待望の子どもが誕生! さて、そこで考えなければならないのが、子どもの名前。子どもが一生付き合っていく名前をつけることは、親として初めての(?)重要な問題だろう。では、最近の子どもの名前事情はというと…。
読めない名前は素敵な名前?
11日の朝日新聞の記事によると、漢字を見ただけではすぐに読めないような個性的な名前を持つ子どもが最近はいるという。
例えば、「七音」。これは「どれみ」と読むそうだ。「一二三」、これは「わるつ」。「魅麗」、これは「みより」とのこと。確かに、漢字だけをみてすぐに読むことは難しい。
少し読み方が珍しかったり、難しかったりしたために、学校で先生に名前をきちんと読んでもらえなかったという経験をした人は多いはず。先の例の子どもたちも、きっと初めから読んではもらえないのではないだろうか。しかし、一度覚えてもらえば、そのあとに間違えられることは少ないという利点もありそうだ。
どんな名前でも受理してもらえる?
では、どんな名前でも受理してもらえるかというと、そうではない。名前に使える文字は、戸籍法施行規則で定められており、使えない文字もある。ただし、読み方のルールはなく、そのため、さまざまな名前が出てくるようだ。
また、名前の長さにも制限はない。太郎喜左衛門将時能(たろうきざえもんのしょうときより)というお名前の方も日本にいるそうだ。
ただし、使える文字でもすべて受理されるわけではない。名前が受理されなかったケースとして思い出されるのが、「悪魔ちゃん騒動」である。この騒動は、1993年に「悪魔」と命名した出生届が提出されたが、子の福祉を害する可能性があるとして、親権の濫用を理由に不受理となったものである。
ちなみに、名前に使える漢字の歴史は古く、もともとは常用漢字しか使えなかったが、それだけでは足りないという要望を受け、昭和26年に92字の人名用漢字が誕生した。その後、何度かに渡り追加され、現在では983字が人名用漢字とされている。
人気のある名前は?
人気のある名前の調査は、毎年いろいろなところで行われている。昨年人気のあった名前はというと、男の子は大翔(ひろと)、陸(りく)、女の子は陽菜(ひな)、さくら、などが多かったようだ。今年は、どんな名前が増えるのだろうか。早稲田大学で活躍中の斎藤佑樹投手の「佑樹」もランクアップが期待されているようだ。
周囲の方々に何を重視して子どもに名前をつけたか聞いてみると、「字画」「漢字の意味」「自分が子どもの名前を呼びやすいかどうか」などさまざま。共通しているのは、愛情がたっぷり込められているのだろうということ。
人気のある名前をつけるのもよし、斬新な珍しい読み方の名前をつけるのもよし、子どもへの初めてのプレゼントとなる名前をみなさんならどうつけますか?
http://dqname.jp/
関連のおすすめ情報2〜読みにくい名前はなぜ増えたか (歴史文化ライブラリー 236)
http://www.amazon.co.jp/dp/464205636X/
上にある「魅麗」という名前、習字の時に苦労しそう。。。
当て字って個人が勝手に作っていいもんなんでしょうか・・・。
名前に限らず、それぞれが「強敵」と書いて「ライバル」と読むとか
主張しだすとキリがないと思うんですが・・・。
戦前の男の子なら「八紘一宇」で紘や宏。女の子なら花の名前。
高度成長期なら有名な女優や俳優の名前。近年はスポーツ選手の名前。
等々。
相手の名前で時代をイメージしたり有名人をかぶせてしまうのは、もう歳かな?
加藤一二三さんも真っ青?
え・・・?
ワルツが3拍子だからですか?
子どももイチイチ読みと起源を聞かれて大変だろうに・・・。
でもまず忘れられないというメリットはあるかも!?
好みの差が出そう。
俳優の織田裕司がいいとか、女優の仲間由紀恵がいいとか出たら、
喧嘩かな?