昨今、「学校評価」という言葉がだんだんと当たり前になってきた。そんな中、「学校評価」ならぬ「授業評価」が行われる地域があるという。大学などでは既に学生が教授の授業を評価することが一般的に行われているが、小中学校の先生も目の前にいる子どもに評価される時代が訪れそうだ。
25日の読売新聞の記事によると、石川県の七尾市では、市内の全小中学校で子どもが教師の授業を評価するアンケート調査が実施されるという。子どもは「授業はわかりやすいか」などの質問に無記名で回答。その結果は集計され、市教委に提出されるのだそうだ。
この授業評価は、無記名で行われることもあり、子どもたちの正直な意見が出てきそうだ。しかし、先生に対する好き嫌いの感情や周りの子どもの意見に左右されずに、子どもたちが授業の内容ややり方を評価できるのだろうか…という疑問もある。子どもに好かれる、授業力がある先生を増やすための授業評価にするために、実施方法や内容が今後より一層検討されそうだ。
では、参考までに、すでに各地で実施されている学校評価とはどういうものなのだろうか。
一言で学校評価といってもいろいろある。学校職員が自らを評価する自己評価。これは、児童生徒、保護者、地域住民へのアンケート結果なども活用するもので、実施率は90%を超えている。一方、外部評価は、外部評議員、PTA役員などからなる外部評価委員会が評価するものをいう。また、学校とは直接関わりをもたない専門家が学校を評価する第三者評価もある。学校評価については、文部科学省のパンフレット『学校評価―文部科学省「学校評価ガイドライン」より―』に詳しい。
学校評価にしろ、授業評価にしろ、評価することがゴールでないことは間違いない。評価を活かしてよりよい学校や授業にしていくことが重要になるだろう。
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ただ、それが教師に対する評価に直結するとよくないのではないでしょうか。保護者や社会が教師を「監視」しているようなご時世。生徒までが教師を「監視」しては教育は成り立たないと思います。
あくまで参考意見としては良いと思うけど、評価に繋げるのはどうなんでしょうかね。
「子の言うことは九聞くな」といいますが、なんでもかんでも子供の意見を尊重するのは悪い傾向だと思います。
子どもにも習熟度別のクラス編成を認めてくんないかな。
習熟度別の方が質の高い授業ができることは間違いない。
これは塾のほとんどが習熟度別クラス編成している
ことから議論の余地はないでしょ。
人権派のみなさんが許してくれません。