9月に新聞、テレビやラジオでも取り上げられ、話題になった「パパ力(ぢから)検定」。皆さんはもうご存知ですか? 育児に関する50の設問を1時間のうちに解き、その点数に応じて認定証が贈られるという検定なのです。来年の3月に関東エリアと関西エリアで実施される予定で、すでに受付を開始しています。
この検定を実施するNPO法人ファザリングジャパンは、この検定について知識を競うものではなく、父親が育児にかかわるきっかけづくり、また家族との話題づくりになることを目的としていますが、どんな設問があるのでしょう。
検定受け付けページの練習問題からちょっと覗き見してみました。「パパ力」というよりは雑学に近い設問もあるようですが、家庭内、職場での話題づくりにはなりそうです。また、検定を受けることで「自分はこんなに育児に関心がある」という家族へのアピールにもなるかもしれません。そのためには検定での成績がよくないと問題ですよね。今月18日には公式問題集が発売されるとのことですので、こっそり勉強するのもよいかもしれません。
書籍といえば、すでに『父親力検定』という本も発売されていたり、『プレジデントファミリー』や『日経Kids+』など母親よりはどちらかといえば父親をターゲットにした教育・育児本、雑誌も多数発刊されています。
2日のきょういくじん会議の記事でも取り上げられましたが、「父親が仕事、母親が家庭」という意識は薄れてきて、育児にも協力する意識を父親がもつようになってきたといえるのでしょうか。そのことは大変よいことだと思いますが、あまりにも一生懸命になりすぎて、家庭内に「教育ママ」だけでなく「教育パパ」もいる状況は子どもがちょっと可愛そうですよね。
「パパ力検定」は父親だけでなく、夫婦や育児に携わる人の申込も歓迎しています。お父さん、お母さん、また予備軍の方々はこの検定、受けてみたいと思いますか?
- 育児のこと何問答えられますか(YOMIURI ONLINE)
http://job.yomiuri.co.jp/news/jo_ne_07091106.cfm - あなたの「パパヂカラ」は?NPOが来春パパ検(asahi.com)
http://www.asahi.com/life/update/0919/TKY200709190040.html
キャバ嬢から見た「パパ力」検定はあるかな?
うまい食事やプレゼントや指名回数など…
確かにそうですね。1回は洒落で受けたとしても、2回目まではどうかな…という気がします。家庭によってパパ力の判断基準も違うのではと思います。
そんな、しもじもの現場を知らない「偉いさん」の作った検定で相手を選んだらダメですよ。
正解率・・・54.5 %
でした