効果的ないじめ防止対策とは?
文部科学省は、8月1日、いじめによる自殺などに対応するため「子ども安全対策支援室」を設置しました。同省は、国公私立の小・中・高等学校の全校を対象にした「いじめ緊急調査」も実施するようです。
対応が難しいとされるいじめ問題ですが、その防止に効果的な対策は何だと思いますか?
集計結果
- 防止教育プログラムの実施
- 27%
- 加害者への厳しい対策
- 47%
- 地域・家庭との連携
- 23%
- その他
- 3%
文部科学省は、8月1日、いじめによる自殺などに対応するため「子ども安全対策支援室」を設置しました。同省は、国公私立の小・中・高等学校の全校を対象にした「いじめ緊急調査」も実施するようです。
対応が難しいとされるいじめ問題ですが、その防止に効果的な対策は何だと思いますか?
大津の事件は、いじめ自殺と言われているが、暴行等、明らかな犯罪行為が含まれている、以前、O君いじめ自殺が大々的に報道された時も要は、散々恐喝を受けそれが嫌になって自殺したということらしいという報道だった。
私は、このように、他にその行為を表す犯罪名がある時はそれが未成年の行ったことであっても、いじめという表現は、極力使わない方が良いと思う。その方が、子供達に、それが犯罪行為であるという認識を持たす、教育的効果があると思う。
そしてたとえ教育の場で行われたとしても、犯罪行為は犯罪行為である。対応は警察に任せた方が良いと思う。
一方でいじめという語は、仲間はずれ等、明らかに人間が集団になったときには、完全になくすことは不可能な、行為も含んでいる。
なので、いじめについて、と聞くと少数だが必ず、苛められる側にも原因がある、とか、子供はいじめられたりいじめたりしながら、集団のルールを学んでいくという意見は出てくる。
これでは犯罪被害者である子供がかわいそうだ。
今後は、いじめアンケートを継続しながら、いかに、「いじめの端緒となる雰囲気、児童の言動」を見抜ける目、感じられる感覚を、教員にもたせられるかを考えるべきだ。
教育、教師、委員会への批判は増すばかりだが、だからといって、はたからみて分かりやすい対応を増やしてしまうと、現場のゆとりは、よりなくなってしまうと考える。
いじめ被害者の犠牲を無駄にしないためには、多くの命に目を向ける前に、目の前にある一つ一つの命に目を向けるべき時だと思う。