- はじめに
- 1章 クロストーク 教師人生を豊かにするライフハック
- ライフハックを活用すると、何が変わるか
- インプットとアウトプット
- プライベートも豊かにする
- ライフハックを成長につなげる
- 二人の共通点は?
- これからの時代の教育はどう変わる?
- 2章 教師のライフハック大全
- 学級経営HACK
- 01 子ども理解 座席表シートで全員と対話する
- 02 子ども理解 日記の交換で対話する
- 03 子ども理解 お願いしていないのにやっていることを見つける
- 04 子ども理解 ハブ化した手帳につくる「いいとこカルテ」
- 05 子ども理解 眠育調査で生徒を深く知ろう!
- 06 ほめる・叱る +αのほめ言葉
- 07 ほめる・叱る 叱りながら認める
- 08 ほめる・叱る 去る者追わず、来る者拒まず
- 09 朝の会 朝の10分を一人一言タイムと覚悟
- 10 朝学習 自由学習時間をとる
- 11 掃除 清掃にひと工夫
- 12 提出物 提出物チェック(最速)
- 13 生徒指導 トラブル予防策としての見回り
- 14 生徒指導 SNSはこれでもかと立ち入れ
- 15 生徒指導 やらない権利の保障
- 16 生徒指導 子どもの背景を想像する
- 17 いじめ 仲裁者を育てよう
- 18 評価 所見作成法
- 19 保護者対応 保護者の立場に立って情報提供をする
- 授業HACK
- 20 授業規律 先生の授業は52分
- 21 授業構成 帯活動で心と時間の余裕アップ
- 22 年間計画 授業の逆算術
- 23 宿題 宿題は1年分つくる
- 24 教材 映像教材を積極的に使う
- 25 教材研究 ネット時代の教材研究術
- 26 発言 挙手制をやめる
- 27 板書 板書しない
- 授業HACK
- 28 終末 まとめない
- 29 ICT チャット機能を使う
- 30 ICT 教室と世界をつなげ
- 31 授業力UP 年に一つ大テーマをつくり「得意分野」にする
- 32 授業力UP 授業づくりはドラマから
- 33 授業力UP TTP
- 34 授業力UP 誰にも負けない専門分野をつくろう
- 35 授業力UP 自信が働くことの楽しさにつながる
- 36 授業観 よいとされる授業を疑う
- 37 授業観 45分にこだわらない
- 38 授業観 テストの点の向上ばかり考えない
- 39 授業観 教師が点を打ち、子どもが線を引く
- 40 授業観 最強の授業HACKは自律した生徒を育てること
- 時間・タスク管理HACK
- 41 時間捻出 朝、頭を使う仕事をすませてしまう
- 42 時間捻出 隙間時間を使える環境を整える
- 43 時間捻出 予備の時間をつくる
- 44 時間捻出 締め切りで自分を追い込む!
- 45 年間予定 業務を年で考え仕事をならそう
- 46 予定管理 アクリル板を利用したタスク管理
- 47 予定管理 朝、次の日の時間割を伝える
- 48 ICT活用 中規模組織にSlack導入
- 49 ICT活用 スタートアップの活用
- 50 ICT活用 教師の仕事も可能な限りLINE & Messengerで
- 51 休暇 積極的に時間休暇を使う
- 52 考え方 人生は付箋をとるゲーム
- 53 時間制限 タイマーを持ち歩く
- 54 アイデア出し 紙に書く
- インプット・アウトプットHACK
- 55 授業 アウトプットの場をつくる習慣をつくる
- 56 学級通信 学級通信を毎日出す
- 57 メディア 教育系の新聞をとる
- 58 メディア ラジオアプリなどで車内インプット
- 59 読書 3色ボールペン×読書術
- 60 読書 同時並行読書
- 61 読書 気が進まない研修10回より読みたい本1冊
- 62 読書 アウトプット前提のインプット
- 63 セミナー セミナーに行く
- 64 セミナー 他業種から学ぶ
- 65 セミナー オンラインサロンに入る
- 66 考え方 アウトプットするためにインプットする
- コミュニケーションHACK
- 67 職員間 周りに評価されていることを忘れる
- 68 職員間 見返りを求めない
- 69 職員間 計画的に話す・質問する
- 70 職員間 教師のための根回し法
- 71 職員間 同僚性の大切さ
- 72 職員間 飲み会HACK
- 73 管理職 管理職とのコミュニケーション術
- 74 ツール 長電話はしない するなら車内と決める
- 75 ツール 情報を「買う」 交流を「買う」
- 76 保護者 保護者とのコミュニケーション術
- 77 意識改革 四隅を意識する(周辺視野)
- 78 意識改革 赦す
- 79 意識改革 頼る
- 思考法HACK
- 80 仕事全般 やらないリストをつくる
- 81 授業 固定観念を捨てる
- 82 授業 正解を探さない
- 83 スキルアップ 教師×思考ツール
- 84 スキルアップ いつも目標は昨日の自分
- 85 スキルアップ 10年後を見て教育にあたろう
- 86 スキルアップ 挑戦する生徒に育てるためには、先生が挑戦する姿を見せる
- 87 日常生活 ルーティーンをつくる
- 88 日常生活 「はい」か「イエス」か
- プライベートHACK
- 89 睡眠 よい睡眠にこだわる
- 90 通勤 行きと帰りの通勤の道を変える
- 91 メール メールの返信に時間をかけない
- 92 休暇・休憩 サードプレイスを大切にする
- 93 休暇・休憩 ふと時間ができたら時間休&ボー
- プライベートHACK
- 94 休暇・休憩 ときにはお金を払ってでも休む
- 95 お金 お金は使う
- 96 マインド 上機嫌の作法を知ろう
- 97 マインド Creative & Creativeに!
- 98 マインド 自分は幸せになると決めつける
- 99 マインド 死ぬまでにやりたい100のこと
- 100 スキルアップ Society5.0教師とは
- おわりに
はじめに
「人間らしい生活がしたい」
よく先生方から聞かれる言葉です。
教師がブラックといわれる時代。英語やプログラミングなど、教えなくてはならないことはどんどん増え、減るものはほとんどありません。
一人一台端末が配布され、もちろん便利になったところもありますが、管理や使い方など、仕事がますます増えたと言っても過言ではないでしょう。
「教材研究に時間を使いたい」
「子どもたちと楽しく過ごしたい」
「アフター5を充実させ、予定した時間に帰りたい」
誰もが思っていることですが、ビルドアンドビルドの現場では、なかなか難しいです。
そこで、私たち二人が行っている「教師人生を豊かにするライフハック=教師の日常生活や仕事に役立つテクニックや習慣」を書かせていただきました。
ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、私も江澤さんも、数年前に時短の本を出しています。早く帰って、様々なことをしている二人です。
教師人生を謳歌するためには様々なポイントがあります。
@やらなくてよいことはやらない
Aやるべきことを、すぐやる
Bやるべきことではないけれど、やるとハッピーな人がいるからやる
C逆に忙しくなるけれど、自分の教師人生が豊かになるからやる
「早く帰りたい」となると@Aに目がいきがちですが、教師人生を豊かにするならBCもたくさんすべきです。BCができないと、早く帰れても豊かな教師人生になりません。
ここには100個のテクニックが載っています。すべてやる必要はありません。
「今週はこれだけやろう」と決めて、取り組んでいただけたら、うれしいです。
/庄子 寛之
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