- 特別支援教育アドバイザーが子ども・学校を変える
- はじめに
- 第1章 学校現場をサポートする特別支援教育アドバイザーの役割
- 1 特別支援教育アドバイザーとは
- 2 廿日市市教育委員会の取り組み
- 3 廿日市市教育委員会の特別支援教育アドバイザー配置の特筆すべき内容
- 4 特別支援教育士スーパーバイザーとは
- 5 特別支援教育アドバイザーとしての仕事
- 第2章 特別支援教育アドバイザーの仕事・事例集
- 1 巡回相談〜教職員へのアドバイス〜
- 2 巡回相談〜保護者との面談〜
- 3 巡回相談〜子どもとの面談〜
- 4 困難事例への要因分析とそれに基づいた具体的支援
- 5 授業方法と子どもへの関わり方の支援
- 6 生徒指導案件について相談支援
- 7 通級指導教室の専門性向上と効果的な支援方法について
- 8 特別支援教育の視点を生かしたユニバーサルデザイン授業
- 9 就学指導
- 10 校内研修会での講話
- 事例
- 1 漢字まとめテスト30点台から100点に!
- 2 できることから褒めてもらい自分の伸びを実感
- 3 文字の読み書きが難しく集中力が続かない児童
- 4 小学校1年生 ひらがな指導
- 5 保護者の意識の変容と教師の指導改善
- 6 保護者に安心感を与えることが大事
- 7 家庭とつなぐ
- 8 自分の苦手の原因を知る
- 9 テスト勉強で暗記ができない
- 10 衝動性の強い子どもが幸せになるために
- 11 指示が通らず教室が落ち着かない学級の取り組み
- 12 夕方の作戦会議
- 13 家庭内暴力への対応
- 14 字がきれいになり,落ち着きもUP!
- 15 漢字の勉強が好きになったA君
- 16 文字が読めるようになった!
- 17 通級指導教室における他校児童の適切なアセスメント
- 18 校内研究授業での取り組み
- 19 未就学児A君の場合
- COLUMN
- @アセスメントのコツは
- A衝動性が強い子どもへの関わり方
- B保護者との話し合いは?
- C理解が弱い子どもへの対応
- D集中力のない子どもへの対応
- E新学習指導要領と合理的配慮
- Fリセットの会
- G障害告知をどうするか
- H0―100思考の子どもたち
- 特別支援教育アドバイザーへの期待
- おわりに
特別支援教育アドバイザーが子ども・学校を変える
特別支援教育は,教育そのものの在り方を自らに問いかけるものであり,また,他とともに学び合うべき重要なテーマです。
特別な配慮を要する子どもたちがその可能性を最大限に伸ばすとともに,自立と社会参加に必要な力を培うため,適切な指導や必要な支援を行うことが強く求められます。
そうした中,廿日市市では教員の専門性を高めるための研修の工夫,校内支援委員会の活性化,通級指導の充実などに努めてきましたが,行政・学校・関係機関がより組織的に機能していくためには,総合的なコーディネートをできる人材が必要と考え,平成29年度,廿日市市教育委員会事務局に特別支援教育アドバイザーを配置しました。
本書に詳細が示されている通り,その効果は絶大であり,教員の意欲の高まり,子どもや保護者の変革,さらには関係機関を巻き込んだ取り組みへと進化してきていると感じています。
さて,本書の特徴は,具体的な事例が多く紹介されていることです。教員を含め関係者が実践に移しやすい,いや実践してみたいと思えるような取り組みがわかりやすく解説されています。参考にしていただけますと幸いに存じます。
今後,行政をはじめ関係者の努力により,目の前の子どもの障害の状態によって学習上や生活上の困難さが異なることの理解が深まり,個に応じた指導・支援が適切に行われ,そして何よりも子どもたちが様々な活動に意欲的に取り組むようになっていくことを願っています。
前廿日市市教育委員会教育長 /奥 典道
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- 明治図書
- 巡回指導の具体的なエピソードやアドバイス方法が大変勉強になりました2022/5/3130代・公務員
- 特別支援教育コーディネーターとして、地域の学校を巡回します。とても役に立つ本です。元気になります。2021/12/3140代・男性