教育界の再チャレンジ―秋季入試制度
秋季入試を導入する公立高校が増えているらしい。
公立高校秋入試・入学制が増加という記事によると、秋入試の実施によって、さまざまな事情で高校に進学しなかった生徒が、翌春まで待たずに入学できるようになるそうだ。
秋季入試以外にも、通信制の学校なども含めれば、近頃さまざまな就学スタイルが増えてきている。
これはすなわち、不登校や中退者が増加したため、通常の進学スタイル以外の需要が増えている、ということになるが、いずれにせよ、再チャレンジできる機会が増えるのはいい。
再チャレンジといえば、近頃政府も「再チャレンジ支援策」と銘打って、フリーター・ニートの就労対策、子育てを終えたものの仕事復帰、事業失敗からの再起、というような色々なケースに対応した就労機会を保障する制度づくりに力を入れている。
「誰にでもチャンスを!」という動きが社会全体に広がってきている。そのチャンスをうまく生かすかどうかは、結局のところ本人次第だが。
この記事は、『きょういくじん会議』の記事を移転して掲載しているため、文中に『きょういくじん会議』への掲載を前提とした表現が含まれている場合があります。あらかじめご了承ください。

コメントの一覧
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- 名無しさん
- 2007/5/19 12:31:38
日本は失敗する人間はダメなやつ、という考えがまだ根強い。社会の仕組みが整うのと同時に、失敗=経験という価値観の醸成が必要でしょう。簡単じゃないけどね。 -
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- 名無しさん
- 2007/5/20 15:48:53
卒業も秋なんですね。進学も就職もどのみち春だからあまり秋に入学する意味ないはないような。
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