ふだんは空気が張り詰め、静謐な異空間―それが美術館・博物館。
ですが、夏休みのミュージアムはちょっと違います。子ども向けの「熱い」ワークショップ企画が目白押し! 子どもたちといっしょにいられる時間が長い夏休みこそ、親子でワークショップへ行ってみませんか。
タイプ別に各種ワークショップをご紹介します!
たくさんの中からやることを選びたい!
まず、有名なところでは東京・上野の国立科学博物館で開催されている「サイエンススクエア2007」。今年も多種多様なワークショップが多数企画されており、詳細はPDFデータでダウンロードできます。基本的な科学の実験からアニメ作りまで、きっと体験したいものがみつかるはず。
新しいものが好き!
できたてほやほや、今年1月にオープンした六本木の国立新美術館はどうでしょう。こちらでは「たてものたんけん」の参加者を募集中。小学3〜6年生の児童を対象に、ふだん一般公開されていない場所を案内。建築的デザインから免震構造まで、たっぷり建物の特徴を紹介してくださるそうです。(申し込みは7月17日まで!)
「美術館なんて、運動できなくてつまんな〜い…。」
そうおっしゃる体育会系? のお子さんには、世田谷パブリックシアターの演劇ワークショップはいかがでしょうか。「小学生のための遊ぶ演劇ワークショップ」や、「伊藤キムさんの中学生と高校生のためのダンスワークショップ《カラダで遊ぶぞ》」などなど、声を出して・からだを動かして参加するワークショップを定期的に開催しています。もちろん夏休みは開催数も大幅アップ!
科学や美術もいいけれど、やっぱり歴史ロマンだよね!
そういうロマンチストには、大阪歴史博物館はいかがでしょうか。定期的に「わくわく子ども体験教室」が開催されており、「綿くり・糸つむぎ体験」や「ペルシャのはんこでキーホルダー作り」、名物学芸員による「日本で一番受けたい歴史の授業」などを受けることができます。
そのほかのユニークなワークショップ
名古屋市美術館の夏休みこどもの美術館「プレイ!」もユニークです。「おどる」「鳴らす」「あそぶ」の三つの種類でからだを動かしながら美術館を体験できる企画です。(こちらは、残念ながら今年の申し込みは締め切られています。)
徳島県の大塚国際美術館では、「さぁはじめよう! みんなでつくるストーリー」と題して、「名画のタイトルだけを聞いて子どもが絵を描き、あとで実物と見比べて感想をまとめる」というワークショップが開催されました。くわしくはこちらの徳島新聞の記事をご覧ください。ただ漫然と眺めるよりも、インタラクティブな鑑賞になって、子どもたちの心に残るものも多そうです。
気になるワークショップはありましたか?
このほかにもまだまだ紹介しきれないほどのワークショップが日本全国で開催されています。夏休みこそ、学校や家庭を飛び出して、一味ちがった「学び」にふれるチャンスです!
- 子供も大人も!夏休みわくわくミュージアム体験―Let's Enjoy 東京
http://www.enjoytokyo.jp/TK/TK060701waku2.html
![](/common/img/banner/merumaga_w655h70.png)
今の子どもたちがうらやましいです。
観測キャンプに参加してました。
キャンプ自体楽しいし、そこでのレポートは
そのまま学校の自由研究として提出できて
一石二鳥だった良き思い出です。