今週から夏休み! 「どこか連れて行って」とせがむ子どもたちに困っているお父さん・お母さんも多いのではないでしょうか? 海や山へ出かけるのもいいですが、映画だって夏のレジャーの代表格。劇場ではキッズ向け映画が磐石の体制で子どもたちを待っています。一方で、教育を題材にした感動作も話題になっているようです。
ファミリー向け話題作が独占! 夏休み映画ランキング
先週末の映画興行成績ランキング(興行通信社調べ)を見てみると、絶妙なタイミングで最終巻が発売され話題になった「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」が堂々の首位を獲得。2位には、来場者にゲームのデータを配信するというアイデアが話題の「劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール ディアルガVSパルキアVSダークライ」、3位にタイアップでのテレビ露出が多い「西遊記」が続き、さらには8位「それいけ!アンパンマン シャボン玉のプルン/ホラーマンとホラコ」、9位「ピアノの森」とキッズ向け映画が大人気。「シュレック3」や「パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド」といったファミリー向け洋画も人気です。
今週末には「レミーのおいしいレストラン」に「河童のクゥと夏休み」、8月4日からは「トランスフォーマー」と、いずれも前評判の高いファミリー映画が続々公開予定です。子どもに誘われて見に行った映画が意外に面白かったということもあるのではないでしょうか?
想いを綴る心の教育を描く、「フリーダムライターズ」
一方で、実在した教師と生徒たちの交流を描いた感動作が話題になっています。21日に公開された「フリーダム・ライターズ」(オフィシャルサイト)は、熱意ある新人教師エリンが、貧困と差別で荒れ果てたロサンゼルスの高校で奮闘する物語です。絶望的な格差のなかで自暴自棄になっている生徒たちに、エリンは日記を与え自分の率直な思いを書くように諭します。最初は嫌がり抵抗する生徒たちですが、日記を書くことで自分と向き合うようになった彼らは、次第にお互いに関心を抱き心を開くように…。
「書くこと」、それを題材に「話し合うこと」で子どもたちに生きる目標を与える本作の教育実践は、日本の教育関係者にも一見の価値があるのではないでしょうか。アメリカほどではないものの日本でも格差という言葉が一般化してきて、少しずつ子どもたちの社会にも影響を与え始めている中、教育で格差を乗り越えるヒントを本作から得られるかもしれません。
暑い夏、元気になる話題作や、爽やかな感動作を見るために、子どもと一緒に涼しい映画館へ足を運んでみるのもよいのではないでしょうか。
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ドラえもんを見に行ったとき、子どもたちが主題歌を大合唱してビックリしました。あれはあれで楽しい雰囲気が良かったですが。
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アイデア自体は前からあったと思いますが、DSの無線機能のおかげで、簡単に並ばずに受信できるシステムが構築できたのが大きいようです。こんなところにも、DSの影響力の大きさを感じます。