目指せ!英語授業の達人40
絶対成功する!新3観点の英語テストづくり&学習評価アイデアブック

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学習評価の考え方から、テスト作成のポイントやねらい、評価規準、パフォーマンステストやルーブリック評価例、言語活動へのヒントを詳しく解説した51の学年・領域別評価テストのアイデア例、評価の悩みを一気に解決するQ&Aまで、中学校英語の評価がすべてわかる!


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PDF
ISBN:
978-4-18-354827-6
ジャンル:
外国語・英語
刊行:
5刷
対象:
中学校
仕様:
B5判 152頁
状態:
在庫あり
出荷:
2024年12月13日

Contents

もくじの詳細表示

はじめに
Prologue 新観点,何をどう評価する?
「平成31年全国学力・学習状況調査」から新しい評価観を得る
「知識・技能」と「思考・判断・表現」の差
言語活動の評価の3つの側面
Chapter1 新3観点の学習評価と評価テスト作成のポイント
1 難しいことを易しく
2 旧4観点から,新3観点へ
3 評価と「評価テスト」
4 「聞くこと」の評価テスト
5 「読むこと」の評価テスト
6 「話すこと[やり取り・発表]」の評価テスト
7 「書くこと」の評価テスト
8 言語材料(語彙)の評価テスト
9 言語材料(文法)の評価テスト
10 ルーブリック評価と評価法
11 「主体的に学習に取り組む態度」の評価
12 テストにおける解答欄の工夫
Column 学習指導要領改訂は,教師のよい研修となる!
Chapter2 中学1年 新3観点の英語テスト&評価アイデア
1 「聞くこと」の評価テスト【知識・技能】
〔主語+動詞+目的語(1人称・2人称)〕
2 「聞くこと」の評価テスト【知識・技能】
疑問詞(where/when/how)/前置詞(after,before)
3 「聞くこと」の評価テスト【思考・判断・表現】
過去形を含む既習事項
4 「読むこと」の評価テスト【知識・技能】
疑問詞(what/how many)/〔主語+動詞+目的語〕の疑問文
5 「読むこと」の評価テスト【知識・技能/思考・判断・表現】
動詞(grow/live/how)/前置詞(after,before)
6 「読むこと」の評価テスト【思考・判断・表現】
過去形
7 「話すこと[やり取り]」の評価テスト【3観点全て】
be動詞/一般動詞/can
8 「話すこと[やり取り]」の評価テスト【知識・技能/主体的に学習に取り組む態度】
疑問詞(what/when/where/how/why)を含む疑問文
9 「話すこと[やり取り]」の評価テスト【3観点全て】
過去形(be動詞・一般動詞)
10 「話すこと[発表]」の評価テスト【3観点全て】
be動詞/一般動詞/can
11 「話すこと[発表]」の評価テスト【3観点全て】
3人称単数現在形
12 「話すこと[発表]」の評価テスト【3観点全て】
既習事項
13 「書くこと」の評価テスト【知識・技能/思考・判断・表現】
be動詞/一般動詞/can
14 「書くこと」の評価テスト【知識・技能/思考・判断・表現】
3人称単数現在形
15 「書くこと」の評価テスト【知識・技能/思考・判断・表現】
現在進行形/過去形
16 「語彙・文法」の評価テスト【知識・技能】
語彙/be動詞及び一般動詞の疑問文
17 「語彙・文法」の評価テスト【知識・技能】
語彙/過去形/現在進行形
Chapter3 中学2年 新3観点の英語テスト&評価アイデア
1 「聞くこと」の評価テスト【知識・技能/思考・判断・表現】
過去進行形/未来表現(be going to/will)
2 「聞くこと」の評価テスト【思考・判断・表現】
不定詞
3 「聞くこと」の評価テスト【知識・技能】
比較級/最上級/原級
4 「読むこと」の評価テスト【思考・判断・表現】
助動詞must/Thereis,are/未来表現(be going to/will)
5 「読むこと」の評価テスト【思考・判断・表現】
不定詞
6 「読むこと」の評価テスト【知識・技能/思考・判断・表現】
受身形
7 「話すこと[やり取り]」の評価テスト【知識・技能/主体的に学習に取り組む態度】
There is,areの肯定・否定・疑問文
8 「話すこと[やり取り]」の評価テスト【思考・判断・表現/主体的に学習に取り組む態度】
不定詞
9 話すこと[やり取り]」の評価テスト【3観点全て】
比較表現/その他既習事項
10 「話すこと[発表]」の評価テスト【3観点全て】
未来表現(be going to/will)
11 「話すこと[発表]」の評価テスト【3観点全て】
既習事項
12 「話すこと[発表]」の評価テスト【3観点全て】
受身形/その他既習事項
13 「書くこと」の評価テスト【知識・技能/思考・判断・表現】
There is,are/未来表現(be going to/will)
14 「書くこと」の評価テスト【知識・技能/思考・判断・表現】
不定詞/〔主語+動詞+補語〕
15 「書くこと」の評価テスト【知識・技能/思考・判断・表現】
比較表現
16 「語彙・文法」の評価テスト【知識・技能】
語彙/There is,are/未来表現(be going to/will)/接続詞when
17 「語彙・文法」の評価テスト【知識・技能】
語彙/不定詞/動名詞
Chapter4 中学3年 新3観点の英語テスト&評価アイデア
1 「聞くこと」の評価テスト【思考・判断・表現】
現在完了形
2 「聞くこと」の評価テスト【思考・判断・表現】
関係代名詞
3 「聞くこと」の評価テスト【思考・判断・表現】
特になし
4 「読むこと」の評価テスト【思考・判断・表現】
現在完了形
5 「読むこと」の評価テスト【思考・判断・表現】
関係代名詞
6 「読むこと」の評価テスト【知識・技能/思考・判断・表現】
間接疑問文
7 「話すこと[やり取り]」の評価テスト【知識・技能/主体的に学習に取り組む態度】
現在完了形/その他既習事項
8 「話すこと[やり取り]」の評価テスト【3観点全て】
関係代名詞
9 「話すこと[やり取り]」の評価テスト【3観点全て】
仮定法過去
10 「話すこと[発表]」の評価テスト【3観点全て】
現在完了形
11 「話すこと[発表]」の評価テスト【3観点全て】
特になし
12 「話すこと[発表]」の評価テスト【3観点全て】
特になし
13 「書くこと」の評価テスト【知識・技能/思考・判断・表現】
現在完了形
14 「書くこと」の評価テスト【思考・判断・表現】
関係代名詞
15 「書くこと」の評価テスト【思考・判断・表現】
特になし
16 「語彙・文法」の評価テスト【知識・技能】
語彙/現在完了形/現在完了進行形
17 「語彙・文法」の評価テスト【知識・技能】
語彙/関係代名詞/分詞の後置修飾/〔make(help)+人+動詞の原形〕
Chapter5 新3観点による学習評価Q&A
Q1 評価の何がどう変わったの?
Q2 「知識・技能」と「思考・判断・表現」の境目はどこ?
Q3 評価は,いつ,どこでするの?
Q4 「主体的に学習に取り組む態度」は,「思考・判断・表現」と一体化するの?
Q5 テストでの観点の配分は?
Q6 「聞くこと」の評価テストには,どんな問題があるの?
Q7 「読むこと」の評価テストには,どんな問題があるの?
Q8 「書くこと」の評価テストには,どんな問題があるの?
Q9 一度に3観点の評価ができない時はどうするの?
Q10 「話すこと[発表]」における「思考・判断・表現」とは?

はじめに

 2021年度,中学校における新教育課程が始まりました。学習指導要領に準じ,中学校英語教科書も大きく変わりました。言語活動を始め,実際のコミュニケーションにおいて活用できる技能の育成,語彙数の増加,新文法の登場,小学校からの英語教育の接続等,新しい変革に戸惑いを感じている先生もいらっしゃるかと思います。

 評価については,観点が3観点に統一され,学力を「知識・技能」「思考・判断・表現」「主体的に学習に取り組む態度」で評価することとなりました。当初,多くの先生方から,「評価はどうしたらいいですか」「評価について不安です」などの声が多かったのですが,途中(2020年秋頃)から,「どんなテストを作ったらいいのですか」「パフォーマンスでは,どのように評価したらいいのですか」と,実際の評価テストの作成や実施についての質問が増えました。

 先生方にとっては評価について関心が高く,同時に不安材料でもあるのでしょう。

 しかし,評価については,至って簡単に考えたいものです。

 難しいと思われる評価でも,一番のコアな部分を理解すれば,そんなに難しいことではありません。教師が評価のために行うことは,次の5つです。


 □「知識・技能」と「思考・判断・表現」の差を理解する。(2つの観点の違いは何か?)

 □評価テストを「知識・技能」と「思考・判断・表現」の2観点で分ける。(テスト問題を2観点で分けたらどうなるか?)

 □パフォーマンステストを計画し,実施する。(ルーブリックをどう用意すればいいか?)

 □3観点の評価場面を考える。(いつ,どのような場面で,どのように?)

 □「主体的に学習に取り組む態度」の評価範囲を理解する。(生徒の何を評価するのか?)


 評価については,できるだけ早く決着をつけ,最も肝心な「指導」に力を入れたいものです。

 それが本書のねらいでもあります。

 最初のうちは,3観点評価について,試行錯誤するかもしれません。

 しかし,意図的な努力を重ねるなか,徐々に,評価についての理解が明確になり,自信をもって,生徒を評価したり,評価テスト問題を作成したりすることができるようになるでしょう。しばしの教師修業です。

 本書が,なんらかの参考になれば幸いに思います。


  2021年11月   岐阜大学教育学部 /瀧沢 広人

著者紹介

瀧沢 広人(たきざわ ひろと)著書を検索»

1966年東京都東大和市に生まれる。埼玉大学教育学部小学校教員養成課程卒業後,埼玉県公立中学校,ベトナム日本人学校,公立小学校,教育委員会,中学校の教頭職を経て,現在,岐阜大学教育学部准教授として小・中学校の英語教育研究を行う。

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
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      明治図書
    • p43とp45のQ&A問題はQが放送だと知技で、書かれていれば思判表ということでしょうか?
      個人的には思考判断表現は主体的〜と同じ評価にするというのは納得がいかないので、別で評価するというのは腑に落ちた。
      2024/8/1540代・中学校勤務
    • 評価に向けての授業の組み立て方がよくわかりました。
      2023/9/1340代・中学校管理職
    • 具体例が豊富で分かりやすい。
      2022/6/850代・中学校教員
    • 学年・学期別に記載されており,自分の指導課程にすぐ取り入れやすかった。
      2022/6/840代・中学校教員
    • 学習指導要領の改訂に伴い、4観点から3観点になった時どのような評価をしていけばよういのかイメージできない部分があったのですが、この本の中で具体例を読み、評価のイメージをより鮮明にイメージすることができました。
      2022/3/2030代・男性
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