参議院選挙も中盤戦。各地で論戦が繰り広げられており、選挙の行方が気になるところだ。そんな中、選挙関連の事件があったそうだ。
20日の神奈川新聞の記事によると、横浜市で私立大学生が選挙ポスターに落書きをしたとして逮捕されたという。
「落書きしただけで逮捕されるの?」と疑問に思う方もいるかもしれない。しかし、選挙ポスターへの落書きは、公職選挙法違反にあたる。だが、目立つ場所にたくさん並んだ選挙ポスターの顔、顔、顔。成人間近の大学生はともかく、小さいイタズラ好きの子どもなら、ちょっと落書きがしてみたくなってしまうなんてことも考えられそうだ。
そんな子どもたちに対して、最近、学校では法教育の取り組みが多く行われているようだ。模擬裁判を行ったり、弁護士が学校に出向いて授業を行ったりと内容はさまざま。その一部は、全国法教育ネットワークで見ることができる。しかし、取り組みは増えていても、具体的に「選挙ポスターに落書きしたら犯罪だ」といったことを教えることは少ないのではないだろうか。(もちろん、犯罪以前に、落書きは許されることではないが。)
またある小学校では、教師が法律を知らないために、危うく問題になりかけるといった事例もあるようだ。文化祭で、物の売り買いというイベントがあったとき、「リアリティを出すために、お金はカラーコピーした紙幣を使おう!」とある教師が提案して盛り上がった。だが、当然、紙幣をカラーコピーするのは犯罪。途中で他の教師が、犯罪になる旨を教えて取りやめになったという。
これからますます取り組みが増えるであろう法教育。まずは身近なことから、そして教師自身も法律についての知識を身につけることが重要になってくるかもしれない。
今の公民の虐げられ方は異常。
3年だと受験も控えてグダグダだから、1年生で教えるべきだよ。
日本もそれだけアメリカみたいな訴訟社会に
なってきたってことですかね。
これからは裁判が生活には無関係とはいえないでしょうし、法教育は重要視されるのでは?