「上向きになったコップに水は注げます」子どものメンタルが良い状態だと、色んな物を吸収できます。またその子(個)の状態が良ければ自然と学級(集団)の状態もうまく行きます。音楽にはそんな力があります。
「先生が得意な教科を子どもは好きになる」という現象があります。反対もまた然り。今ではちょっとピアノも弾けるようになりましたが、元々は弾けなかった私なので、弾けない先生の苦手意識はよくわかります。だからこそ、読んで実践できる「やり方」と「在り方」を書いています。あとは実践あるのみ。
先生自身が自分の興味や好きなもの対象を拡げることですね。まずはテレビやラジオで聴いた音楽、ネット上にある音源などをチェックし、実際のライブやコンサート、イベントやワークショップなどに参加することをお薦めします。何か行動していると素敵な人や感動できる音楽などに出逢うことができます。あとは。先生自身が味わった感動や喜びを子どもにどう伝えるか? その先生の「思い」が形にしてくれます。
目の前の子どもが、ステージで演奏し終わったあとどんなに素敵な顔でステージに立っているかという想像ができるのは、他でもない子どものことを一番よく知る担任だと思います。どんな曲に出逢わせるか、その曲に子どもをどう向かい合わせるか、ステージ上で拍手喝采を受ける子どもの晴れ晴れとした姿をイメージして指導に関われること、それが強みだと思います。
私の若い頃はこの明治図書が発行する数々の書籍を片っ端から購入し、読んでは実践、読んでは挑戦を繰り返しました。他の先生の実践をまねすることで自分のスタイルができ、その後オリジナルの実践を生み出していった歴史があります。
つたない私の実践の紹介ですが、この本の執筆にあたり多くの素晴らしい先生方の実践も紹介しています。この本をぜひ手に取っていただき実践されてください。その先の子どもの笑顔に出会えること祈念しています。
大切ですね後、カントリーロト
のせて港特別支援学校高等部校歌
山口
部学校高等部柴村港テーマソング
今、ダンスしますよ