プーさんの誕生日に読み聞かせはいかが
今日、8月21日はあの有名な「クマのプーさん」の誕生日とされています。
ディズニーキャラクターでも有名なプーさんですが、原作はイギリスの作家A・A・ミルンが息子であるクリストファー・ロビン・ミルンのために、息子と息子が持っていたぬいぐるみたちをモデルに書いた物語です。
プーさんの誕生日は本が出版された日から10月14日とする説もあるそうです。しかしプーさんはクリストファーの誕生日にプレゼントされたものなので、クリストファーと同じ、今日が誕生日といえるのではないでしょうか。
ミルンはイギリスの作家で、推理小説などの作品も残していますが、児童文学である「クマのプーさん」が世界的な名作となっています。
挿絵はE・H・シェパートが描いています。ミルン家へ出かけ、クリストファーやプーさんたちぬいぐるみ、100エーカーの森などたくさんのスケッチを残しているそうです。
「クマのプーさん」の絵本は、ミルンの発表した2つのプーさんの本「クマのプーさん」「プー横丁にたった家」を分冊化して多く出版されています。
ミルンのように子どもをモデルに作品を書くことは難しくても、それを読んで聞かせることなら、各地で講習会も多く開かれており、できるのではないでしょうか。
以下は、絵本の読み聞かせについて解説しているホームページです。
- WEB絵本読み聞かせ劇場
- 直木賞作家でもある志茂田景樹は、ホームページで全国を回る読み聞かせの講演会情報を載せています。
- よみっこ
- 読み聞かせの仕方や意義、おすすめの本などを紹介しています。
- 読み聞かせサイト
- 教室での読み聞かせの仕方や、読書指導などについても書かれています。
読書の秋も近づいてきました。
ディズニーキャラクターとして子どもに馴染みのあるプーさんの逸話を、読み聞かせと読書のきっかけになるよう、子どもたちに紹介してみてはいかがでしょうか。
この記事は、『きょういくじん会議』の記事を移転して掲載しているため、文中に『きょういくじん会議』への掲載を前提とした表現が含まれている場合があります。あらかじめご了承ください。
クリストファーとは一歳違いらしいので、ご存命であれば87歳のクリストファーということになりますね…。