今回は世界一シリーズでは初の編著になりました。自分格言サークル「あったか会」(誰でも参加できます!)の富山の有望な若手教師、姫路の実力あるベテラン中堅教師、そして千葉の志のある中堅若手教師が協力してくれました。
これは世界一のクラス編、授業編を出した時からの構想でもあり、私の夢でもありました。やはり格言は広い視点からお互いに共有することでまた進化すると思うからです。
これはどの教科でも同じですが、とくに算数では導入のアプローチそして展開の仕方に格言は効果的と思います。しっかりとした着地点(目標)を持って子どもと向き合うことで展開にも広がりとゆとりが持てるようになることでしょうか。
本書でも書きましたが、「自分格言は難しく書いてはいけない」、「簡潔に」、そして「常に目の前に子ども達を意識して書くこと」がポイントなのです。だから、読んだ後に自分流にアレンジして授業に臨むことができるようになるのです。
これは、私が書いた格言以外はすべてすばらしいです(笑)!
やはり全国のやる気のある教師の真剣さ、熱意は格言一つひとつに込められていると感じます。読者の方で「これは自分もやっている!」「これならできる!」と思ってもらえることも大事だと考えています。言い換えるなら、《教師に自信を与える本!》と言ってもいいかもしれませんね。多くの教育書はどうしても自信をなくしてしまうことがあるように感じるのですが…。やはり今の若手には《勇気とやる気》を持ってもらいたいと思って書いています。
これは、「なぜ、自分は算数を教えているのだろうか?」と言い換えてもいいかもしれません。本書の序文でも触れましたが、自分の場合は一言「みんなは《夢》のための算数を学んでいるんだよ!」と子ども達には算数授業の最初の時間に言い聞かせています。言い換えるなら「教師の教育観をしっかりと持つ」ということでしょうか。
自分格言集をつくり、お互いに共有していく活動にあなたも参加しませんか? 悩みの中から生まれた小石が格言(宝石)のもとです。まずは先生が元気と勇気を持って、子ども達の前に立つことが大切です。
私も今年で教職30周年となりました。これからも自分格言を増やしていきたいと思っています。お互い頑張りましょう!
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- 名無しさん
- 2014/7/24 19:46:20
算数は美しくて楽しい事を教えて欲しいです。