- はじめに
- この本の使い方
- 4年生理科の特徴
- 1 季節と生物
- 第一次 春の自然
- 第1時 春の生き物を調べる…@
- 第二次 生き物の様子を調べる
- 第1時 校庭の生き物を調べる…A
- 第2時 草むらや池にはどんな生き物がいるだろうか…B
- 第三次 植物を育てる
- 第1時 タネをまいて育てる…C
- 第2時 植物の成長を記録する…D
- 第四次 夏の自然
- 第1時 校庭の生き物は春とくらべてどう変化しているか…E
- 第2時 夏の校庭の生き物は春とくらべてどう変化しているか…F
- 第3時 植物の成長…G
- 第4時 花の違いを見つける…H
- 第五次 秋の自然
- 第1時 秋には校庭の木やその周りの生き物はどう変化しているか…I
- 第2時 秋には池の周りの生き物はどう変化しているか…J
- 第3時 秋にはヘチマはどう変化しているか…K
- 第六次 冬の自然
- 第1時 冬の生き物の様子を調べる…L
- 第2時 冬の樹木を調べる…M
- ポイント解説
- 2 天気と気温
- 第一次 1日の気温の変化
- 第1時 1日の最高気温と最低気温…@
- 第二次 天気による1日の気温の変化
- 第1時 天気の決め方と気温の測り方…A
- 第2時 百葉箱のつくり…B
- 第3時 晴れの日と曇や雨の日の気温(測定値とグラフ)…C
- 第4時 晴れの日と曇や雨の日の気温(記録温度計のデータ)…D
- 第三次 太陽の動きと気温の変化
- 第1時 晴れた日の気温と太陽高度…E
- ポイント解説
- 3 雨水の行方と地面の様子
- 第一次 雨水の行方
- 第1時 雨上がりの地面の様子…@
- 第二次 雨水の流れ方
- 第1時 雨水の流れと地面の傾き…A
- 第2時 水たまりができる場所…B
- 第三次 雨水と土の粒
- 第1時 水たまりと土の粒の大きさ…C
- 第四次 雨水と災害
- 第1時 土の保水力と水害…D
- 第五次 雨水と肥料
- 第1時 土の種類と肥料の吸着力…E
- ポイント解説
- 4 月と星
- 第一次 月の動きを調べる
- 第1時 三日月の動きを調べる…@
- 第2時 半月の動きを調べる…A
- 第3時 満月の動きを調べる…B
- 第二次 星の動きを調べる
- 第1時 北の空の星の動きを調べる…C
- 第2時 南の空の星の動きを調べる…D
- 第三次 季節の星座の動きを調べる
- 第1時 冬の星座の動きを調べる…E
- ポイント解説
- 5 ヒトの体のつくりと運動
- 第一次 ヒトの体のつくりと運動
- 第1時 体のつくりと運動を調べる…@
- 第二次 骨と関節を調べる
- 第1時 腕や手はどこで曲げられるか…A
- 第2時 腕や手以外の曲げられるところを調べる…B
- 第三次 骨と筋肉を調べる
- 第1時 筋肉のはたらきを調べる…C
- 第2時 他の動物の体の仕組み…D
- ポイント解説
- 6 電流の働き
- 第一次 電流と回路
- 第1時 回路と回路図…@
- 第2時 検流計の使い方…A
- 第二次 乾電池のつなぎ方と電流の強さ
- 第1時 乾電池2個のつなぎ方と豆電球の明るさ…B
- 第2時 直列つなぎと電流の強さ…C
- 第3時 並列つなぎと電流の強さ…D
- 第4時 直列・並列つなぎとモーターの回り方…E
- ポイント解説
- 7 とじこめた空気と水
- 第一次 空気の存在
- 第1時 見えない空気を見つける…@
- 第二次 閉じ込めた空気の性質
- 第1時 袋やボールの中の空気…A
- 第2時 空気鉄砲を飛ばす1…B
- 第3時 空気鉄砲を飛ばす2…C
- 第4時 筒の中の空気の性質…D
- 第三次 閉じ込めた水の性質
- 第1時 筒の中の水の性質…E
- 第2時 筒の中の空気と水の性質…F
- 第四次 空気と水の性質とおもちゃ
- 第1時 空気砲,水鉄砲,水ロケットの仕組み…G
- ポイント解説
- 8 物の体積と温度
- 第一次 空気の体積と温度
- 第1時 空気を温めるとどうなるか…@
- 第2時 空気を冷やすとどうなるか…A
- 第3時 空気の体積が変わるのはなぜか…B
- 第二次 水の体積と温度
- 第1時 水を温めると体積は変わるか…C
- 第三次 金属の体積と温度
- 第1時 金属を温めると体積は変わるか…D
- 第四次 物の体積と温度
- 第1時 物の体積と温度をまとめる…E
- 9 物のあたたまり方
- 第一次 金属のあたたまり方
- 第1時 金属棒のあたたまり方(水平・下)…@
- 第2時 金属棒のあたたまり方(上・中心)…A
- 第3時 金属棒のあたたまり方(変形)…B
- 第4時 金属板のあたたまり方(端・中心)…C
- 第5時 金属板のあたたまり方(U字型)…D
- 第二次 水のあたたまり方
- 第1時 試験管の水のあたたまり方…E
- 第2時 ビーカーの水のあたたまり方…F
- 第三次 空気のあたたまり方
- 第1時 空気はどのようにあたたまるか…G
- 第2時 教室の空気の温度をはかる…H
- ポイント解説
- 10 水のすがたと温度
- 第一次 水を熱するとどうなるか
- 第1時 水を熱して観察する…@
- 第2時 水を熱すると100℃になるのか…A
- 第3時 泡の正体は何なのだろうか…B
- 第4時 缶ペチャであそぼう…C
- 第二次 水を冷やすとどうなるか
- 第1時 水を冷やすと0℃になるのか…D
- 第2時 氷は何度でとけるのか…E
- 第3時 アイスキャンディーをつくろう…F
- ポイント解説
はじめに
小学校の先生の8割以上は文系であり,理科に苦手意識をもっていると言われています。これは仕方のないことなのですが,先生が自信なさそうに授業をしたのでは,子どもたちも理科が嫌いになってしまいます。それでは困ります。そこで理科の苦手な先生をサポートしようと企画したのが『文系教師のための』シリーズです。おかげさまで『理科授業note 』に始まる本シリーズはたくさんの先生方に読んでいただき,「理科授業に自信が持てるようになった」といったうれしいお便りをたくさん頂いております。
今回は「すぐ使えるワークシート」をコンセプトに著しましたが,これまで同様,理科の得意な人にしかできないようなマニアックな技術ではなく,誰がやっても効果の上がる確かな実践やコツをまとめてみました。小学校の先生は基本的に空き時間がほとんどなく,図工・体育・音楽・書写…と準備・片付けの必要な科目ばかりで,短い休み時間もバタバタと走り回っているのが現状なのではないでしょうか。本書は,そんな忙しい先生方を想定して作っています。
じっくりと読み深める余裕がなくても,理科室に行ってパッと本書を開いてください。授業の大まかな流れもワークシートの記入例も載っています。1分間だけ斜め読みして,すぐ授業!! 教科書と本書を教卓に並べて広げたまま授業をしてください。ワークシートを配り,記入例のようになるよう児童に指示を与えていけば,気がつけば理科の授業が成立しているはずです。
「ベテラン教師のワザをどの先生にも!」が我々執筆者の合言葉です。時間があればワークシート例の横に配置した「指導のポイント」もお読みください。
理科嫌いが問題だと言われて久しいですが,子どもたちは決して理科嫌いではありません。何が問題なのかを意識させ,自分なりの予想を立てて友達と意見をぶつけ合い,最後は実験ではっきりさせる。そんな基本的な学びの場を保障してあげることができれば,子どもたちは理科好きになるのです。先生自身が授業に自信をもち,理科を好きになってくれることを願ってやみません。
/福井 広和・國眼 厚志・高田 昌慶
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- 明治図書
- 授業づくりで参考にしています。2022/12/2840代・中学校教員
- シンプルな作りになっていて、内容がわかりやすいです。2021/5/130代小学校
- 単元計画を考える際に、資料として大変参考になりました。2020/9/2050代・小学校管理職
- 日々の授業にすぐ実践しやすい内容です。児童も主体的に取り組んでいます。2019/5/25あつし
- 一時間ごとになっていて、すぐに読みやすく工夫されているなと思いました。2019/5/3ニッコリさん