- まえがき
- T 教育評価とは何か
- 1 教育評価/学習評価
- 2 教育評価の歴史
- 3 教育評価の主体
- 4 教育評価の目的と機能
- 5 教育評価の領域と対象
- 6 教育評価の方法
- 7 エヴァリュエーションとアセスメント
- 8 メリトクラシー(能力主義)
- U 日本における教育評価制度
- 9 学習指導要領
- 10 指導要録/学籍簿
- 11 調査書/内申書
- 12 通知表
- 13 観点別学習状況の評価
- 14 評定
- V 教育評価の立場・枠組み
- 15 相対評価と絶対評価
- 16 認定評価
- 17 個人内評価
- 18 到達度評価
- 19 目標に準拠した評価
- 20 ノルム準拠評価とクライテリオン準拠評価
- 21 診断的評価/形成的評価/総括的評価
- 22 課程主義と年齢主義(年数主義)
- 23 履修主義と修得主義
- 24 等級制と学級制
- 25 学習の個別化と個性化
- 26 無評価論
- W 教育評価の諸概念
- 27 直接評価と間接評価
- 28 質的評価と量的評価
- 29 評価規準と評価基準
- 30 スタンダード
- 31 主観性/間主観性/客観性
- 32 妥当性
- 33 カリキュラム適合性
- 34 信頼性
- 35 比較可能性
- 36 モデレーション/キャリブレーション
- 37 公正性
- 38 実行可能性
- 39 質保証
- 40 アカウンタビリティ/レスポンシビリティ
- X 教育目標と教育評価の関係
- 41 教育目的/教育目標
- 42 タイラー原理
- 43 教育目標の明確化
- 44 目標に基づくアプローチ
- 45 到達目標/方向目標/体験目標
- 46 目標分析
- 47 課題分析
- 48 行動目標
- 49 ブルーム・タキソノミー
- 50 能力の要素と階層レベル
- 51 工学的アプローチと羅生門的アプローチ
- 52 教育的鑑識と教育批評
- 53 多重知能理論
- Y 学力と評価の関係
- 54 学力
- 55 学力評価
- 56 学力論争史
- 57 基礎学力
- 58 学力保障
- 59 学力格差
- 60 学力モデル
- 61 学力の三要素
- 62 能力の領域固有性と汎用性
- 63 真正の学力
- 64 リテラシー
- 65 資質・能力
- 66 キー・コンピテンシー
- 67 高次の認知能力
- 68 社会的・情動的スキル
- 69 メタ認知/学習方略
- 70 批判的思考
- 71 自己評価力
- 72 パーソナリティの評価
- 73 情意領域の評価
- 74 創造性の評価
- 75 道徳性の評価
- 76 マイノリティと評価
- Z 学力評価の方法
- 77 標準テスト
- 78 客観テスト
- 79 実技テスト
- 80 自由記述式問題
- 81 描画法/作問法
- 82 概念地図法/ベン図法/KJ法
- 83 認知的葛藤法/POE
- 84 プロジェクト基盤学習(PBL)
- 85 口頭試問と面接
- 86 日常的な評価と観察法
- 87 オルタナティブ・アセスメント
- 88 真正の評価
- 89 パフォーマンス評価
- 90 パフォーマンス課題
- 91 チェックリスト
- 92 ルーブリック
- 93 長期的ルーブリック
- 94 ポートフォリオ評価法
- 95 ポートフォリオ検討会
- 96 一枚ポートフォリオ評価
- 97 eポートフォリオ
- 98 eテスティング/適応型テスト
- [ 指導と学習を改善する評価
- 99 形成的アセスメント
- 100 完全習得学習
- 101 学習のための評価
- 102 学習としての評価
- 103 サイバネティックス
- 104 フィードバック
- 105 プログラム学習
- 106 ラーニング・アナリティクス
- 107 自己評価
- 108 自己調整
- 109 相互評価
- 110 グループ(協同)学習の評価
- 111 ダイナミック・アセスメント
- 112 カルテと座席表
- 113 つまずき・素朴概念を生かす授業
- \ カリキュラム改善と評価
- 114 カリキュラムと教育課程
- 115 カリキュラム評価
- 116 カリキュラム改善
- 117 カリキュラム開発
- 118 カリキュラム・マネジメント
- 119 「逆向き設計」論
- 120 ゴール・フリー評価
- 121 CIPPモデル
- 122 応答的評価
- 123 エンパワメント評価
- 124 PDCAサイクル
- 125 研究開発学校
- 126 大規模学力調査(PISA/TIMSS)
- 127 全国学力・学習状況調査
- ] 教員評価と学校評価
- 128 教員評価
- 129 教員研修/校内研修
- 130 教員養成スタンダード
- 131 教師の専門性発達
- 132 教師ポートフォリオ
- 133 授業研究
- 134 授業評価
- 135 学校経営
- 136 学校教育目標
- 137 学校評価
- 138 内部評価と外部評価
- 139 学校選択制
- 140 インスティチューショナル・リサーチ(IR)
- 141 ニュー・パブリック・マネジメント(NPM)
- 142 スタンダードに基づく教育改革
- 143 学校評議員制度
- 144 保護者・地域住民による評価
- XI 入試制度
- 145 ハイステイクスな評価
- 146 選抜試験
- 147 偏差値
- 148 学歴社会/学歴崇拝
- 149 進路指導
- 150 学校間接続
- 151 入学試験
- 152 高大接続改革
- 153 一般選抜/総合型選抜/学校推薦型選抜
- 154 アドミッション・ポリシー
- 155 大学入学共通テスト
- 156 資格試験型の入試
- 157 高等学校卒業程度認定試験
- 158 国際バカロレア
- XII 各教科・領域における評価
- 159 国語科における評価
- 160 算数・数学科における評価
- 161 社会科における評価
- 162 理科における評価
- 163 生活科における評価
- 164 英語科における評価
- 165 音楽科における評価
- 166 図画工作科における評価
- 167 技術・家庭科における評価
- 168 体育科における評価
- 169 総合学習における評価
- 170 課題研究における評価
- 171 特別活動における評価
- 172 特別の教科道徳における評価
- 173 ICTと評価
- XIII 発達診断と特別支援教育
- 174 特別支援教育における評価
- 175 発達障害と評価
- 176 学習障害(LD)と評価
- 177 知能検査と知能指数
- 178 ウェクスラー式検査(WISC-W)
- 179 カウフマン式検査(K-ABC)
- 180 新版K式発達検査
- 181 テストバッテリー
- 182 発達検査と発達指数
- 183 発達診断
- 184 発達相談
- 185 個別の指導計画/個別の教育支援計画
- 186 特別支援学校における評価
- 187 特別支援学級における評価
- 188 合理的配慮
- 189 就学相談
- 190 入試における配慮
- XIV 心理測定と教育統計
- 191 質的研究
- 192 量的研究
- 193 学習科学
- 194 行動主義
- 195 構成主義
- 196 心理測定
- 197 適性検査
- 198 古典的テスト理論
- 199 項目反応理論
- 200 正規分布
- 201 代表値と散布度
- 202 相関と連関
- 203 測定モデルと信頼性
- 204 t検定
- 205 項目分析
- 206 重回帰分析と因子分析
- 207 分散分析
- 208 メタ分析
- 209 天井効果と床効果
- 210 横断研究と縦断研究
- 〈巻末資料〉
- ・学習指導要領の変遷(小学校を中心にして)
- ・児童指導要録の変遷
- ・戦後の主要学力調査一覧
- ・大学入学者選抜の国際比較
- 索引
- 執筆者一覧
まえがき
教育を実践し改善するうえで,子どもたちの学習の実態をつかんだり,教育の効果を確かめたり,教育条件について検討したりする教育評価の営みは欠かせません。しかしながら,学校現場の先生方からは,「評価をめぐる用語は色々とあって難しい」という声を聞くことも少なくありません。また,評価を改善するために話し合っていても,それぞれの用語の意味理解が一致していないため,話がかみ合わないということも見受けられます。本事典は,そういった悩みを抱える学校の先生方や教員志望の学生の皆さん,教育評価の研究を始める方々の助けになることをめざして作成したものです。
掲載項目の選定にあたっては,教育評価に関する国内外の事典やハンドブック等を検討し,教育学や教育心理学における最新の重要用語を網羅するよう努めました。特に教育方法学の分野については田中耕治教授と石田智敬氏,教育心理学の分野については楠見孝教授,発達診断と特別支援教育の分野については川地亜弥子氏・窪田知子氏・羽山裕子氏のご助力をいただきました。
内容については,研究的な知見を踏まえつつ,学校現場の先生方が直面される実践的な課題にも応えられるものとなることを目指しました。また,英語の文献を読み解いたり,海外に研究や実践の成果を発信したりする際の一助ともなるよう,項目見出しには英訳もつけています。教育評価をめぐる用語の英語は,時代に応じて変化しているものもあるのですが,英訳の選定にあたっては,できるだけ最近の定訳を採用するようにしました。巻末には,学習指導要領・指導要録の変遷,戦後の主要学力調査一覧,大学入学者選抜の国際比較に関する資料を掲載しています。歴史的・国際的な視点からも,教育評価を検討する一助となれば幸いです。
ところで,本事典は,明治図書から2000年に刊行された『教育評価重要用語300の基礎知識』の後継に位置づくものです。編者たちも若いころ,『重要用語300の基礎知識』シリーズには,様々な形で助けられました。本事典も,旧シリーズ同様,読み継がれるものとなることを祈っています。
最後に,本事典の刊行にあたっては,明治図書の皆さま,とりわけ及川誠様・杉浦佐和子様に多大なるご尽力をいただきました。心より感謝申し上げます。
2021年2月 /西岡 加名恵・石井 英真
このたびは本書をご購入いただき、誠にありがとうございました。
さて、初版第1刷の一部に、誤りがございました。
大変申し訳ございませんが、つきましては、こちらの正誤表データファイルをご参照のうえ、ご利用賜りますようお願い申し上げます。
今後はこのようなことがないよう、細心の注意を払ってまいります。
何卒ご容赦賜りますようお願い申し上げます。
訂正用データファイル(ファイル名:604231_teisei.pdf/サイズ:29KB)
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- 明治図書
- 評価が指導に生きるよう、適切な評価活動ができるよう、確かな評価観をもちたいです。2024/11/1740代・教委
- 現代的な教育評価の重要用語が網羅されていると思います。2021/6/1230代・小学校教務主任