- まえがき
- 1 子どもの力を伸ばす!小6担任としての基本姿勢 PERFECT GUIDE
- 01 小6担任としての「使命」
- 02 小6担任としての「スタンス」
- 03 6年生の子どもとの向き合い方
- 04 自己肯定感の低下とグループ化への対応
- 2 これだけはおさえておきたい!6年生の指導ポイント PERFECT GUIDE
- 01 小6男子との接し方
- 02 小6女子との接し方
- 03 トラブルが起こったときの対応の仕方
- 04 教師と子どもがつながり,子どもと子どもをつなげる
- 05 「6月の荒れ」「魔の11月」を防ぐ
- 06 GW明け・夏休み明け・冬休み明けリスタート
- 3 1年間の見通しをもって!新年度準備・スタート PERFECT GUIDE
- 01 自分オリジナルの「新年度準備リスト」を作成する
- 02 子どもについての情報を把握する
- 03 ゴールデンウィークまでの準備を進めておく
- 04 初日の流れとポイント
- 05 2日目以降の過ごし方
- 06 ゴールイメージを子どもと共有し,学級目標を考える
- 4 教師と子どもが一緒につくる!小6学級システム PERFECT GUIDE
- 01 子どもと子どもを繋げ,自立を促す学級システム
- 02 当番活動
- 03 係活動(会社活動)
- 04 日直
- 05 朝の会
- 06 帰りの会
- 07 給食
- 08 掃除
- 09 班活動
- 5 子どもの意欲が大きく変わる!小6授業システム PERFECT GUIDE
- 01 「学習の導入」のポイント
- 02 「発問」のポイント
- 03 「説明と指示」のポイント
- 04 「机間指導」のポイント
- 05 「発表・発言」のポイント
- 06 「学習の振り返り」のポイント
- 07 授業づくりは学級づくり
- 6 プロセスが大切!6年生への行事指導 PERFECT GUIDE
- 01 学校行事の指導の原則
- 02 「入学式」のポイント
- 03 「1年生との交流活動」のポイント
- 04 「運動会」のポイント
- 05 「修学旅行」のポイント
- 06 「音楽会」のポイント
- 07 「委員会・クラブ」のポイント
- 7 教師の日常の姿で示していこう!6年生との信頼関係の築き方 PERFECT GUIDE
- 01 信頼関係は,日常が全て。率先垂範で示そう
- 02 子どもが宿題を忘れた場合の対応
- 03 子どもが忘れ物をした場合の対応
- 04 困ったら,子どもに相談しよう
- 05 「おしゃべりタイム」で子ども一人一人と話そう
- 06 「振り返り日記」で子ども一人一人の気持ちを知ろう
- 07 子どものよさやがんばりを褒める機会を設定しよう
- 08 子どもが納得する叱り方をしよう
- 8 よさや長所に目を向ける!子ども同士の関係性の構築 PERFECT GUIDE
- 01 「友達のいいところ探し」を通して,関係性を深めよう
- 02 レクやゲームを行って,友達と楽しく関わろう
- 03 言葉を大切にしよう
- 04 授業で関わりをもたせよう
- 05 友達と関わるクラスのシステム作り
- 06 「クラス遊び」でつながろう
- 07 「班ノート」でつながろう
- 9 悔いのないように締めくくる!卒業・学級じまい PERFECT GUIDE
- 01 「スタートからの目」と「ゴールからの目」
- 02 「卒業までにしたいこと」を子どもに話し合わせる
- 03 卒業までのスケジュール表を作成し,見通しをもつ
- 04 「6年生を送る会」への取り組み方
- 05 卒業に向けてのクラスの取り組み
- 06 学校への奉仕活動
- 07 最後の授業参観(学習まとめの会)
- 08 「卒業アルバム・文集」の作成
- 09 卒業式〜準備から本番まで〜
- 10 中学校との引き継ぎ
- 10 共育を心がけよう!小6保護者対応 PERFECT GUIDE
- 01 保護者との「共育」を心がけよう
- 02 連絡帳を活用して信頼関係を築こう
- 03 丁寧でこまめな電話連絡を心がけよう
- 04 学級だよりを出して,子どもの様子を伝えよう
- 05 保護者からの意見・クレームへの対応の仕方
- 06 我が子が教師を信頼していることが第一
- あとがき
まえがき
「○○先生には,6年生の担任をお願いします」
次年度の校内人事において,校長からこのように伝えられたら,どのように感じるでしょうか。
おそらく多くの人は,
「難しそうだな…」
「うまくいくかな…」
「大丈夫かな…」
といった漠然とした不安を抱くのではないでしょうか。それは,私も同じです。
「6年生」と言えば,「最高学年」「思春期」「反抗期」「学習が難しい」といった様々なイメージが先行し,そういう不安を抱くのだと思います。
確かに6年生は,学習も難しくなりますし,学校行事においても「学校のリーダー」としての活躍を期待されます。思春期を迎え,心も体も大きく変化していきます。
しかし,6年生担任を経験するたびに実感するのが,
「試行錯誤・紆余曲折しながら大人へと成長していく子どもたちと共に,悩んだり考えたりしながら一歩一歩進んでいく中で,最高学年ならでは,最後の一年間ならではのやりがいや充実感,醍醐味を味わうことができる」
ということです。
6年生の子どもにとって小学校最後の1年間が有意義なものになり,自信と自己肯定感をもって中学校に進学できるように,そして先生方が,6年生の子どもと充実した毎日を過ごしていけるように,これまでの私の経験をふまえて,6年生への指導・実践を本著にまとめました。
ただ単に指導・実践を載せるのではなく,一つ一つの指導・実践において,
「なぜそういった指導・実践を行うのか」
「その指導・実践の根底にはどのような思いがあるのか」
という「観」(子ども観・教育観・指導観…)にも触れてあります。
ぜひご自身の「観」に照らし合わせながら本著を読み,先生方の指導・実践のヒントになさっていただければ幸いです。
令和7年3月 /浅野 英樹
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- 明治図書