98/Meは危険!? 松戸市中古PC1000台を再利用
現在、学校における情報セキュリティの管理が厳しく問われていますが、ウィルスを防げない可能性のあるPCがあることをご存知でしょうか。
それはWindows98、およびMeで動いているPCです。昨年の6月にマイクロソフト社はWindows98とMeのサポートを終了しています。新たに脆弱性が発見されてもマイクロソフトは修正プログラムを配布せず、ウィルス対策ソフトでもサポート切れのOSに対する更新を行いません。そのため、98とMeの入ったPCがウィルス攻撃を受ける可能性があると危険性を指摘されているのです。しかし、全国の小中高等学校にあるPCのうち約40万台は、依然として98とMeで動いているといわれています。
ただ、先日の記事にもあるように、教育現場のIT環境の整備にはお金がかかるもの。簡単には環境を変更できない場合もあるでしょう。
そのような中、6日の@ITの記事に、アルファシステムズが松戸市教育委員会の所有する中古PC(Win98を使用)を再利用可能にしたとの報道がありました。
アルファシステムズの発表資料によれば、ウィルス対策のためOSにリナックスベースのものを採用。一台5000円から1万円の予算で、約1000台の中古PCが再活用化されたそうです。リファインされたPCは調べ学習や算数ソフトの再生に使用されます。
新たな技術やソフトの導入だけでなく、このように古いものを生かすことも立派なIT環境の整備。あなたの職場で98/Meの代わりを探すとき、松戸市のケースが参考になるかもしれません。
この記事は、『きょういくじん会議』の記事を移転して掲載しているため、文中に『きょういくじん会議』への掲載を前提とした表現が含まれている場合があります。あらかじめご了承ください。
使用するデータは、Windows 互換のOffice ファイルなどを
OpenOffice やSamba (Windows互換ファイルサーバ)で利用するのだと思います。
外部とのやりとりがある以上、
ファイルへのウイルス感染がゼロではない考えられますが、
Linux サーバでのウイルス対策はどのようにしているのでしょうか?
松戸市のケースで、教えてください。
書いてあるから、サーバを集中的に対策して済ませるのでは。
サーバのスペックが紹介されてないから具体的な対策方法は
松戸市に問い合わせるべきかと。
シンクライアント(ハードディスクを持たない)で、
サーバでファイルを管理するのであれば、
サーバでウイルス対策をすることになりますね。
「ウィルス対策のため」Linux をというこの記事だけでは
誤解を招くかもしれませんね。
@ITの記事やアルファシステムズの発表資料を見る限りは、
「ウィルス対策」という表現はしてないですね。
結果としてウィルス対策になるとしてもちょっと乱暴かも。
98年当時なら1台30万はしたはず…×1000台…
予算が厳しいから、10年買い替えずに使ってたんだろうか?
146MHzじゃ10年前の環境以上の使い道はありえんな。
セキュリティソフトなんぞ入れたら使い物にならんだろうし。
…しかし半端なクロックだな。
150なら分かるが146なんてあったっけか?
http://www.hitachi.co.jp/Prod/comp/OSD/pc/flora/prod/oldmodel/note/spec250nu02_970401.html
誰がどうやって導入を決めたやら。
今や30万もあればCPUで25倍×4個、メモリ64倍、HDD500倍
のマシンが買えるわけで、10年先を見越して投資する難しさを
感じます…。
一律何年後に新しいPCなりOSに移行するのは結構な負担になるかと。
Officeしか使わなければそういう負担はないでしょうね。
古いPCはいつ廃棄していいものやら、判断基準もはっきりしないです。
機械的に故障すれば説明もつきますが、だましだまし使える状態だと、
色々増設して延命しながら、セキュリティ対策とかで動きが重いのを
我慢しながら、それでも最新ソフトを無理無理使わなければならな
かったりして、作業効率に疑問点灯…。トラブル時の対応も、重くて
余計に時間を取られてストレスたまるしで、負の資産もいいところ。
リースで数年に一度強制リフレッシュする方が、バラバラに来る
再インストールとかに付き合わされるよりぜんぜんいいですよ。
たぶん…
カワイソス・・・
賛成ですぅ〜。
ほんとは会社や学校単位じゃなくってもっと世の中一斉に。
> 古いものを生かすことも立派なIT環境の整備。
確かに。
技術詳細は、下記を。
http://www.freeml.com/knoppix/6924/latest
http://forum.world.st/Squeak-ja-3317-td121417.html
「何故、ネットワークブート?」と疑問が。
サーバにメモリ増設する必要があるし(お金?)、
ネットワークブートなので、そのOSイメージのカスタマイズも
後であるかもしれないし、
ハイバネーションに対応していないかもしれないし、
それぞれのユーザのデータ保存はどこに?、…。
「一斉に何十台もクライアントが起動したら、通信量や
サーバの負荷が増えるかもしれない」は、OSイメージを
コンパクトにされていることで解決可能としても、
そのコンパクト化で、手間とお金が…。
そのまま、クライアントのHDDに、軽いLinuxを
入れる方法も有りでは?
HDDインストールは、多くの人が出来るでしょうし。
ちなみに、Linuxの正式サポート期間は、Windowsのサポート期間より、
まだ短いはずです。
HDDやRAMは、オークションなどに中古品も出回っています。
> ウィルスを防げない可能性のあるPCがあることをご存知でしょうか。
Linuxでのフリーのウィルス対策ソフトがあることは
ご存知のはず。
> 昨年の6月にマイクロソフト社はWindows98とMeのサポートを
> 終了しています。新たに脆弱性が発見されてもマイクロソフトは
> 修正プログラムを配布せず、ウィルス対策ソフトでも
> サポート切れのOSに対する更新を行いません。そのため、
> 98とMeの入ったPCがウィルス攻撃を受ける可能性があると
> 危険性を指摘されているのです。
そりゃ、MSは、営利目的の会社です。
MSの肩を持つつもりはありませんが、
他の会社でも、部品保持な10年位保証でしょう。
http://kaigi.edublog.jp/notice.asp
> 「きょういくじん会議」は、明治図書出版株式会社
> (以下当社)が提供するサービスです。
貴社だって、10年前に出された本は、絶版か新版有りでしょ?
http://kaigi.edublog.jp/notice.asp
> 公序良俗
「10年過ぎてもメーカーはサポートするのが公序良俗」とまで
言いませんが、10年って、一般通念でしょう。