- はじめに
- 本書の使い方
- Chapter 1 Survival Englishによる帯活動と英語授業づくり
- 01 外国語活動・外国語科の目標
- 02 帯活動を設定した授業構成と単元構成
- 03 帯活動とSurvival English
- 04 単元のタスク活動と学期末のタスク活動
- 05 ICTの活用
- 06 バックワードで考える授業デザイン
- 資料 第5・6学年の単元のタスク活動一覧
- Chapter 2 第5学年 Survival English &単元のタスク活動アイデア
- 01 【Unit 1】名前や好きなもの・ことを伝え合おう
- [言語材料]I’m 〇〇. / I (don’t) like P.E.How are you? / How do you spell your name? / What subject do you like? / What are your initials?
- Survival English・TASKシート
- 02 【Unit 2】誕生日やほしいものを伝え合おう
- [言語材料]My birthday is .... / I want a new guitar for my birthday.When is your birthday? / What do you want? / What do you want for Christmas? / What event do you like?
- Survival English・TASKシート
- 03 【Unit 3】できることを伝え合おう
- [言語材料]I like soccer. / Yes, I can. / No, I can’t. / You can play soccer well.What sport do you like? / Can you play badminton? / Can you cook well? / Can you do this?
- Survival English・TASKシート
- 04 【Unit 4】身近な人について紹介し合おう
- [言語材料]This is my picture. / This is my brother.What’s this? / Who is this? / Can you play the piano?
- Survival English・TASKシート
- 05 【Unit 5】場所をたずねたり,案内したりしよう
- [言語材料]I like pandas. / Go straight for one block. / We have a big zoo.What animal do you like? / Where is the gym? / What do you have in your town?
- Survival English・TASKシート
- 06 【Unit 6】ていねいに注文したり,値段をたずねたりしよう
- [言語材料]I like tea. / It’s 980 yen, please.What drink do you like? / How much is it?
- Survival English・TASKシート
- 07【Unit 7】日本の素敵な場所をグループで紹介しよう
- [言語材料]I like spring. / I want to swim in the sea.What season do you like? / What do you want to do in Okinawa?
- Survival English・TASKシート
- 08【Unit 8】あこがれの人について紹介し合おう
- [言語材料]My hero is .... / He is good at playing tennis.Are you active? / Who is your hero? / Are you good at playing baseball?
- Survival English・TASKシート
- Chapter 3 第6学年 Survival English &単元のタスク活動アイデア
- 01 【Unit 1】好きなものや宝物などについて紹介し合おう
- [言語材料]My treasure is .... / It’s from .... / I like ....What is your treasure? / What sport do you like?
- Survival English・TASKシート
- 02 【Unit 2】日常生活について紹介し合おう
- [言語材料]I usually get up at .... / I go to bed at ....What time do you get up? / What time do you go to bed?
- Survival English・TASKシート
- 03 【Unit 3】週末にしたことを伝え合おう
- [言語材料]It was fun. / I enjoyed taking pictures.How was your summer vacation? / What did you do?
- Survival English・TASKシート
- 04 【Unit 4】世界の行きたい国について紹介し合おう
- [言語材料]I want to go to Australia. / I want to eat big hamburgers.Where do you want to go? / What do you want to eat?
- Survival English・TASKシート
- 05 【Unit 5】世界とのつながりを考え,グループで発表しよう
- [言語材料]Vietnam is in Asia. / It’s from ....Where is Vietnam? / Where is your water bottle from?Survival English・TASKシート
- 06 【Unit 6】生き物のためにできることを発表し合おう
- [言語材料]Lions live in the savanna. / We can use eco bags.Where do lions live? / What can we do for the sea turtles?
- Survival English・TASKシート
- 07 【Unit 7】小学校生活の一番の思い出を伝え合おう
- [言語材料]I like sports day. / It was fun.What school event do you like? / How was your school trip?
- Survival English・TASKシート
- 08 【Unit 8】中学校生活や将来の夢について伝え合おう
- [言語材料]I want to be .... / I want to join the tennis club.What do you want to be? / What club do you want to join?
- Survival English・TASKシート
- Chapter 4 第5・6学年 学期末のタスク活動アイデア
- 01 【第5学年1学期】好きなものや宝物などについて紹介し合おう
- TASKシート
- 02 【第5学年2学期】この町のよさを知ってもらおう
- TASKシート
- 03 【第5学年3学期】日本のよさを知ってもらおう
- TASKシート
- 04 【第6学年1学期】私の最近のニュース
- TASKシート
- 05 【第6学年2学期】地球のためにできること
- TASKシート
- 06 【第6学年3学期】卒業に向けて
- TASKシート
Preface はじめに
小学校学習指導要領に外国語教育に関わる文言が初めて登場したのは,平成10年(平成14年度全面実施)です。その後,平成21年の改訂(平成23年度全面実施)で,高学年に外国語活動が設置され,平成29年の改訂で中学年に外国語活動,高学年に外国語科が新設となり,令和2年度の全面実施で,外国語教育はまた新しい局面を迎えました。
教育現場では大きな転換期を迎え,同時に,社会では情報化が進み,国際社会がますます複雑化する中で,教育の役割も変化し続けています。
小学校における外国語教育の重要性が急速に高まっていることは,皆さんも日々の授業の中で感じているのではないでしょうか。外国語指導は,もはや特別なスキルではなく,すべての教員にとって不可欠なものになりつつあります。
しかし,現実には,多くの小学校教諭の方々が外国語指導に対して不安を抱えているのも事実です。
「英語が得意ではない」
「自分の発音が正しいのか自信がない」
「そもそもどうやって教えたらいいのか分からない」
こうした悩みを抱えている方は少なくありません。特に,英語を専門としない教員にとって,外国語指導が大きな負担に感じられることが多いと思います。
私は現在,教育委員会にて指導主事をしておりますが,中学校の英語科教諭です。私の最初の授業は,まさに手探り状態でした。教科書に載っていることをそのまま子どもたちに伝えたり,単語の意味を問うたり,これが学びになっているのかという不安がありました。どうすれば,子どもたちが自然に英語を言語として習得し,楽しんで授業に参加してくれるのか。それが私の一番の課題でした。
しかし,時間をかけて試行錯誤する中で,ある一つの大切なことに気が付きました。それは,子どもたちは英語のlearnerではなく,userであるべきだということです。授業では「教科書を教える」のではなく,「教科書で教える」という視点をもつことの重要性にも気が付きました。そうした視点をもつことにより,幅の広い指導をすることを心がけるようになったと思っています。
これらの視点から,やはり授業の導入は「英語を使う」ことから始めるべきだと思います。それも静的ではなく,動的導入です。ただ座って教師の英語を聞いたり,英語を読んだりするだけではなく,子どもたちが英語を発信したり受信したりするインタラクティブなやり取りが重要だと思います。そうしたやり取りの中での「気付き」を授業の中で学びにしていくのです。私はそうしたイメージをもって授業に取り組んでいましたが,一貫性のない授業や単発的なものだけでは,実現できないと思います。
そこで,本書ではSurvival Englishを帯活動として活用することで,学びの定着を図り,授業の動的導入を実現することが可能であると考えています。そして,これは児童の学びが進むにつれて,やり取りする際の拠り所になるとも考えております。
また,本書のSurvival Englishを先生方のオリジナルにしていただくことも可能だと思います。このSurvival Englishは,単元を学習する間,段階的に負荷をかけながら使用していくので,毎時間の授業準備の負担軽減にもつながるのではと思っています。
毎時間の授業の導入に帯活動を設定することで,単元を通して授業に「つながり」をもたせ,教科書の内容にも「つながり」をもたせました。より関連性の高い言語活動に取り組ませながら,英語の習得が図られると考えています。
しかし,本書はまだまだ発達途上にあります。これからさらに磨きをかけ,何が児童にとってベストなものか追究する必要があると思っています。
2025年1月 /野坂 良太
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- 明治図書