単元指導計画&略案でつくる中学校数学科「問題解決の授業」 第1学年

単元指導計画&略案でつくる中学校数学科「問題解決の授業」 第1学年

好評2刷

新教育課程対応!数学科授業づくりのパーフェクトガイド

新学習指導要領に基づいた数学科1年の「指導のねらい」や「指導内容の重点」を明示し、「正の数、負の数」「1次方程式」「比例、反比例」「平面図形」「空間図形」「データの分析」などの具体的な単元指導計画と学習指導案(略案)を掲載した数学授業づくりの教科書。


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PDF
ISBN:
978-4-18-429114-0
ジャンル:
算数・数学
刊行:
2刷
対象:
中学校
仕様:
B5判 112頁
状態:
在庫僅少
出荷:
2024年11月25日

目次

もくじの詳細表示

はじめに
Chapter1 第1学年の授業づくり
1 これから求められる数学の授業
2 第1学年の目標及び内容
3 第1学年の授業づくりのポイント
Chapter2 単元の指導計画と略案でみる授業例
1 正の数,負の数(全25時間)
@単元について A単元の目標 B指導計画
授業例
1 素数
2 符号のついた数
3 数の大小
4 いくつかの数の和
5 加法,減法の混じった式の計算
6 除法
7 四則の混じった式の計算
8 分配法則を用いた計算
9 正の数,負の数の活用
2 文字と式(全17時間)
@単元について A単元の目標 B指導計画
授業例
1 文字を使った式
2 積の表し方
3 数量の表し方
4 式の値
5 項と係数
6 1次式と数の除法
7 1次式の加法,減法
8 いろいろな式の計算
9 数量の関係を表す式
3 1次方程式(全14時間)
@単元について A単元の目標 B指導計画
授業例
1 方程式とその解
2 方程式の解き方
3 移項
4 方程式の活用A
5 方程式の活用B
6 比例式
4 比例,反比例(全18時間)
@単元について A単元の目標 B指導計画
授業例
1 関数
2 比例
3 比例の式
4 座標
5 比例のグラフ
6 反比例の式
7 反比例の特徴
8 反比例のグラフ
9 比例の活用
10 反比例の活用
5 平面図形(全20時間)
@単元について A単元の目標 B指導計画
授業例
1 直線,線分,角
2 おうぎ形の中心角と弧
3 円と接線
4 垂直二等分線
5 垂線
6 いろいろな作図@
7 いろいろな作図B
8 回転移動
9 移動の組み合わせ
10 おうぎ形の面積
11 おうぎ形の弧の長さ
6 空間図形(全18時間)
@単元について A単元の目標 B指導計画
授業例
1 いろいろな立体
2 正多面体
3 2直線の位置関係
4 直線と平面の位置関係
5 展開図
6 投影図
7 錐体の体積
8 柱体の表面積
7 データの分析(全11時間)
@単元について A単元の目標 B指導計画
授業例
1 範囲と度数分布表
2 相対度数
3 累積度数と累積相対度数
4 データの活用
5 相対度数と確率@
6 相対度数と確率A
引用・参考文献

はじめに

 本書は,学習指導要領の改訂(平成29年3月)に基づいて令和3年度から全面実施される中学校数学科の授業実践に向けて,すべての単元について,「指導計画」と「略案形式の学習指導案」(以下,略案)を学年別全3巻にまとめたシリーズの第1学年編です。

 各巻とも,次のような2章構成になっています。

 Chapter1では,はじめに「これから求められる数学の授業」として特に3つの重点を確認し,次に「第1学年の目標及び内容」の概要を学習指導要領に基づいてまとめています。最後に,「第1学年の授業づくりのポイント」で第1学年の授業で特に大切にしたいことを挙げています。

 Chapter2では,単元ごとに「単元について」(指導内容の系統,指導上の留意点)をはじめの1ページにまとめ,次のページから「単元の目標」と「指導計画」を紹介しています。「指導計画」では,単元の指導時数とともに,すべての授業についての「目標」と授業のはじめに提示する「問題」例を掲載しました。

 この章の多くを占めるのは「指導計画」に続く略案(授業例)で,その構成は次の通りです。


 ・「本時の目標」と「展開」(教師の指導,学習活動,留意点)を例示する。

 ・各略案を1または2ページにまとめる。

 ・2ページの略案では,「展開」の後に「板書内容」の写真を入れる。


 授業づくりにおいては,事前に「主な発問」を明確にしておくことと,「予想される生徒の反応」と「指導上の留意点」をできるだけ具体的に考えておくことが大切です。略案では,これらについてスペースの許す限り記述しました。

 Chapter2で紹介している「指導計画」と略案は各執筆者の実践に基づいたものですが,実際の授業に当たっては,生徒の実態等に応じて適宜取捨選択したり,改善を加えたりしていただきたいと思います。なお,本書での引用・参考文献については,最後のページにまとめています。


 本書を日々の授業実践や授業改善の参考にしていただき,数学的活動を通した授業が一層充実し,中学校数学の「主体的・対話的で深い学び」が日常的に実現されることを願っています。


  2021年2月   編著者

著者紹介

相馬 一彦著書を検索»

北海道教育大学名誉教授


谷地元 直樹著書を検索»

北海道教育大学准教授


※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
    • この商品は皆様からのご感想・ご意見を募集中です

      明治図書
    • 見やすかった。
      2022/7/2950代・中学校管理職
    • 問題解決授業が普段の授業でできるのでありがたかった。
      2022/3/2320代・中学校教諭
    • 板書付きでわかりやすい
      2021/12/1840代・中学校教員
    • 分かりやすく、実践で使えました。
      2021/12/340代・中学校教員
    • 略案が載っているので、授業の構成もわかりやすく助かりました。
      2021/10/2720代・中学校教員
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