夏休みが明け、子どもたちが「おしりかじり虫」について話しているのを聞いたという方もいるのではないでしょうか。
「おじりかじり虫」とは、NHKみんなのうたで人気となった歌であり、その歌に出てくるキャラクターの名前です。7月末にCD発売、来週にはオリコンでトップ10入りするのではないかと言われています。その人気ぶりは多くのメディアで紹介され、最近では5日の毎日新聞の記事で取り上げられています。
みんなのうたは、1961年に「おお牧場はみどり」で放送が始まったNHKの長寿番組。最近では、若者に人気のある歌手を採用するケースが増えています。高見ノッポさんの「グラスホッパー物語」や宇多田ヒカルさんの「ぼくはくま」が話題になったのは記憶に新しいのではないでしょうか。今では、ルー大柴さんらが「MOTTAINAI〜もったいない〜」を歌い、子どもたちにエコの大切さを伝えています。音楽の教科書にポップスを取り入れたことと同様に、幼児・児童向けの番組も変化してきていると言えそうです。
これまでに放送された曲をみると、初期は「フニクリフニクラ」「大きな古時計」など既存の童謡や外国の民謡を中心に放送されていたようです。しかし、現在は新しく作ったオリジナル曲が多くなっています。昔から伝わる曲よりも、オリジナルの曲の方が子どもたちの興味を引くのでしょうか。
今回の「おしりかじり虫」もオリジナル曲の1つ。人気の理由は、一度聞いたら頭から離れないメロディーと歌詞、また、おしりをかじることで人を元気にするというキャラクターにあると言われています。魅了されているのは子どもだけでなく、大人も多いとか…。
人間関係が希薄になってきていると言われる現代社会で、人々はおせっかいなおしりかじり虫を求めているのかもしれませんね。
- 「おしりかじり虫」人気急上昇中(オリコン)
http://www.oricon.co.jp/news/confidence/47837/ - みんなのうた缶−NHKみんなのうた非公式サイト
http://www.interq.or.jp/orange/mitumi/utakan/index.htm - 元気!「おしりかじり虫」疲れた大人「かじってなんぼの商売だ〜」(毎日新聞)
http://www.sankei.co.jp/culture/enterme/070729/ent070729001.htm - 大人にも子供にも人気 おしりかじられ「チョーいい感じ」(J−CASTニュース)
http://www.j-cast.com/2007/08/17010414.html
大人もはまりますよ。1度聞くと頭から離れない歌詞です。
おしりとおしりでおしり合い…
メトロポリタンミュージアム(大貫妙子)
大人になってから作り手を知ってびっくり。
こないだまでYou Tube でおしりかじり虫を見れたのに、著作権のことで申し立てがあって削除されちゃったんですね・・・。
都会の忙しい人たちが行き交う中、どこか見たことのある交差点で倒れてしまう、かわいそうなおしりかじり虫の姿が印象的でした。
you tubeなどの動画サイトの実状を考えると、規制よりもそれを利用したマーケティングを広げる方法を考えるほうが建設的だと思いますね。その意味でニコニコ動画の「ニコニコ市場」という取り組みは興味深いです。
おしりかじり虫は妖精で、今18代目。
コロンブスの大航海時代に、先祖が、黄金の国ジパングのことを聞き、黄金のおしりを求め、やってきたらしい。
しかし、黄金のおしりをかじってみたら、苦かった・・・。
この歌は一体何を言いたいんだろう。不思議です。
そんな意味の深い歌だったんですね。子どものうたでもあなどってはいけないですね。
子どもたちはその意味をわかっているのでしょうか。
話しているのを聞くと、単なるノリだけな気がします。
大人の解釈は大人の解釈で勝手に楽しめばいい話で。
>9
宮崎監督の潔さを見習って欲しいです。
「たかが映画にメッセージをこめようなんて大それた事は考えていない。
ただ見て楽しんでくれれば良い。」と
おしりかじり虫もきっと「紅白」に出るんでしょうね。
7月27日にCD発売して、じわじわと上昇したようです。