達と意見をぶつけ合い,最後は実験ではっきりさせる。そんな基本的な学びの場を保障してあげることができれば,子どもたちは理科好きになるのです。先生自身が授業に自信をもち,理科を好きになってくれることを願ってやみません。
/福井 広和・國眼 厚志・高田 昌慶
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- 明治図書
- 授業づくりで参考にしています。2022/12/2840代・中学校教員
- ワークシート形式になっている点が使いやすかった。2020/5/2650代・小学校管理職
- 一時間ごとになっていて、すぐに読みやすく工夫されているなと思いました。2019/5/3ニッコリさん