- まえがき
- 第1章 個別最適な学びと協働的な学びを実現する国語科の授業づくり
- 第1節 国語科における「個別最適な学び」と「協働的な学び」とは
- 第2節 「個別最適な学び」と「協働的な学び」の授業構想ポイント
- 第2章 「ロングレンジ」の学習活動を位置付けた領域別授業アイデア
- 話すこと・聞くこと
- 第1節 1年 「こんなものみつけたよ」「よくきいて、はなそう」
- 単元名 探検して見付けたことを紹介し合おう
- 第2節 2年 「あったらいいな、こんなもの」
- 単元名 こんなものがあったらいいなと思うものを説明しよう
- 第3節 3年 「もっと知りたい、友だちのこと」
- 単元名 友達の、みんなに知られていないよさを紹介しよう
- 第4節 4年 「クラスみんなで決めるには」
- 単元名 学級全体で決める必要のある話題について話し合おう
- 第5節 5年 「よりよい学校生活のために」
- 単元名 よりよい学校生活をつくるためのパネルディスカッションをしよう
- 第6節 6年 「聞いて、考えを深めよう」
- 単元名 委員会だよりに載せる記事を書くためにインタビューして取材しよう
- 書くこと
- 第1節 1年 「しらせたいな、見せたいな」
- 単元名 学校で発見したことを知らせよう
- 第2節 2年 「こんなもの、見つけたよ」
- 単元名 町探検の探検記を書こう
- 第3節 3年 「たから島のぼうけん」
- 単元名 冒険物語を書こう
- 第4節 4年 「もしものときにそなえよう」
- 単元名 災害が起きた時にどうしたらいいかを調べて報告しよう
- 第5節 5年 「あなたは、どう考える」
- 単元名 関心のある事柄について主張文を書こう
- 第6節 6年 「デジタル機器と私たち」
- 単元名 デジタル機器とうまく付き合うための提案文を書こう
- 読むこと(説明文)
- 第1節 1年 「どうぶつの赤ちゃん」
- 単元名 動物の赤ちゃんのすごいところをカードで紹介しよう
- 第2節 2年 「ロボット」
- 単元名 調べて見付けたロボットの秘密を説明しよう
- 第3節 3年 「すがたをかえる大豆」「食べ物のひみつを教えます」
- 単元名 食べ物の秘密を「食べ物変身ブック」でお家の人に報告しよう
- 第4節 4年 「未来につなぐ工芸品」「工芸品のみりょくを伝えよう」
- 単元名 工芸品の魅力をリーフレットで伝えよう
- 第5節 5年 「やなせたかし―アンパンマンの勇気」
- 単元名 伝記を読んで憧れの偉人の魅力を解説しよう
- 第6節 6年 「時計の時間と心の時間」
- 単元名 悩み解決フリップで自分の悩みを解決しよう
- 読むこと(物語文)
- 第1節 1年 「くじらぐも」
- 単元名 大好きなお話のお気に入りの場面を「マイ吹き出し」で紹介しよう
- 第2節 2年 「スーホの白い馬」
- 単元名 とっておきのお話を「ジーンカード」で紹介しよう
- 第3節 3年 「モチモチの木」
- 単元名 お気に入りの登場人物を「イチオシの登場人物フリップ」で紹介しよう
- 第4節 4年 「一つの花」
- 単元名 心に残る物語のよさを本の帯で伝えよう
- 第5節 5年 「大造じいさんとガン」
- 単元名 椋鳩十作品の魅力を「読書推薦シート」で推薦しよう
- 第6節 6年 「やまなし」「イーハトーヴの夢」
- 単元名 読書座談会で発見する、宮沢賢治作品の魅力
まえがき
多様な実態にある子供たちに対して、具体的にどのような授業展開を考えればよいのか、どんな手立てが効果があるのだろうかと悩む教師も多くおられるのではないでしょうか。
本書は、前著『国語授業の「個別最適な学び」と「協働的な学び」―主体的な学びを支える「ロングレンジ」の学習活動』を具体化する一冊として執筆したものです。前著に続いて本書を刊行する機会をいただきましたことに心より感謝を申し上げます。
本書は、おおよそ学習指導案に近い形態を採用し、「ロングレンジ」の学習活動を軸として、子供が主体的に学習に取り組み、協働的に関わり合い、学びを深めていくために効果を発揮した手立てをふんだんに取り込んだ事例集となっています。事例一つ一つの授業展開や細部の手立てにも意味をもたせています。その趣旨をご理解いただいた上で、掲載の事例を目の前の子供たちの意識に即したものになるよう応用したり、実態に応じて柔軟に組み替えたりして活用することで大きな効果が得られます。
そのため、実践に当たっては、ぜひ本書の理論編に当たる前著と、本書とを合わせてご活用いただければと願っています。
また掲載している事例は、いずれも数多くの教室での実践をくぐらせて検証してきたものです。研究を始めて間もない授業者、経験年数のごく少ない授業者でも、的確な言語環境的支援を打つことで、子供たちの姿はみるみる素晴らしいものに変わっていきました。
こうした共同研究を進める機会をいただいたたくさんの小学校、そして授業者の皆様に、この場をお借りして深く御礼を申し上げます。とりわけ、読者の皆様に授業構想やその具体像をイメージいただくための手立てに関する写真等の掲載を許可いただきました、糸満市立糸満小学校、大東市立深野小学校、京都市立下京渉成小学校、沖縄市立比屋根小学校、尼崎市立立花西小学校、宝塚市立安倉北小学校、京都女子大学国語科教育内容論受講者の皆さん、那覇市立小禄南小学校、石垣市立新川小学校、京都市立岩倉北小学校、大東市立住道北小学校、京都市立第三錦林小学校(いずれも掲載順)の皆様に対しまして、そのご高配に衷心より感謝申し上げます。
本書が、読者の皆様の国語科授業改善の一層の推進の一助となればと願ってやみません。
二〇二四年八月 京都女子大学教授 /水戸部 修治
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- 明治図書
- 本校の研究とかなり関係してる内容だったので大変参考になりました。2025/1/2520代・小学校管理職
- わかりやすい2024/12/1730代・小学校教員
- 授業実戦の参考になった。2024/10/3120代・小学校教員