ミートホープ、データ改ざんした食品を学校給食用に出荷
一連の食肉偽装問題が報じられているミートホープ社(北海道苫小牧市)だが、12日の朝日新聞の記事によると、同社は食中毒を起こす細菌が検出された食品を小中学校の給食向けに出荷していたとのことだ。
今回問題となったのは、北海道恵庭市の学校給食センターに納入していたハムやソーセージなどの加熱加工肉製品。サルモネラ菌などが検出されることがあってもそのまま出荷していたという。納入の際にセンターに提出するデータは「必ずどこかの数値を改ざんしたり、検査しないまま適当な数字をでっちあげていた」というから悪質だ。
日本スポーツ振興センターが3月に発表した児童生徒の食生活等実態調査報告(平成17年度)によると、保護者が学校給食に望むことは、「安全な食品を使用してほしい」が小学校63.8%、中学校63.1%で最も多かった。平成14年、平成7年の調査でも同様の結果となっている。
一方、学校給食で良いと思う点については、「栄養に配慮している」をあげた保護者が小中学校ともに90%以上いたのに対し、「安全である」をあげた保護者は小学校12.7%、中学校13.9%にとどまった。
今回の事件は幸いなことに食中毒は起こらなったとはいえ、保護者の学校給食に対する期待を裏切る形になってしまったといえよう。
- 平成17年度「児童生徒の食生活等実態調査結果」(独)日本スポーツ振興センター
http://www.naash.go.jp/kenko/kyusyoku/chosa/syoku_life_h17/chosa_h17.html - 学校給食における食中毒の発生状況 (独)日本スポーツ振興センター
http://www.naash.go.jp/kenko/eisei/hassei.html
この記事は、『きょういくじん会議』の記事を移転して掲載しているため、文中に『きょういくじん会議』への掲載を前提とした表現が含まれている場合があります。あらかじめご了承ください。
給食センター側も納入される食材について責任をもってほしいですね。
最近、給食の民営化が地元では盛んなので、不安になります。
どんなことでも、安ければいいってものではないんですね。
私は最近の中国産食品のニュースを見てると、
ミートホープが可愛く見えます・・・。
公営の給食センターのほうが危ないかも、なんて思ってしまいます。
>4
同感です。
ミートホープはまだ食べられそうなものを使ってのことですからね。
あんたは雨水を混ぜた肉とか食えるわけ?
どっちも好き好んで食べる人はいないので、程度の問題では。
ダンボール入り肉まんといえば、あれは中国のテレビ局の
やらせだったと報道されていますね。
でも今更そんなこと言われても、国際的な中国食品離れに当局が焦り、
やらせだったとするように指導しているようにしか思えません・・・。
オリンピックで中国に行く選手、観客は大丈夫なんでしょうか・・・?
たしかに中国ならそういうこともありそうです。
そう思わせるだけで充分怖い国ですね。
中国産、中国製にはなるべく近寄らないのが一番なのでしょうね。
ウナギが食べれんわ。
謝罪と賠償を請求するアル!
牛→丑
今回は朝日ですら擁護しきれなかったか・・・。