梅雨明け目前で、いよいよ暑い夏の季節。この時期に悩まされることの1つが、蚊。なぜか自分ばかりねらわれる、と思っている方もいるのでは…。
やられないためには、まずは敵を知ることが第1。 というわけで、今日は「蚊」に関して少し調べてみた。
一口に「蚊」といっても、その種類は多く、世界には3200種(うち、日本には100種ほど)、その中でも、われわれ動物の血を吸う蚊は2500種もいる。但し、これらの蚊も年中血を吸っているわけではなく、産卵前の雌だけに限られる。
まず、蚊は、どうやって人間に近づいてくるのか。ずばり、体温、におい、二酸化炭素をかぎわけているのだ。汗のにおいや二酸化炭素の濃度の高いところ、また周りより温度の高いところに向うという習性がある。
すると、蚊に刺されやすい人とそうでない人がいるというのもうなずける。
体温の高い人―すなわち、子どもや赤ちゃんは刺されやすい。また、お酒を飲んだり、病気で発熱している場合も、体温が高くなるため刺されやすくなる。また、ビールを飲むと呼気に二酸化炭素が多くなるので、蚊が寄ってくる可能性がある。
もう1つの傾向として、蚊は暗いほうへ向う性質がある。そこで、白い服を着ているよりも黒い服を着ている人の方が刺されやすいようだ。
ちなみに、「O型の人は蚊に刺されやすい」といううわさをよく聞くが、これは本当だろうか。富山医科薬科大学(現富山大学)でこの研究が行われ、論文が公表されたことがあるようだが、結論としては、科学的根拠は乏しいらしい。
結局、蚊に刺されないためにできる対策としては、
- 汗はこまめに拭き
- アルコールは控えめに
- 明るい色の服で
というところだろうか。
夏本番。キャンプや林間学校などで、蚊と戦わなければならない方、少しは効果あるかも。
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- 1
- 名無しさん
- 2007/7/31 20:36:55
そういえば、予防接種が中断している日本脳炎のウイルスも蚊が媒介しているんでしたよね…。 -
- 2
- 名無しさん
- 2007/7/31 20:38:25
温暖化が進んで、日本でもマラリアとかが流行るってのは本当なんでしょうかね・・・。 -
- 3
- 名無しさん
- 2007/8/16 9:59:35
こわーーーーーーーーー