- シリーズ刊行にあたって
- はじめに
- 第1章 ポジティブ「朝の会・帰りの会」の極意
- POINT1 会の運営は子どもたちの手で行うことが大事
- POINT2 マンネリを生まないことが大事
- POINT3 あたたかな雰囲気のなか,心構えがもてる朝の会にすることが大事
- POINT4 「明日も楽しみ」と思える帰りの会にすることが大事
- 第2章 ロケット「朝の会・帰りの会」スキル
- 朝の会・帰りの会の運営スキル
- 1 朝の会 基本の流れ
- 2 「元気に返事!」の健康観察
- 3 帰りの会 基本の流れ
- 4 サッとできちゃう帰りの支度
- 5 日によって変えるねらい
- 6 司会の任せ方
- 7 あるとよいグッズ@勇気のしるし
- 8 あるとよいグッズA紅白福引きボックス
- 朝の会 やる気をもたせるアクティビティ
- 1 できてほしいがかなう「ミッション」
- 2 リズムで叩こう! 楽しい「朝の歌」
- 3 朝から元気に! 「朝音読」
- 4 よい一日が始まる「言霊タイム」
- 5 元気チャージ&しっとり落ち着く「朝の読み聞かせ」
- 6 心と身体を動かす「手遊び・ダンス」
- 7 明るさ広がる「ハッピー挨拶」
- 朝の会 絆をつくるアクティビティ
- 1 わくわく感が満ちる「物語は続くよ!どこまでも」
- 2 みんな大好き「先生クイズ・日直クイズ」
- 3 成長を喜び合う「拍手」
- 4 話す機会をつくる「ペアトーク」
- 5 議題タイムリーな「ショートクラス会議」
- 6 笑顔をシェアする「Good & New」
- 7 幸せ対話で交流「Well-Being Dialogue Card(WBDC)」
- 帰りの会 振り返りアクティビティ
- 1 子どもの気持ちを知る術「振り返りジャーナル」
- 2 よい行動へのアンテナを立てる「MVP会議」
- 3 会話を楽しむ姿が増える「ポジティブ・インタビュー」
- 4 全員が聴き合う「振り返りリレー」
- 5 ミッション成否をかける「今日の振り返り」
- 6 褒めら連鎖をつくる「クラストロフィー」
- 7 運を貯めて徳となる「運のポイントカード」
- 帰りの会 楽しく終わるアクティビティ
- 1 遊び心もある「引き出し,ロッカーチェック大会」
- 2 ○○な人?! 「ミートゥー・ワールドカップ」
- 3 私は見てしまった! 「この人誰でしょうクイズ!」
- 4 教師から子どもに贈る「サンキューカード」
- 5 子ども同士が認め合う「サンキューカード」
- 6 自然の流れをつくる「帰りの挨拶3ステップ」
- 7 今日はどんな日? 「3択クイズで○組王」
- 朝の会・帰りの会 ジーンと聞かせたい先生のお話
- 1 4月のお話 「先生がペンギンを好きな理由」
- 2 5月のお話 「仲間とは」
- 3 6月のお話 「自分勝手と相手意識」
- 4 7月のお話 「back to school」
- 5 9月のお話 「飛行機人間とグライダー人間」
- 6 10月のお話 「みんなで決めたから,みんなで守る」
- 7 11月のお話 「挨拶は短い会話」
- 8 12月のお話 「そろってベストなスーパーチーム」
- 9 1月のお話 「今日から,進年」
- 10 2月のお話 「キチミチオセロ」
- 11 3月のお話 「sense of wonder」
- 朝の会 心を奮い立たせるメッセージ板書
- 1 学級開き最初の日のメッセージ
- 2 運動会の日のメッセージ
- 3 新年最初の日のメッセージ
- 朝の会・帰りの会 スペシャルメニュー
- 1 気持ちのよい季節体感「外で開催」
- 2 いつもとは違って新鮮「担任ローテーション」
- 3 学級閉鎖に対応「オンラインで朝の会」
- 4 気分を盛り上げる「行事日前後スペシャル」
- 5 特別感を満喫する「対外行事日のシカケ」
- こんなときどうする? 対応スキル
- 1 時間通りに始まらないとき
- 2 時間が延びてしまうとき
- 3 いつもお説教タイムになっているとき
- 4 先生の話が長いとき
- 5 参加したがらない子を無理やりに参加させているとき
- 執筆者紹介
シリーズ刊行にあたって
ロケットスタートシリーズもGIGAプラスを加えて,だいたいの授業や学級づくりについて具体的な実践提案ができてきたと思っています。
今回は,さらにロケットスキルと題して,
@朝の会・帰りの会
A授業のミニネタ
B日直・係活動・当番活動
C教室環境・学習アイテム
D学級通信
Eレク&アイスブレイク
の六つのテーマについて,それぞれを単行本としてまとめました。
すべて,学級で考えなければならないテーマばかりですが,この項目ごとの本は,なかなかないのではないかと思っています。
読んだその日から使える,具体的な実践を集めました。
編者には,ベテラン,中堅,若手と各分野で実績をあげている先生方にお願いしました。どなたも単著を書けるレベルの方々ですが,あえて,実践家のすそ野を広げていただこうと,各先生方の人脈から執筆者を募る形をとりました。
ロケットスタートシリーズの本質は,何度も繰り返して述べているように「具体的な実践」をふまえたところにあります。今回もその線は崩していませんが,各テーマについての考え方(実践理論)も述べられていて,
「なんのためにそうするのか」
という根本的なところにも触れています。
各テーマについて,自分の考えを深めることにもつながることでしょう。
おかげさまで,充実したラインナップになりました。自信をもっておすすめできます。
/多賀 一郎
会に、子供の実態に合わせ、ねらいをもって実施するヒントがありました。